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1. ニュースの天才
題材として面白みがないわけではないのですが、映画としては全く面白みを欠いてしまってますね。別にドキュメンタリーを作りたかったわけでもないんだろうに・・・。正直なところ、主人公くんにはまったく共感は出来ないし同情の余地はないんだけれど、日本のスポーツ紙レベルなら彼のやってることは日常茶飯事、一般紙と呼ばれてる大新聞だって記者さんたちがご自分の思い込みで記事をお書きになることはよくあること。スティーブンの場合、たまたま「権威ある」雑誌の編集部がまずかったんでしょうねぇ。(やりすぎちゃった、というのももちろんありますが)それにしてもヘイデン君、アナキンといい、このスティーブンといい、「こんな部下はいらない」リストのトップにきそうなキャラを演じるの上手ですね(笑)[ビデオ(字幕)] 4点(2005-08-05 00:02:04)
2. 21グラム
《ネタバレ》 面白くはないけれど良い映画だったと思います。最近あまり頭を使って映画を見ないので、時間軸をランダムに展開されて、それだけで疲れましたが、罪と罰、臓器移植等々、見ながらいろいろと考えさせられたので、きっと良い映画なのでしょう。それにしてもショーン・ペンがちっとも大学(?)教授に見えませんでした。教授なら人さまの家の前で車から煙草のポイ捨ては止めましょう。[ビデオ(字幕)] 6点(2005-04-17 23:08:37)
3. ニューオーリンズ・トライアル
《ネタバレ》 いろいろと考えさせられる佳作です。アメリカの裁判コーディネイター(本当に存在するんですよね)が新聞のインタビューに答えて、黒が白になっても良心の呵責を感じない、と語っていたことを思い出しました。ラストが大団円なので後味が悪くないのがいいです。(現実はそうは甘くはないのでしょうが)主要人物がはまり役すぎて、やや意外性に欠けるのですが、それでも裁判の行方は最後まで目が離せない、見ごたえのある競演でした。8点(2004-08-17 22:43:39)
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