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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ノクターナル・アニマルズ 原作既読。 映画はスーザンの所へ元夫が執筆した小説「夜の獣たち」の原稿が送られてくる所から始まり、それを読み進めるスーザンの現在と作中作を交えながら展開して行く。 原作では、ちょっとずつ読み進めながらも、たまに現実へ戻り複雑な心境を覗かせていて、段々と心揺れ動いていく様子が克明に描写されていた。 しかし、映画ではその心中を表す事が少ない為、彼女の表情から読み取るしかなく、原作とはまた違ったスタンスで楽しむ事が出来た。原作を読んでいない人には少々解りにくいかもしれない。 元夫と作中作の主人公、両方をジェイク・ギレンホールに演じさせるというのは映画ならではの試みで面白い。 あと、オープニングの裸体が踊るシーンは凄いインパクトだが、原作とは何の関係もありません(笑)[映画館(字幕)] 7点(2017-11-14 12:18:41)《改行有》 2. ノック・ノック 《ネタバレ》 頭のおかしい美女2人に、家の中を荒らされた上に精神的に貶められるという怖すぎるホラー展開。本当に常識では計れない狂った奴らなので、「ミザリー」みたいにジワジワ追い詰められていく怖さがある。これならまだ、最初から金目的という方が被害者側にとっては分かりやすくてありがたい位だろう。とにかくキアヌが可哀相だった。最後までやられっ放しだし…。彼がジョン・ウィックだったらなぁ、処刑してスッキリ終われたのになぁ…などと考えていました。[インターネット(字幕)] 6点(2017-11-01 16:30:25) 3. 野のなななのか おそらく真面目に作られた映画なんだと思う。生と死を見つめる物語であるし、反戦とかの重たいメッセージも盛りこまれているし。 ただ、どうにもこうにも不思議な映画で・・・ぶっちゃけて言うと笑っちゃいました。だって皆早口なんだもん。なんで他の人が喋り終わるか終わらないかのタイミングで皆食い気味に被せてくるのか。しかも、3時間近い上映時間にもかかわらず、のっけからハイスピードでマシンガントークが繰り広げられるのである。かなり疲れました。逆に言うとかなり過密な内容であるとも言えるが、ちょっと説教臭かったり誰に対して語りかけているのかわからない構図や、突然ハーモニカを吹き出したり、常盤貴子が女学生役をやってしまったりと、ちょっとどこまでがネタなのか整理がつかない状態で、終わってみれば何を見せられたんだと疑問を呈さずにはいられない状態に陥ってしまっていた。とにかく、今酷く混乱している状態です。[DVD(邦画)] 4点(2017-06-25 21:18:00)(良:1票) 《改行有》 4. 脳男 てっきり脳男が爆弾魔で、江口洋介がそれと対決して行く物語かと思ったら違いました。ジャンルにSFとあるが、どこにSF要素が?サスペンスというのが1番当てはまるが、サスペンスにしては緊張感が足りない。爆破シーンしか見せ場が無いので飽きてくるし、殆どの時間が脳男の正体を分析するのに割かれているのでうんざりしてしまう。[DVD(邦画)] 1点(2013-11-06 13:28:03)
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