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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 日本沈没(2006) 《ネタバレ》 勝手に要約すると、「日本沈没?~俺は、君のためにこそ死にに行く~in出口の無い海」だな。これは。[DVD(邦画)] 4点(2008-08-25 21:59:14) 2. 日本以外全部沈没 愛せないダメ作品。全体的なゲスさと、山椒のようにピリリと効いたブラックさに好感を持てるものの、出演陣の演技のかつてないほどのダメダメさがキツい。原作の面白さがソコハカと薫るだけに、勿体無い。ダメダメ演技で気だるい作中において、デーブと筒井康隆の好演が可笑しかった。[DVD(邦画)] 2点(2008-02-27 23:57:36) 3. 21グラム 日常的に起こりうる「どこにでもある悲劇」と、その悲劇によって何かを失う事を余儀なくされる群像を、淡々とではあるが誠実に、真摯に、そして余力なく見事に築き上げている。極力抑えた音楽の効能や、日常のバタ臭いが嫌味のない演出、タダモノではない時間軸の操作、特に出演陣の演技の素晴らしさが際立っていた。 どれも前作「アモーレス・ぺロス」で観せた力量ではあるが、それに比べてこちらは日常的悲劇の末に、やり場の無い悲しみや怒りに翻弄されてしまう「残されてしまった」者たちに対する、慈愛的な眼差しを感じる。名作。[DVD(字幕)] 9点(2007-11-14 01:22:23)(良:1票) 《改行有》 4. ニューオーリンズ・トライアル 重く、クドく、野暮ったくなりそうな法廷サスペンスを、テンポよく、説教くさくなく、気持ちよく最後まで楽しませてもらった。キャスティングの豪華さもテーマも達成感までもが嫌味なく、イイ。ちょっとスパイムービーめいているあたりが、ギリギリやり過ぎない程度のサービス感。こういう微妙な匙加減が、個人的には好みの味付け。[DVD(字幕)] 9点(2007-05-09 00:48:15) 5. 日本の黒い夏 冤罪 当時よりも確実に肥大しつつある「情報化社会」に生きる私には、何とも耳の痛い作品。まだまだ世の中(不肖、情報の受けてである私も含む)、結構デタラメなんで、怖いですね。続編ともいえる(いえるか?)「それでも僕はやってない」も、観たくなってきた。「冤罪」が我々を襲う確率は、当時より右肩上がりなんだなぁ。[DVD(邦画)] 8点(2007-04-11 00:07:23) 6. 25時(2002) 取り返しがつかない過去、如何様にもなる未来。この二つの分岐点に立つ今を生きるという事にどういう意味があり、どれだけの価値があるのか?この作品は善悪というカテゴリを超越した慈愛に満ちた視線で、それらを問いただす。説教臭くもなく、である。スパイク・リーの事は、ただのソウルブラザー野郎だと失礼にも食わず嫌いな評価をしていました。何たるうかつ。わしの負けよ!スパイク![DVD(字幕)] 8点(2005-12-04 20:31:58) 7. NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE 子供向けか~「キャシャーン」「キューティーハニー」「デビルマン」と、中途半端に対象年齢がはっきりしない作品群のせいで、それらを観る視点でガッツリ観ようとしている私が悪かった。間抜けだった。「ニン!→伊藤四郎」とか、キチンと一緒に見ている大人にも気を使っている感じが、何とも憎いです。「香取信吾のハットリくん、デカイくね?」と感じつつも。なんか子供騙しとムゲに切り捨てられない何かが、好印象。[DVD(字幕)] 6点(2005-10-17 22:56:21) 8. 28日後... だれ~もいないロンドンのシーンは、凄いよね。「オープン・ユア・アイズ」のだれ~もいないスペインも凄かったが、不気味加減では若干、「28」のほうが勝っていたような。作りも硬質なかんじで、いわゆるステロタイプなアリガチ登場人物が居ず、新鮮でした。しかし、トンネルシーンや野宿シーンなんかから鑑みるに、英国人は、バクチ好きだなぁ、と、思いました。サスガ競馬大国。[DVD(字幕)] 8点(2005-06-02 10:32:54)
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