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1. 人間失格 太宰治と3人の女たち
作家とは別に、実はぶっ飛んだ面もあるという話は耳にしていた。
その破天荒ぶりを描いた作品としては非常に面白い。
蜷川監督の独特な鮮やかな色彩の演出なども、
映画の雰囲気やイメージをうまく作り出している。
どこまでがフィクションかは分からないけれど、
大筋が事実であると考えるとスゴイ人物だったんだなぁと。
小栗旬の演じるクズっぷりも、3人の女性の演技もすごかった。
とくに宮沢りえの心情にはすごく衝撃を受けた。
しかし、まあ決して褒められる内容ではないのと、
感動という面でも弱いので点数は控え目。
事実は小説より奇なり。[CS・衛星(邦画)] 7点(2020-08-19 18:23:18)《改行有》
2. 日日是好日
「茶道教室VTR」この一言に尽きる。
高尚すぎて私には良さがわかりませんでした。
良かったのは「映像」と「音」の芸術性だけ。
映画としてのストーリーはおそろしくスローテンポ。
話はぶつ切りで断片的、脈絡ない、抑揚ないし、メリハリもない。
ここまで話の密度が薄いのはさすがに厳しいものがある。[CS・衛星(邦画)] 3点(2020-05-10 21:33:24)《改行有》
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