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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 20世紀少年 原作未読ですので、新鮮に観れました。世界各国からも配給希望のオファーが殺到したとかで、駄菓子屋とか、タイムカプセルとか、日本人しか子供のころにやったことがないことを世界に発信しようという点は良かったと思う。何よりも子供のころ考えた空想を本当に実現している狂人が、身近にいるというサスペンスは、漫画が原作とはいえ、発想のすきまを突いていて面白かった。こういう映画も必要だと思う。「よげんの書」が出てくるのが遅くて、サンフランシスコやロンドンの件が出てきても驚きが弱かったので、6点ぐらいで。[DVD(邦画)] 6点(2009-02-15 23:29:04) 2. 28週後... なんという人騒がせな家族(笑)[DVD(吹替)] 7点(2008-08-05 21:57:23) 3. 25時(2002) 《ネタバレ》 犯した罪を償う=刑務所に入るというのを、違う視点から紛糾してくれた作品です。スパイク・リーの説教じみたドスの効いたメッセージをビリビリ感じてしまいました。明日死ぬという設定ではなく、収監(中途半端にやり直しができる)というのが良いです。麻薬の売人という、買った人間だけでなく、麻薬欲しさに波及する殺人・強盗など、ただ売っただけでは済まない犯罪を犯してきたモンティが、いざ収監前夜、友情を失いかけ、恋人も呪い、今日も明日もあさっても続く自由を堪能している快楽に溺れた連中へ怒号する。クソッタレの韓国人!黒人!ビンラディン!しかしモンティ自身が今まさにこれまで見下してきた連中の下になろうとしている。自業自得といえばそれまでですが、もし罪を犯してなかったらどんな人生を送ってこれたのか?しかし正しい進路を選んだ人生を送ったところで、それがナチュラルのいない人生であってもよかったのか?モンティのように、たった1日で残りの人生の審判を下すという突然かつ究極の選択を、(この映画を観ている)お前にできるのか?と、スパイク・リー監督がまるで僕自身を指差して詰問しているかのような映画の迫力と、エドワード・ノートンの骨太の演技に、脳天直撃、ガツン!とやられました。[DVD(吹替)] 7点(2005-08-16 23:58:09) 4. ニューヨークの恋人(2001) 最初、レオポルドのことを時代錯誤な(ま、タイムスリップしているわけだが。)男だと思っていましたが、現代の男性像にないものを次々と魅せ付けられました。近世の洗練された礼儀作法が、現代人を凌駕している映画でした。古風という言葉がレオポルドに当てはまるのかどうかは、この場合、場違いなことのように思いました。現代女性ケイトが、レオポルドの素性に気づかなくてもすでに惹かれていたのを見て思うに、通じ合えるものがあれば、世代の差なんて関係ないのですね。[DVD(吹替)] 7点(2005-06-27 23:14:40)
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