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1. オブリビオン(2013)
《ネタバレ》 ご都合主義的シナリオに評価がわかれる作品ですね。わたしは好き。52番の覚醒というお手軽な結末だっていいじゃない。ヴィクトリアが「シャドー・ダンサー」の人だったってのは、エンドロール見るまで気づきませんでした。メイクでずいぶん印象違う女優さんですね。さて、“Ramble on” 使ったのは「アルゴ」が “堤防が決壊するとき” をうまく組み込んでオスカー取ったから? ま、時期的にそんなことはないだろうけど。あちらは曲名とそのシーンのシチュエーションが見事に重なってるし、ちゃんとB面の4曲目だってわかるように針乗せてるから大絶賛ですが… こっちの場合、Atlanticのレーベルも映らないし、B-3なのに1曲目に針乗せてるからアウトだね。そうそう、“青い影” はステレオ・バージョン存在しないから、いきなり音のレンジが狭くなってもったいなかったと思う。[映画館(字幕)] 8点(2013-06-06 15:34:19)
2. 踊る大捜査線 歳末特別警戒スペシャル<TVM>
《ネタバレ》 あ、こんな作品が入ってたなんて… これはシリーズ最高傑作です。ほどよい緩みと緊張、張った伏線はすべてきちんと回収されます。恩田すみれの相手役にブレイク前の伊藤英明だし、なんといって「刺客」で満開になる吾郎ちゃんの萌芽が見えて素晴らしい。未見のかたは、とりあえず借りてみてください。絶対に損はしません。レギュラーシリーズは別にして、MOVIEの1作目が2番手評価かな。あ、スピンオフだけど「逃亡者 木島丈一郎」も捨てがたい。ほかのMOVIEやスペシャルは、過剰だったり、テンポ悪かったり、牽強付会だったりするもんね。個人的に「交渉人 真下正義」は好きだけど。[地上波(邦画)] 10点(2012-09-27 16:06:58)
3. おくりびと
《ネタバレ》 わたくし、母→父の順で葬式の(本来の意味での)MCをやりましたが、ここに描かれている納棺師(この師でよいのかちょっと疑問)という存在についてまったく知りません。母は三多摩、父は北部九州での葬祭でしたが、ともに遺体を清拭し衣服を整え死に化粧する役割のかたは来られました。しかし、ここで描かれている「納棺の儀」的な特別なものはありませんでしたし、脱脂綿を詰めたのは病院だったと記憶しています。葬祭は地方によってかなり段取りが異なるようです。田舎だと谷ひとつ隔てても作法が大きく異なることもあると仄聞しております。ということで、実体験と大きく違った点に注意が行きすぎあまり感情移入できませんでした。映画として少し評価します。まず、小劇場出身者がちょっとやりすぎ。余貴美子、おまえだ。笹野さんは数々の作品で名バイプレイヤーですが、編集のせいでしょうけど存在感ありすぎです。彼は風景に溶け込んでこその役者さんだと思いますから監督の力量の問題ですね。吉行和子はよかったね。本木くんはチェロの指捌き、ボウイングが見事でした。よく練習しましたね。それから、ここははっきり述べたいのですが、西日本が舞台だと絶対に成立不可能な内容です。こんな簡単に描くことは不可能。わからないかたは「差別」について調べてみてください。[映画館(邦画)] 6点(2008-09-26 19:02:19)(良:1票)
4. オーシャン・オブ・ファイヤー
《ネタバレ》 う~ん「アニーよ銃をとれ」観てる人(最近まで封印されてたから少ないでしょう)なら、背景がよくわかったでしょう。「カスター将軍」「ソルジャー・ブルー」も必須の基礎知識かな。個人的にその背景への思い入れがあるので2点加点。いろいろ絵空事な展開がありますが、納得はできました。スー族殲滅=インディアン討伐完了に関わったフランク・ホプキンズは西へ行き、オールグレン(ラストサムライ)は東へ行き、それぞれ自分のアイデンティティを取り戻すってことで。ところで、マスタングはスペイン人、英国人などが持ち込んだ馬が野生化したもので、もともと南北アメリカ大陸に馬は棲息していません。ということで、血統をたどるとアラブ種、バルブ種が入ってるはずですね。7点(2004-08-19 06:31:27)
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2 | 4 | 1.87% |
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3 | 7 | 3.27% |
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4 | 5 | 2.34% |
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5 | 15 | 7.01% |
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6 | 22 | 10.28% |
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7 | 43 | 20.09% |
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8 | 59 | 27.57% |
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9 | 45 | 21.03% |
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10 | 11 | 5.14% |
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