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1. ニュー・シネマ・パラダイス
30年以上前劇場版をビデオを借りて号泣。
10年ほど前BSで完全版を観賞し、良い映画だと思ったが感動せず、「時の流れは非情だな」と自分の変化を嘆いた。
しかし昨日中1の娘とBDで再び劇場版を見て涙し、同じタイトルでも劇場版こそ名作であると確信。
(以下ネタバレに近い)
物語には至る所に伏線があり、回収する度に感情を大きく揺さぶられます。
幼少時の約束をはじめ、気を病んだ「俺の広場」とわめく男の存在、フィルムの出来事等々、数え出すとキリがないほど。
エレナとの顛末は描かれず、視聴者に心の傷と想像させ熟年のトトの暮らしぶり・母の言葉につながっていきます。
皆の喜ぶ顔を見るのが生きがいだったアルフレード。
人生の師が生涯にたった1本残した短編作品は、巨匠となり哀愁にみちたトトに笑顔と涙をもたらし、
美しい音楽と共に永遠に私の心にも刻まれました。[ブルーレイ(字幕)] 10点(2023-12-04 14:44:01)《改行有》
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