みんなのシネマレビュー |
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1. 望み 《ネタバレ》 息子は殺人事件の加害者か被害者か… どちらに転んでも地獄の二択で夫婦の思いに違いが生じる。原作は読んでいないが、このシチュエーションを描きたかったのだろうから第3の道は途中で捨ててどちらかを覚悟して鑑賞した。奇跡みたいな展開は興醒めに繋がる可能性が高く、観終えた今はこれで良かったと感じている。真相への興味から飽きずに観ることができたが、演出は全体的に過剰さが目につきやや不満だ。葬式のシーンとか狙いすぎてて嫌になる。もっと抑えてリアリティを持たせてほしい。邦画特有の問題って言う人もいるだろうけど、気にならない作品も全然あるんでこれは全部堤監督のせいにしておこう。ま、冗談だけどね。結局は好みの問題ってことで悪しからず。[CS・衛星(邦画)] 6点(2022-02-22 18:40:52)(笑:1票) 2. ノマドランド しんどいね生きていくのは。ドキュメンタリーのような…というかドキュメンタリーも含まれる映画といった感じで終盤のボブ(息子が自殺)の話も実話とのこと。ただしこれは悲しみや喪失感を抱えた人たちがあえて選んだ生き方だから、そこはとても尊重されているし、ことさら政治が悪いと主張することもなかった。もちろん厳しい現実もたくさん見せられたから憧れはしないけど、ノマドのことを知り、考える時間は悪いものじゃなかった。[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-11-03 16:07:30)(良:2票) 3. 信長協奏曲 《ネタバレ》 <原作未読>戦国時代にタイムスリップしてきた高校生が織田信長と入れ替わり、本物の信長は明智光秀を名乗り家臣に加わる。これだけで既に面白いが、さらに秀吉は最初から信長を滅ぼす目的で織田家に入り込んだという設定でラスボスとして君臨。アイデアの勝利だ。アニメとドラマを見たが、サブローの決断から導かれる結果が意図せず史実と重なっていく面白さが特徴なのだろう。しかし信長の最期、本能寺の変を描く映画版に限っては変化が必要だったと思う。サブロー&真・信長が共に葬られ、秀吉が天下人へと近づくわけだが、サブローの物語としてはそれ(史実通り)でいいの?と。単純に負けだもの。帰蝶はなんやかんやと励ましてくれるが、そのような達成感は無い…。「金はかけたが、イマイチ評価が芳しくない最終回2時間SP」といったところ。[CS・衛星(邦画)] 4点(2016-11-20 20:51:02) 4. ノッティングヒルの恋人 《ネタバレ》 ウィリアムが羨ましい。美人女優と恋に落ちたことより、このような素敵な友人を持っていることが…。一度はアナを振ったけど、やっぱり後悔しちゃうウィリアム。帰国するアナに想いを伝えなきゃ。と、ここからが良いんだよな~。みんなで行く必要なんて無いのに全員車に乗り込み、ぎゅうぎゅう詰めで出発。でも、ちゃんと役に立ちます。渋滞や記者証を求めるホテルのフロントを突破できたのはみんなのおかげ。そして記者会見場でのクライマックスへ!という流れは文句なし。エルヴィス・コステロの「She」を聴きながらの大団円もいいね~ 綺麗にまとまってる。ロマンティック・コメディはこうでなきゃ。と思えるほどの佳作でした。[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-27 22:39:14)(良:1票) 5. ノルウェイの森 原作未読。不思議な映画だけど楽しめた。ストーリーも良かったと思うし、セリフが面白かったかな。ガンダム好きの中にはストーリー云々より作中の言葉が好きって人がいるけど、この映画に対して自分はそういう感じ。変な考え方をする人は面白いし、変わった物言いをする人も面白い。1970年前後の喋り方含め。この人たちが次にどんなことを言うのか興味があって退屈しなかったという変な感じ。そのほとんどは恋愛に関することで、性的なものも多いが、感じるのはエロスではなく痛みなんだよなぁ…。映像も外国で撮影したのかな?と思うほど美しく、日本を舞台に、日本の俳優を使って、日本の小説を映像化しても、監督が外国人なら普段見ている邦画と違う雰囲気になることがよく分かった。[CS・衛星(邦画)] 8点(2011-12-22 19:00:20) 6. ノウイング 《ネタバレ》 “あの人たち”が怖いんだよな~ そういうところホラーっぽくもあり、飽きさせない展開ではある。50年前の不気味な感じやベッド裏のEveryone Elseを見つけた時のゾクゾク感も良かった。オチはしょうもないけど、それまでは十分に楽しんだので7点献上。[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-10-19 21:20:32) 7. 野のユリ 《ネタバレ》 だんだんと教会が作られていくのは自分のことのように嬉しかった。-1点はもちろん院長の厚かましさにです。この人が改心してればな~・・・[CS・衛星(字幕)] 9点(2010-09-29 21:21:15) 8. 野良犬(1949) 長嶋、王ではなく、4番ファースト川上の時代に刑事ドラマの基本はもう完成していたわけだ…。当時の東京やそこに生きる人々の暮らしぶりが見て取れて少しお得な気分だし、菊千代や三十郎とは異なる若かったからこその三船の魅力も新発見できた。 [DVD(邦画)] 7点(2010-08-11 18:54:31)《改行有》 9. ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア 《ネタバレ》 ちょっと悪乗りしすぎかな? と思ったのと、最後の海がそれほど綺麗じゃなかったのが残念。[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-05-31 18:11:17) 10. ノイズ(1999) 設定自体おかしい4点(2004-03-01 17:08:37)
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