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プロフィール |
コメント数 |
53 |
性別 |
男性 |
年齢 |
40歳 |
自己紹介 |
国、年代、ジャンルを問わず、いろいろな映画を観ていくつもりです。 |
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1. 庭から昇ったロケット雲
《ネタバレ》 農夫が自力で宇宙に飛び立つという、夢いっぱいの物語ではあるのだけど、上映時間の大半は、主人公が当然予想されるであろう現実的な問題を処理していくのに割かれている。夢を追っていく上で、政府とか家族との衝突を乗り越えていくというのは、この手の映画では定石となっていることなのだろう。けれども、それで映画にリアリティが与えられているかといえば、決してそんなことはない。一観客としては、リアリティなどなくても、自作ロケットの素朴さとか、宇宙服と農場のミスマッチな感じが楽しめれば、それで満足だったんだけどなあ。それだとただのファンタジーになってしまうのか。[映画館(字幕)] 6点(2008-08-28 23:07:12)
2. 人間の約束
とにかく救いのない映画だった。誰が悪いというわけではない。そこにあるのは「人間の約束」と疲弊した家族の表情だけだ。この映画が作られて20年経った今でも状況はさほど変わっていないように思われる。それは、単に社会問題として片付けてしまえる問題ではなく、人間とは何かという根本的な問題にまで深く関わってくるからではないか。非情に強いメッセージ性を持った傑作である。[DVD(邦画)] 9点(2007-08-22 20:17:45)
3. にっぽん昆虫記
《ネタバレ》 冒頭のマイマイカブリがラストで山を登って行くとめの姿だとすれば、随分と身も蓋もない映画だなと見終わった後すぐに思った。志を持って生きようとしながらも、欲望に取り込まれ、最終的には生きていればそれでいいというような境地にまで堕ちて行くこと自体は肯定的に捉えていない。しかし、最後のとめの描写には確かにどこか突き抜けた感があり、力強さを感じてしまう。生きるということに対して得体の知れない感情を喚起させる、不思議な映画だった。[ビデオ(邦画)] 8点(2007-08-08 01:24:28)
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