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プロフィール |
コメント数 |
623 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
風刺的作品や史実物が好きだが批判されがちな単純なエンターテイメント映画も正当に評価したい。常用でない言葉を並び立てるのではなく単に日常会話程度の感覚の文章でレビューを行いたい。 無名作品には基本的に特攻しないのでハズレを引くことが少なく平均点が高くなっています。
目安 10 大傑作のうち、社会的に意味がある、圧倒的なオリジナリティ、何度見ても楽しめる等の要素がある傑作 9 上には及ばないが大傑作。ほか万人には勧められないが個人的に大好きな作品もここ 8,7 単純に傑作、佳作。8は万人に勧められる傑作、7は個人的に好きな作品が多い。 6 面白いが傑作というほどでもない。面白いが万人ウケはしそうにない 5 そこそこは楽しめるが2度は見ない 4,3 まあ見れるが面白くはない 2,1 つまらない、見る価値なし 0 もはや伝説的な糞 |
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1. ALWAYS 三丁目の夕日‘64
これまでは多少強引でもステレオタイプ的な昭和感や風景を描いてきたが、今回はそれよりもストーリーに重点を置いた内容に。個人的には昭和の風景の再現こそこの作品のキモだと思っており、今回もてっきりオリンピック(特に東洋の魔女)に熱狂する東京の人々を中心に描いた映画だと思っていたので多少期待外れの感はあったが、さすがに前作、前々作からは5,6年の月日が流れているわけで、東京オリンピックに関連するエポックメイキングな出来事にカラーテレビの普及があるが、これこそテレビ時代の到来、記録映像時代の到来を表しており、当たり前のように道を横切る都電や上野駅に入線するC62や151系こだま号といった「今や見ることはできない」風景の再現も、この時代辺りからは比較的良い記録映像が残っており再現しても目新しさは薄れるわけで、作品としては今作はこれで正解だったのだろう。これまでの作品でのこの登場人物たちは昭和の風景のナビゲーターに過ぎず、そこで繰り広げられるドラマは他の人物の他のドラマでも良い感はあったが、今作を見て彼らで良かったと感じられた。昭和ナビゲート映画ALLWAYSはこれにより愛すべき登場人物の「成長」を追う三丁目の夕日という1つの物語として成立した。ここまで来たら蛇足的でもかまわないので70年万博完結編を見てみたい。[映画館(邦画)] 8点(2012-03-15 17:02:16)
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