|
プロフィール |
コメント数 |
1021 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
世の中つらく後ろ向きなことも多いですが、楽しく夢や希望を与えてくれる映画が好きです。 単純な話でも、見終わってから素直でやさしい気持ちになれるような作品がいい。
逆に、多数の人間が出てきてストーリーがややこしい映画は苦手。 ホラー映画・むやみに銃で人を殺す映画・暗い気持ちになる映画も、おおむね低評価。
自分にとってこのサイトはとても有意義。きちんと映画を観ている人の割合が大きいので、批判的な声もちゃんと載っていて信頼がおける。 もし自分がいなくなっても、レビューは半永久的に残るのだから、レビューを見て少しでもインスパイアされた人がいるなら嬉しいです。 |
|
1. 思い出のマーニー
《ネタバレ》 前半のマーニーの描かれ方がステキなのだが、全体的に落ち着いたシーンが多い印象の佳作。
内向的人間で、感情を表に出さず自己肯定感が高くない主人公杏奈。この辺の描写は【しってるねこのち】さんがうまく表現しているので割愛。
魔女の宅急便みたいに少女の成長物語かな?と思いきや、秘められた家族愛が主題なのね。
結局現実のマーニーの少女時代は不幸だったわけだけど、それをあえて違う現実に替えたのね。
印象的なのは、温かく迎えてくれるおじさんとおばさんの存在。二人とも凡人ながら自己肯定感が高く、元気をくれる存在で好感が持てる。
「ふとっちょぶた」の母娘とかのエピソードは、なかなかにリアルで現代社会をうまく表現しているのかもしれない。[地上波(邦画)] 7点(2020-04-06 19:12:53)《改行有》
2. 億男
《ネタバレ》 下の【デミトリ】さんと同じく、内容に関して不自然なシーンが多すぎる。後半だらだら長いしね。
でも藤原竜也の教祖よろしくブッチきギル場面など見どころは抑えていて面白い。
お金というものに対してすこしは考えるきっかけにもなる。
個人的には黒木華のファンなので、可愛いシーンが出てくるためにプラス一点献上で4点。[地上波(邦画)] 4点(2019-10-26 18:50:11)《改行有》
3. おおかみこどもの雨と雪
《ネタバレ》 とても良かった。
話にリアリティがあるし、声優陣も素晴らしかった。
父親のおおかみが序盤で亡くなってしまう展開に驚かされたが、母親の花という女性が懸命に女手一つで子供を育てる姿を見られたことで身が引き締まる思いがした。
それとともに、自分の幼少期がいかに恵まれていたかを実感して涙が出た。
印象的なのは、雪が学校で草平に対して正体を現し、それを草平が受け止めるシーンでカーテンを効果的に使っていたこと。ひ弱で軟弱だった雨が、いつからか強靭な肉体と精神を持つまでに成長していったこと。それを見守る笑顔の花。
客観的に見ればかなり悲惨な状況の家族かもしれないが、私の心に沁みる作品だった。[地上波(邦画)] 8点(2015-10-14 07:26:08)(良:2票) 《改行有》
|