みんなのシネマレビュー |
|
【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ノーバディーズ・フール B・ウィリスはなぜかロバート・ベントンの作品には脇役でも出たがる。『ビリー・バスゲイト』の時には、どうしてこの役を、と感じたものだが、今回はよかった。名作『クレイマー・クレイマー』には敵わないものの、ベントンが熟練した演出でポール・ニューマンの味を引き出していて、観ている間ずっと心地よくなれる。それにしても、ウィリスはまだ端役だった『評決』以来のニューマンとの競演。ウィリス好きとしては、ニューマン相手に対等に張り合うウィリスを観るだけでもジーンとしてしまう。よくここまできたね、ブルース!8点(2004-01-27 19:35:08)(良:1票) 2. NO WAY BACK/逃走遊戯 ブレイク前、日本人俳優とよく共演していたR・クロウ。V・モーテンセンもそうだが、Vシネマがハリウッド俳優を使うにはギャラが手頃だったんだろう。と考えると、限られた中でいい俳優を見つける眼をキャスティング・ディレクターは持っているとも言える。ただし、問題はそれ以前にあり、いくらいい俳優を見つけてきてもこの内容では・・・。まぁ、豊川悦司にとっては将来の大スターと共演できていい経験になっただろうから、甘めに3点。3点(2004-01-27 19:18:37) 3. ノース ちいさな旅人 子供のフリー・エージェント宣言。なかなか面白そうな題材をロブ・ライナー監督が手がけ、売れっこ子役イライジャ・ウッドにブルース・ウィリスが主演。しかも、『ミザリー』で怪演をみせたキャシー・ベイツも出ている。これで期待するなっていうほうが無理。しかし・・・悪いことは言わない。今あげた誰かの熱狂的なファンでない限り観ない方がいい。だって、ピンクのうさぎの着ぐるみきたウィリスなんて観たくないでしょ、普通。2点(2004-01-27 19:25:54) 4. ノイズ(1999) だらだらと緩急のないプロット、映像センスを過信し時々妙に力の入ったカメラアングルで空回りをする監督。そして、明らかに芝居を流しているJ・デップ。どこをとってもいいところがない本作。体当たり演技のC・セロンがかわいそうに思え、同情してしまった。セロン、必然性を感じなければ脱がなくていいんだよ・・・。1点(2004-01-27 19:11:54)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS