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プロフィール |
コメント数 |
223 |
性別 |
男性 |
ホームページ |
http://tsumujikaze2.blog.so-net.ne.jp/ |
自己紹介 |
ゴールディ・ホーンと70年代ロックをこよなく愛し、映画館内で飲食を勧めるシネコンの暴挙に憤りを感じる万年青年です。 旧作DVDも観ますが、原則、レビューは新作中心にしています。 作品の個人評価の拘りは、8点と9点の差は、広くて深い谷があること。
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1. のだめカンタービレ最終楽章 後編
《ネタバレ》 個人的に「のだめシリーズ」は、クラシックの名盤を聴き直す契機となった感謝すべき作品である。演奏者・指揮者による表現の違い、多彩さを、そして何よりも音楽の素晴らしさを再認識している今日この頃。
今回の最終作は、ラン・ランのピアノ演奏を中心に聴き所十分な構成。しかし肝心の内容は、残念ながら原作・アニメ版には遠く及ばず、というより、演出者側の意図が明確に違う。いわゆる実写版ファンの為に、過去の出演者を敢えて登場させてのドタバタ劇で千秋と恵の恋愛模様に花を添えるのも理解できるが、その分二人の感情変化に丁寧な演出が欠けている。ゆえに「ひとつの音符が人と人を繋ぐ」事の素晴しさや「音楽と向き合う覚悟をした恵のメッセージ」が、希薄になっている。伏線不足により、玉木&上野の名演技が空回り。
「純粋な、のだめファン」や「映画好き」には、消化不良の仕上がりと言わざるを得ない。[映画館(邦画)] 5点(2010-05-09 04:09:59)(良:1票) 《改行有》
2. のだめカンタービレ最終楽章 前編
やはり、上野樹里は凄い!!
原作・アニメ以上の、「のだめ」の感情表現の豊かさに、この一連のシリーズは支えられていると言っても過言でない。次代を担うと云われる宮崎あおい・蒼井優と並んで、もっと評価されて良い女優である。「のだめ」の彼女をいつまでも見ていたいと思いつつ、この役柄のイメージが彼女に必要以上に定着しない事を祈る![映画館(邦画)] 7点(2010-01-23 03:14:36)《改行有》
3. 脳内ニューヨーク
《ネタバレ》 この作品を論理的に理解する事は、凡人の私には不可能であった。なにしろ、奇才カウフマンの頭の中そのものを、映像化されたのだから。
臨終の直前、自分の一生が走馬灯のように脳裏に駆け巡るという。朝方に見る夢は、妙に現実味があるが、自分の潜在意識によって、僅かに歪曲されるという。
人間の生涯を振り返る~結ばれなかった恋人。人生の岐路の選択。かけがえのない家族・友人。充実した日々。されど果たせなかった夢~
理解不能な作品のはずなのに、胸の奥の酸っぱい果実が押し潰され、自然と目頭が熱くなる。カウフマンの極めて個人的な脳内エキスに刺激され、自己の半生を重ね合わせ、想い起こす。
人生は、映画の脚本のように都合良くは進まない。だからこそ、素晴しいのだと。[映画館(字幕)] 8点(2009-12-21 00:48:33)《改行有》
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