|
プロフィール |
コメント数 |
646 |
性別 |
女性 |
自己紹介 |
2006年のレビュー本数4本ってあんまりですわね。 2005年には「姑獲鳥の夏」まで見ていたクセに。 ってこういう使い方やっぱ邪道ですよね。来年こそは。 |
|
1. ノー・グッド・シングス
ボブ・ラフェルソンはちょっと目が悪くなったんじゃないですかね?元々その時代のスタンダードみたいな映像で普通に撮る人ではありましたが、いくらなんでも映像が安っぽすぎる。サミュエル・L・ジャクソンはハードボイルドの主人公にしてはみっともなさが欠けており、そのわりには着ている服が悪趣味で部屋の趣味は上品すぎ。ミラ・ジョボビッチの悪女ぶりも、もう一つ生々しさに欠けており不完全燃焼気味。役者は粒ぞろいで全員非常に良い味を出して頑張っているし、ストーリーもお膳立てとしては面白いし展開も悪くないはずなのに、映像のセンスと色柄ファッションでコケてしまった珍しい例だと思う。サミュエル・L・ジャクソンに紫のポロシャツ着せっぱなしだし、悪女は普通赤か黒を着るモノでしょう。写真が風で飛ばされるシーンなんか明らかにテグスで引っ張ってるのがミエミエだし、ビスタであんな安っぽい色合いのチープな絵づくりされたら誰だって観る気なくしてしまいますよね。それなりに見せ場はあるんですけど、映画としてはちょっと評価できるレベルじゃありませんでした。残念。5点(2004-01-01 11:51:14)
|