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プロフィール |
コメント数 |
307 |
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自己紹介 |
基本的に評価は甘め。 9点は映画としてほぼ文句の付けようの無い映画。 そして10点は多少アラが有ろうと個人的なツボに入り、人生に影響を与えた程の映画。 0点の映画は逆に怒りを通り越し尊敬の念さえ覚える映画。 |
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1. ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
オシャレな若者向け映画だろうと、あまり期待せずに観たら予想を大きく上回る素晴らしい映画だった。
何より所々挿入される小気味良い笑いが爽快だった。ロードムービーも数あれど、ここまで笑わせてくれる作品もなかなか無いのではないだろうか。
無駄なシーンが一切見当たらず、エンディングまで全くダレることなく一気に観れる。
テンポ良い展開と、センスの良い映像、音楽で、「死」をテーマにしながらも映画の雰囲気は暗く重くはないが、決して軽く薄っぺらいものではない。「いつ死ぬか分からない」緊張感は常にあるし、だからこそ主役2人の笑顔にはずっと切なさがつきまとう。
脇役達もとても良い味を出している。個人的に間抜けだけど何だかカッコイイ2人のギャングが特に良かった。
本作のエンディングはおそらく誰もが感動するシーン。ボブ・ディランの名カバーの相乗効果で、最高に美しいエンディングとなっている。あんなに美しい海を見せられたら、「空の上ではみんな海の美しさについて語っている」という話も、嘘じゃない気がしてくる。
30過ぎのオッサン2人の、死を前にした青春映画。
展開はベタだが、逆にそれが良かった。[DVD(字幕)] 8点(2010-08-26 17:18:42)《改行有》
2. 野良犬(1949)
《ネタバレ》 ジメジメとした都会の暑さ、汚さが画面から伝わってくる。
正義感に溢れた新米刑事とベテラン刑事に三船・志村が見事にハマっている。
特に志村喬はモーガン・フリーマンに見えて来ました(笑)。
犯人役は何気に七人の侍のあの優男、岡本勝四郎の役者さんだったんですね。
悲痛な叫び、素晴らしい演技でした。
後半にかけて熱を帯びていく展開も良いです。[DVD(字幕)] 7点(2010-02-06 18:13:10)《改行有》
3. ノーカントリー
エンディングには少し物足りなさを感じたが、逆に過剰な演出をしないことで、現実感が高まっていたように感じた。
シガーはおそらく、「死」の象徴なのだろう。
死は人種などに関係無く、人間以外の動物にも(シガーがカラスを撃ったように)、全ての生きるものに平等に訪れる。
シガー自身、「俺はコインの裏表のように生きてきた」と言っているように、彼自身も全てを受け入れ生きるうえで、無感情に、別に殺しを楽しむわけでもなく、殺戮を繰り返す。
家畜を殺す空気銃や、全身黒ずくめの服からも、逃れられない絶対的な「死」を感じ取れた。
ハビエル・バルデムの演技はハマりすぎ。
殺しの演出もリアル。BGMが少なく、静かで暗い世界観も良かった。
とにかくシガーに尽きる。この恐怖感は妙に中毒性があり、何度も観賞してしまった。
[DVD(字幕)] 9点(2009-04-20 00:40:11)《改行有》
4. ノスタルジア
この作品の神懸り的な美しさは、映画という枠さえも飛び越えてしまっているように思える。
言葉では言い尽くせない郷愁の想いを、
火、水などの自然物が我々に呼び起こす感情を詩的に映し、
極限まで抑えたBGM,まるで環境音楽のように流れる自然音で、
最高のかたちで表現している。
メッセージが全て理解出来なくとも、感じたものをそのまま受けとれば良いと思う。
人間の複雑な感情を表現するには、言葉じゃどうしても足りない。
この映画からは感情が溢れていた。
タルコフスキー映画の中では個人的に最高傑作だと思う。
[ビデオ(字幕)] 10点(2009-01-18 14:15:41)《改行有》
0 | 8 | 2.61% |
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1 | 10 | 3.26% |
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2 | 12 | 3.91% |
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3 | 22 | 7.17% |
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4 | 17 | 5.54% |
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5 | 26 | 8.47% |
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6 | 41 | 13.36% |
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7 | 44 | 14.33% |
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8 | 52 | 16.94% |
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9 | 52 | 16.94% |
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10 | 23 | 7.49% |
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