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1. 21グラム
パーツやユニット毎に組み立てが終わっているのを、何度もはめ込む場所がずれ込んでいるような作り方・・・でしょうか。
付き合ってやった、と言う様な後味が残りました。
でもあの作り方じゃなければ何でも無いストーリーだったと思うので「あーもなるわなぁ」というのは分かりそうな気もします。
4点(2004-06-17 03:35:43)《改行有》
2. 二重スパイ
80年代の韓国は全斗煥政権全盛の時代で、言わば民主化の直前の時代ですね。
この時期まで韓国は密告社会であり、そこで身の潔白を通して生きることは、命がけだったと言って良いでしょう。
70年代中頃まではスパイ容疑は拷問死もあったんですねえ。
その時代を背景に脚本を書く事は、歴史の暗部、否、タブーにメスを入れるようなもの。
「シュリ」「JSA」に続き、大胆な作品として発表されました。が、それを超えてはいませんね。
上記の映画では「分断の歴史」がスッと入ってくる面がありましたが、この作品では時代背景など少しの予備知識が必要でしょうか。そしたらまた違う見方が出来るかも知れません。
しかし韓国映画はこの二十年、数々の制約を打破し、表現、技術共に、恐ろしいぐらいの速度で発展しました。
この類の実話がゴロゴロあると言う韓国で高い評価を得ただけに、隣国が歩んだ分断の後遺症が今も尚未解決だという題材は、観終わってまた深刻なものが残像として残る想いです。
7点(2004-06-05 15:34:16)《改行有》
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