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1. 人魚伝説
白都真理さん、悪女役も多かったけど清楚な美人女優なのに、こんなハードな役もこなしておられたんですね。ネタバレ状態で鑑賞したため後半の怒涛の展開にそれほど衝撃はなかったけど、ネタバレなしで鑑賞したらぶっ飛ぶだろうな。池田監督は、同年の湯殿山麓呪い村もそうだったが、導入から前半は普通なのに、どうして後半でぶっ壊そうとするんだろうか。一度、この監督の普通の展開の映画が見てみたいが。[CS・衛星(邦画)] 6点(2018-08-14 17:09:47)
2. 日本の黒幕
《ネタバレ》 私にとっての田村正和は連続ドラマで活躍するかっこいい二枚目俳優であり、松尾嘉代は2時間ドラマの旧女王である。ようはご両名ともテレビスターのイメージが強く、東映のやくざ映画(とはいえないかもしれないが)で見るのはかなり異色であった。そこが見所だったんだけど、正直それ以外は日本の首領シリーズの劣化コピーの印象は否めない。ストーリーが散漫でまとまりがない感じだし、結局落ちもなく若い衆がたくさん死んでハイ終わりでは消化不良である。[DVD(邦画)] 4点(2011-01-09 19:14:15)
3. 日本のいちばん長い日(1967)
毎年八月が来るたびに見よう見ようと思っていましたが今年ようやく視聴しました。まずいちばん最初に感じたのが、八月のあの局面になっても政府、軍の上層部がうだうだ小田原評定を続けていたことへの怒りです。そうこうしているうちに原爆を落とされ、それでもまだうだうだ閣議を続けて・・ようやくポツダム宣言受け入れが決まったと思ったら玉音放送の文章でまたうだうだと・・。その狭間の映像でうまそうに最後のぼた餅を食べて、なにか吹っ切れたような特攻隊員たちの顔とそれを無念の顔で見送る伊藤雄之助の顔。もっと迅速な決断あれば多くの人間が助かったのに。まったくやりきれない。さらに、この期に及んでクーデターを仕掛ける青年将校たちにいたってはなんともはや・・国民を大量死させてまで守りたい国体とは何なのか?戦争の狂気をとことん教えられたという点で一生忘れることのない映画でしょうね。それにしてもでてる役者さんはみんな迫真の演技。死神博士が怖すぎる・・。[DVD(邦画)] 9点(2007-09-02 21:11:24)(良:2票)
4. 人間の証明
むかーし、やたらと話題になったことをうっすらと覚えているのですが鑑賞してみたらこれはちょっとひどいんでないかいと思ってしまった。突っ込みどころが多すぎるんでいちいち言わないが、全般的に安っぽすぎる。演出も出演者もやる気あったんですかね?三船敏郎何のために使ったの?あからさますぎるなネームバリュー利用ですな(帝都物語の勝新なみ)。三船の名前にひかれてみる人もいるんだから、ほんとこういうのやめてほしい。ストーリーもようわからん。犯人も最初からわかっているみたいなもんでミステリーの体裁もなしてないし。[地上波(邦画)] 2点(2007-08-10 23:25:31)
5. 日本沈没(2006)
《ネタバレ》 見て損したと思うほどつまらなくはなかったが、普通の娯楽作品で旧作のような心に響くものが何もなかった。やはり日本が結局沈没しないというのはこの作品の根幹を変えてしまっていると思う。登場人物の苦悩をほとんど感じさせられることがなく、その点も旧作とえらい違いであるがそれは役者の力量さのせいなんだろうな。[DVD(邦画)] 4点(2007-07-28 06:23:30)
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