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1. ねことじいちゃん
《ネタバレ》 じいちゃんというより、老人たちの話にちょっとグッとくるものがあった。特に、昔ダンスホールに行けなかった元カップルが、数十年ぶりに企画されたダンスホールイベントで踊る展開が良い。また、猫と爺さんの関係がペットじゃなく家族でもなく実に友人的で好ましい。そういえば最近、ラジオでさだまさしが関白宣言のセルフパロディ的に歌うCMを聴いて驚いたのだが、猫を外に出してはいけないのだそうだ。この映画のように、猫が自由に行動する事を今の動物愛護関係者は、何と考えているのだろうか?いや、映画と関係ないことで申し訳ないが。[DVD(邦画)] 7点(2019-12-15 20:09:00)
2. ネバダ・スミス
《ネタバレ》 両親を殺された、白人・インディアンの混血児の復讐譚。
3人の犯人のうち、2人目を倒した後で、神父だか牧師だかに救われ、復讐を諌められる。3人目の悪事に相乗りするかに見せて、その現場で復讐を果たそうとするが、この男だけ息の根を止めるに至らす、大怪我を負わせただけで、去ってしまう。
キリスト教徒的には、あるいは、現代的なモラリスト的には、いい結末なんだろうけど、この人はインディアンの女の善意と希望を踏み越え、土着の農業女の命の犠牲の上に、そこに至っているのだから、初志貫徹して欲しい気がする。
最後に出てきた、主人公に銃と復讐の手ほどきをした商人が、最後の最後になにか絡むのかと思ったが、残念。ここで出てくると、彼の別れ際の言葉「仲間と言えども信用するな」が、重要な伏線として、効いてくるのかと期待してしまうじゃないか。[DVD(字幕)] 5点(2012-10-03 23:21:54)(良:1票) 《改行有》
3. ねこばん3D とび出すにゃんこ
《ネタバレ》 定年で仕事をやめた元電車運転手が、一人家で孫娘のお守りを任され、最後に忘れていた笑顔を思い出すという話。電車運転手故に、時計を離せなかった主人公が、一人ぼっちで泣く孫のために、腕時計を投げ捨てるのが、ちょっと上手い。
しかし、私もネコは好きだが、おじいちゃんを屋根に閉じ込める以外に、このネコたちの存在意義がちょっとわからない。やたら子猫ばかり、他人の家に来るのも不自然。もうちょっと、ストーリーの幹に絡んでいる、一匹のキャラの立ったネコだけでいいと思うのだが。
[DVD(邦画)] 5点(2011-09-29 15:52:49)《改行有》
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