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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ネバー・サレンダー 肉弾英雄<OV> 《ネタバレ》 今作は相棒、更にはヒロインらしいヒロイン登場で、充実したメンバー。 退役軍人に新しい住居を勧めるために訪れた廃ビルで、まさかの誘拐犯たちに遭遇。 ビルのオーナー?不動産仲介業者?が刺殺されたことで一気に高まる緊張感。つかみは完璧です。 鉄骨が貫通するなどの痛いシーンもあり。 その後応急処置をしたとはいえ、元気にアクションかましまくるのはやりすぎ。 ちなみに、前々作でも感じたのですが、どうもランボーに影響を受けていると言いますか、オマージュを感じるシーンがあります。 今作では貫通した傷の応急処置がまさにそのシーン。 ランボーでもあった、『銃弾の火薬を傷口にまぶして火をつける』って過激なやり方。 それにしても、シリーズが進むにつれて、内容がどんどん良くなっていくっていうのは珍しいかもしれません。 そしてそして、まさかまさかの主人公ジェイクの死。 いままでのシリーズを見てきただけに、この主人公が死んじゃうなんて、まったく予想もしなかった・・・。 全然そんな雰囲気がなかったから・・・。だっていつも通りのジェイクで、いつも通り元気そうだったから・・・。 ああ、まさか死んでしまうなんて・・・。 そして思っていた以上に自分がジェイクに感情移入しちゃってたことにも気づきます。 最後に、今までのシリーズの思い出エピソードをあんなに見せられてしまってはねぇ・・・。 とても悲しいけれど、ある意味シリーズ完結作品として、潔い終わり方だったのではないでしょうか。 でもあんなムカつく連中にやられないでほしかったなぁ・・・。 例えば、あの女の子を身を挺して守った結果の悲劇とか・・・。 散り方ってもんがあるよねぇ・・・。 ・・・ぶつぶつ・・・。[DVD(字幕)] 8点(2024-09-28 04:29:43) 2. ネバー・サレンダー 肉弾乱撃<OV> 《ネタバレ》 前半から中盤にかけては過去一良かったです。 巻き込まれタイプのお手本のようなサスペンスアクション。 夜の立体駐車場での攻防というのがなんかリアルで良い感じ。 追い詰められている感も、すごくよく出ています。 今回は、パートナーである女性救急隊員を救えないというのいうのが意外なところ。これは前作までのシリーズと比べても、いささかシビアで過激な展開。相手ギャングの怖さ、容赦のなさが伝わってきます。 ただ、女性隊員が殺されてから、もっと明快に爽快に反撃に転じてほしかったです。 このシリーズの醍醐味は、はじめのうち防戦一方だったジェイクが、反撃に転じることで得られるカタルシスだと思うんです。 それなのに、なんか今回はジェイクがぱっとしない。前作と違い、準備にかける時間もなかったので、罠もない。 かと言って、射撃はいまいちだし、そのうえムダ撃ちばっかりするし。 接近戦も、モブキャラ相手に大苦戦するし。 パートナーが殺されてから、怒りに震えるジェイクが敵を圧倒するところがもっと見たかったものです。 なんか、今までで一番弱いぞ、ジェイク。[DVD(字幕)] 7点(2024-09-24 15:13:41) 3. ネバー・サレンダー 肉弾烈戦<OV> 《ネタバレ》 前作と同じ主人公なのが良いです。 本題に入るのが早いのも良い。 ストーリーが明快なのも良い。 大手軍事産業の秘密を握った内部告発者をひたすら守る。ただそれだけ。 警備会社に就職したジェイク。初仕事でいきなり仕事仲間全員死亡。オープニング15分でいきなり強襲されて壊滅的打撃を受ける思い切りの良さが良い。 そこから秘密の隠れ家でのバトル。裏切者の発覚。護衛対象の裏切り。警察署内でのバトル。 目まぐるしく戦う場所や置かれる状況がどんどん変化してゆく。このテンポの良さは大事。 主人公のジェイクや護衛対象の女性にはまるで弾が当たりませんが、署内の警官達が次々と犠牲になってゆくので、それなりの緊張感があります。 森に逃げ込んでからがややトーンダウン。 ですが、逃げの一手だった逃亡劇から、攻めに転じることで、ここから反撃のカタルシスを感じることができます。 特に、ランボーシリーズを彷彿とさせる罠がアツい。 ラスボスとのタイマンがしょぼいとか、ヒロインがかわいくないとか、残念なところもあるっちゃあります。 でも、こーゆーわかりやすいアクション映画は大好きです。[DVD(字幕)] 7点(2024-09-18 05:34:35)《改行有》 4. ネバー・サレンダー 肉弾無双<OV> 《ネタバレ》 前作よりかは良かったです。 戦場帰りの主人公が、仕事をしていない妹に説教し、バーでチンピラを制圧してみんなから疎まれる話。 前半は。 後半になると、義賊のようなテロリストが、妹とその彼氏を拉致。 で、兄の面目躍如という感じで、兄が孤軍奮闘頑張る話なのでありました。 とても王道。ヒネリはなし。どんでん返しもなし。安心して見ていられるサスペンスアクション。 前作よりアクションがきびきびしているように感じられて、それだけで結構満足。 主人公も硬派で良いカンジ。 それにテロリストたちも個性が感じられて悪くなかった。 特に反発心のあるやつと、組織のリーダーが良い味出していたと思います。 テロリストの背景を描いたのも、今作に限って言えば良かったのかもしれません。 テロリストのリーダーは暴走する資本主義の被害者。 序盤の銀行強盗で、お金を燃やしちゃうシーンはなかなかのインパクトがあります。 個人的には徹底的に悪い奴をぶちのめす映画が好きなんですけどね。 これはこれで良かったかなと。 まあ、B級映画なのでツッコミどころはわんさかありますが、そーゆーところに目をつぶって楽しむのが大事なんだと思います。[DVD(字幕)] 6点(2024-07-29 02:56:16)《改行有》 5. ネイビーシールズ(2012) 《ネタバレ》 ただ淡々と軍事作戦を描いた映画。9.11を凌ぐ同時多発テロを画策しているテロリストグループ。それを阻止するため、文字通り体を張り命をかけるネイビーシールズ。今日も世界は何事もなく平和だけれど、その平和は実は命をかけて守られているものなんですよ~っていうのが一番伝えたいメッセージのようです。 CIAの女性の救出任務までは手に汗握り見ていたのですが、そっから先はやや冗長に感じてしまいました。 救出した女性CIAから、大規模テロの情報が手に入り、今度はそのテロを阻止するために動くわけですが・・・。女性救出に比べるとなんだかいろいろわかりにくかったです。テロの脅威と、それを阻止する方法を、もう少し明確に描いてくれたらもっと緊張感をもって見られたのかもしれないのですが・・・。 女性を救出して脱出するところまでは8点。後半6点。あいだをとって7点といったところです。 あとやたら大尉の死亡フラグをたてるので、『もうやめたげて~』『それ以上死亡フラグたてないであげて~』って、ずっと思っていました。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2023-07-03 23:51:19)《改行有》 6. ネイバーズ(2014) 《ネタバレ》 赤ちゃんは問答無用でかわいい。でも出てくる人たちは変な人たちばかりなので誰を応援していいものやら。 騒ぎたい若者達。静かにしてほしい子育て夫婦。この両者のご近所バトル。シンプルな構図でわかりやすいプロット。でも多彩な演出で飽きさせない。お互いの嫌がらせや妨害工作があの手この手で行われ、飽きることはありません。 ドタバタコメディの基本を忠実におさえた手堅い良作。続編が作られるのもわかる気がします。 ただねえ、エアバッグのイタズラを赤ちゃんがいる家に仕掛けるのはドン引きです。それはやっちゃだめでしょう。命に関わります。あくまで『若者』VS『夫婦』の構図に限定しないと。そこは守らないと笑えなくなっちゃいますよ。 馬鹿な若者たちが、一生懸命働く社会人、子育て世帯に迷惑をかけるのは許せません。でもね、この夫婦がいまいち応援したくなるような人物に描かれていないのが問題。もっとくそ真面目な夫婦のほうが、過激な妨害工作とのギャップも生まれてより面白かったと思うんですけどね。例えばマックが凄く仕事も頑張るし子育ても手伝うような立派な社会人であれば、もっと感情移入できた気がします。 前半は若者たちが一枚上手でフラストレーションがたまります。それに対し夫婦も反撃を試みますが、その成果がちょっと弱い。若者達のクラブをあと1ストライクで退学という保護観察状態まで追い込みますが、それも結果論ですからね。ですからたまったフラストレーションを払拭するほどのカタルシスが得られないわけです。 まあでも一番はやはりエアバッグ。ちょっと人として許せなかったので、最後まで飽きはしませんでしたがはまることもありませんでした。[DVD(字幕)] 6点(2020-06-28 15:30:17)(良:1票) 《改行有》
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