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1. 20世紀少年
浦沢と長崎が脚本に加わっているだけあって、巷にあふれている軽いノリの邦画とは一線を画している。元々浦沢は映画の構図を意識した作画をしているので、絵コンテがすでに出来上がっているようなものなのだ。それだけに、実写になっていてもあまり違和感は感じなかった。ハリウッドに負けない娯楽大作にしようという意気込みは伝わった。そしてその方向性は決して間違っていない。ただ、フミヤはいらない。
こういった漫画の実写化映画は、何度も何度も原作を繰り返し読んで、粗を探すかのように観るものではない。そういった見方もまた一つの愉しみかも知れないが、漫画は漫画、映画は映画として観るべきである。表現方法がまるで違うのであるから。ただ、フミヤはいらない。
[映画館(邦画)] 7点(2008-09-09 20:52:44)《改行有》
2. 日本のいちばん長い日(1967)
玉音放送の録音シーンを描いたというのは実に興味深い。原盤がNHK放送博物館に所蔵されてるそうな。すでに劣化して再生できないそうですが、生で聴いてみたいですね。[ビデオ(邦画)] 7点(2008-03-23 22:23:03)
3. 21グラム
序盤1時間ほどのダイジェスト。これを我慢しないと面白さが解らない。
見方が解ってくると、中盤からの急展開にグイグイ引き込まれてしまう。
「ああ、これがあのシーンに繋がるのね」と。
しかしこれは果たして効果的なのかどうか。順を追って見せたらまるでつまらないものになってしまうのだろうか。
それは両方同時に見ないと解らない。永遠に不可能だが。[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-11-17 01:10:44)《改行有》
4. ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版
《ネタバレ》 壁一面のフィルムの検査証、
映写室からゆっくり広場に映し出される映像、
「俺の広場だ」のおじさん、
懺悔室での神父なりすまし、
兵士と王女のエピソード、
映写室でのファーストキス、からまわる映写機、
屋外上映会、
新年を迎え、盛り上がっている街の喧噪と対比するトトの落ち込んだ背中、
アルフレードの嘘、
書き置き…
圧巻はラブシーンを繋げたフィルム。
キラキラしたエピソードがびっしり詰まった宝石箱(彦麻呂)のような作品。
[ビデオ(字幕)] 9点(2006-06-17 01:35:49)《改行有》
5. ニードフル・シングス
スティーヴン・キング原作映画はすごくいいか駄作かのどっちかだな。この映画は後者でした。5点(2004-03-11 12:57:34)
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