みんなのシネマレビュー |
|
【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 思い出のマーニー 《ネタバレ》 心因性の喘息持ちである思春期まっさかりの孤独少女が、ひと夏の不思議な体験でヒトカワ剥けるというベッタベタで平凡なジュブナイルなのだが、その王道さがジブリらしくていい。 始終やたらと転ぶヒロインではあったが、死なない程度に、大怪我の手前程度の転倒はとてもキュートでイイものだ。若いうちはどんどんコケてろと、オッサンたる私はシタリ顔で思ったりするのだ。(きみわるい)[DVD(邦画)] 7点(2015-04-15 02:58:19)《改行有》 2. 踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 《ネタバレ》 新たなる希望の予感などは微塵も感じられなく、むしろ 「踊る大走査線 the FINAL公開から、五年…ついにあのラブサンバディトゥナイな奴等が帰ってきた!」 みたいな映画が、五年後ぐらいに公開される予感しかしない。[DVD(邦画)] 2点(2013-07-25 19:18:17)《改行有》 3. おおかみこどもの雨と雪 《ネタバレ》 美術や動画の瑞々しさは、これぞアニメといった体で好感が持てるが、設定や人物描写が中途半端でオザナリ気味だった気がする。特に狼男パパの突然な死が、ちょっとイキナリ過ぎて困惑した。あの別離のシーンは、やり過ぎ。嫌な驚きでした。 しかし、花の無謀で稚拙な母親っぷりは、私、好きですよ。小児科と獣医のハザマでオタオタするシーンなんて、もらいオタオタしちゃいました。実の子供が狼男クオーターって、大変なんだなぁと、しみじみ感じた。 雨の人獣変化ダダや、雨雪二人の顔見知り、おっさん二人のしょーもない諍いなどの、くだらない繰り返しギャグも好きだ。 [映画館(邦画)] 5点(2012-09-19 03:53:59)《改行有》 4. 鬼神伝 動画はソコソコ高レベルなんですが、テーマ性、演出や脚本、キャストらのレベルが徹底的に低く、とことん野暮ったい。特に音楽の野暮さが突出していたように思える。 一秒たりともハラハラしないし、ドキドキもしない。何の驚きもない。いっそ萌え萌えでもしていれば、その手のお客を楽しませたんでしょうが、それもない。 ここまでチャームポイントのないアニメ作品も、珍しい。 蛇足ですが、あの投擲機「室伏」には、ちょっとウケた。[DVD(邦画)] 3点(2012-05-26 01:15:17)《改行有》 5. おのぼり物語 《ネタバレ》 映画の出来は、ハッキリ言って「微妙」の一言に尽きますが、カラスヤサトシ原作に対しての愛情は、伝わってきます。 「作者、あんな男前やなくてもエエんちゃうか?」とか「あんなシュっとした恋愛要素も、ないない」とか「父親役にチチ松村てシャレか?」とか、出てこなかった京阪電車や、ヘタレ微妙漫画家の大先輩・ひさうちみちおについても、言いたいことは山ほどあるが、ここは割愛。 原作ファンなんで、ちょっと贔屓目の6点です。[DVD(邦画)] 6点(2011-11-23 01:06:22)《改行有》 6. 踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! 「盛り上げよう、感動させよう」として苦労したものの、特にアイデアも無いまま出来上がってしまった、緊張感も遊び心もない脚本がつまらない。 冒頭のバスジャックシーンで、バスに踏み込んだ刑事が吊革につかまっちゃうよなテイタラクでは遺憾でしょうに。そんな現場汚染するような刑事の考証に対して、突っ込んだ言及するような作品じゃないのは、百も承知だが。 [DVD(邦画)] 3点(2011-09-06 01:19:44)《改行有》
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS