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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ニューオーリンズ・トライアル 裁判員制度を題材にした裁判劇だが、リアルさより娯楽性の高い仕上がり。 ジーン・ハックマンの陪審コンサルタントという設定が目新しく、 彼のアクのある強烈な個性が目立ってます。ベテラン俳優のダスティン・ホフマン、 若手のジョン・キューザックと配役のバランスもいい。これはちょっと無理なのでは? という展開もあるにはあるんだけど、スリリングでテンポのいい流れ、オチもそれなりに、 ということで、娯楽映画の醍醐味を味わわせてくれるのではないかと。単純に面白い映画。[DVD(字幕)] 6点(2012-01-23 13:54:50)《改行有》 2. 虹の女神 Rainbow Song どうせ中身のない薄っぺらな恋愛ドラマだろうと思っていたら、 予想以上に出来が良かった。主演の若い二人の気持が画面からよく伝わってくる。 特にボーイッシュなヒロインは、男性の立場から見るとこのストーリーではハマリ役。 ただ肝心の主役の男の子が、真面目なのか不真面目なのか、明るいのか暗いのか、 人物像が今イチ見えてこない。本人も理解できなかったのか、役作りをしていない印象を受けた。 後半からは無駄なシーンや演出が多くなり、徐々にパワーダウン。 相田翔子の役回りも訳がわからない。多少監督の自己満足的な部分が見受けられるが、 ベタなシーンが少なく、青春ドラマとしては良作の部類だと思う。[地上波(邦画)] 5点(2011-07-30 01:40:22)《改行有》 3. ニューヨークの恋人(2001) ちょっと変わった設定のSFラブストーリー。 メグ・ライアンは相変わらずかわいいし、相手の男優も爽やかで好感がもてる。 アクがなくてテンポがいいので、鑑賞していて疲れないのがいい。 物語としてはSFの要素を取り入れたため、ラブストーリーの描写が薄くなってしまった。 設定が非現実、ラストのシメ方も非現実ではちょっとバランスが悪い。 もっとも映画自体が、星の王子様願望を象徴しているような作りだし、 細かいことにこだわらないほうが楽しめるんだろうけどね。そういった意味では女性向き。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-22 21:39:04)《改行有》 4. 28日後... 最近のゾンビ映画は、設定や人間側でのドラマ性に重点を置いたものが多い。 ゾンビ自体のキャラはもう変えられないのか、変える気がないのか、 本作もまるで自分がゲームをやっているような感覚。前半はまあまあだったのだが、 後半はいや~な人間ドラマの展開に・・・。ゾンビはもう刺身のツマという印象で、 ハラハラ感やスリル感はまったく覚えなかった。[DVD(字幕)] 3点(2011-10-14 15:07:59)《改行有》 5. 28週後... 「28日後」の続編。状況設定だけを引き継いで、前作との関連性はほとんどなし。 序盤のいい加減な設定に、思わず苦笑。政府も軍の中にも、頭のいい人はいないみたいです。 家族を焦点にしたお話の展開はいいんだけど、やっぱり無茶すぎて集中力が湧かず。 あとはゾンビが暴れまくり、救いようもないストーリーもただつまらなかったのひと言。 B級ホラーはやっぱり面白くないと。[DVD(字幕)] 2点(2011-10-23 14:01:16)《改行有》 6. 252 生存者あり すごい映画だな、これ。パニック描写と人間ドラマを核にした作りだが、 各登場人物たちの描き方が浅く、お話の展開もびっくりするほどのご都合主義で、 緊張感がまるで無し。中盤からはまるで青春ドラマを見ているようで、 なんでこんなことになっちゃうのか、不思議な気持ちで鑑賞していた。 ラストの、これでもかというほどのベタベタ演出は凄まじかった。 主人公はさしずめ熱血先生といったところか。陳腐なことこのうえない。 同じジャンルのディザスター映画なら、過去に名作がたくさんあるのに、 なぜそれらのシナリオを参考にしないのか、首を捻るばかり。 小さな女の子が可愛かったところだけが見所の作品だった。[地上波(邦画)] 1点(2011-08-07 07:16:38)《改行有》
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