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プロフィール
コメント数 211
性別 男性
年齢 34歳
自己紹介 日本は公開日が世界的に遅い傾向があるので、最近の大作系は海外で鑑賞しています。
福岡在住ですが、終業後に出国して海外(主に韓国)で映画を観て、翌日の朝イチで帰国して出社したりしています。ちょっとキツイけど。

Filmarksというアプリでも感想を投稿していますので、内容が被ることがあるかもしれません。ご了承ください。

これからも素晴らしい映画に沢山出会えたらいいなと思います。よろしくお願いします。

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1.  20世紀少年 -第2章- 最後の希望 《ネタバレ》 まず、この映画で(唯一)非常に良かったところは小泉役の女の子かな。原作のイメージそのまま、表情が豊かでコミカル、漫画から抜け出たようだ!以上。率直にいうとこの映画はクソだ。正直言って第一章については期待外れだったが、三部作構成の映画は一作目を世界観や人物の説明に時間を費やし、二作目からはどんどん見せ場とドラマを展開できるので、おもしろくなる可能性も十分あり得る。しかし本作は第一章と同様、何もおもしろくない苦痛ともいえる20世紀少年だった。監督が良くないとここまでツマランかと痛感した。「完コピ目指します。」とか言っていたが、本作を見る限り早くも断念したようで、つぎはぎだらけの展開が目立つ。それを補うためのオリジナリティも完全に方向性を失っており、こちらが恥ずかしくなってしまうような演出すらある。ともだちランドなどは,もはや完全にドラマTRICKのような状態だ。TRICKの新作を撮るなら監督には帰っていただきたい。やはり堤監督の演出や構成は明らかに力不足で訴えるものが何もない。「信念」とか「友情」を感じさせるエピソード(サダキヨと先生のくだりとか、脱獄の際の赤帽白帽のエピソードとか)は大幅に削り、画的に面白そうなところを過剰に演出している。原作を読んでる人なら、この作品がドラマ部分をカットして展開をなぞっただけの中身のない予告編映画だと気付くはずだ。「こんなのロックじゃねぇ。」とか言いながら、有名人を集めただけの完璧な商業目的の映画であり、監督は原作のメッセージを全く理解できていないようだ。本気でやらなきゃ人は動かせない、本気でやれば何かが決壊する。僕が観たい20世紀少年はこんな上辺だけの物語ではない。地球を救う男のドラマが観たいのだ。[映画館(邦画)] 1点(2009-03-05 22:35:20)(良:3票)

2.  20世紀少年 《ネタバレ》 初めに原作未読の方に伝えておきたいことがある。「20世紀少年」の実力はあんなモンじゃない!!原作の面白さのお陰である程度のクオリティを保っているのでこの点数をつけようと思うが(あくまで原作のお陰)。たしかに唐沢さんや悦司、貴子ちゃんの好演もあり、ある程度の満足感は得られる。が、もしメインキャストをそのままに、堤監督のような三流以下の演出家ではなくリドリー・スコットが監督し、脚本を原作者とポール・ハギスが書いて、音楽をハンス・ジマーが担当したら。要するにスゴイ奴らを集めて「20世紀少年」を作るとどうなるだろうか。それはもう第一章だけで涙ちょちょぎれの傑作になるだろう。こんなことを考えることは変かもしれない。だがあの複雑な構成の原作からストーリーを抽出しメッセージを込めて、映像で表現するには世界的な才能が必要ではないか。「20世紀少年」だけはそのぐらいの情熱を注いで映画化しなければ傑作にはならないだろう。海外の監督も視野に入れた結果、堤監督に決定したらしいが疑わしいものだ。もし僕がダメ監督の横綱・巨匠マイケル・ベイよりダメな監督を挙げろと言われれば迷わず堤幸彦、もしくは三池崇史を挙げるだろう。唐突かつ幼稚、連続ドラマのような安っぽさの漂う演出には辟易した。音楽もちゃちぃんだよね。(T-REXとかボブ・ディランはいいんだけど、それは彼らがすごいのであって。)唐突にお笑い芸人だして気を引いて「ミッチーがせっかく歌ってるから」ってともだちコンサートに結構な時間費やし、その結果ケンヂ、オッチョ、ユキジなどメインキャストの造形が浅すぎるなど愚の骨頂だ。入念なリサーチのもと、彼らの関係をしっかり掘り下げることができたなら、ケンヂが地球を救うことを決意しギターをかき鳴らすあのシーンはとても感慨深い一幕になっただろう。他にも印象に残り得る場面もあるのだが演出の稚拙さに隠れてしまっている。ファンとしては残念だ。[映画館(邦画)] 3点(2008-08-31 18:32:52)

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