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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. オデッセイ(2015) 《ネタバレ》 アポロ13、ゼロ・グラビティ、冒険野郎マクガイバー(1stシーズン)をミックスしたような作品。素直に面白いと感じた。リドリー・スコット監督というとエイリアンやブレードランナーに代表されるような、画面が暗く重い雰囲気の作品が多いなか、主人公のポジティブさも相まって軽快な印象を受ける。船長の趣味という位置付けの往年のディスコソングも軽快な印象づけに大いに寄与している。いいチョイスだ。また、NASA全面協力ということもあって、将来有人火星探査が始まるとすればこうなるだろうなという要素が多分にある(ただ、NASAは劇中のようなカッコイイ船外活動服はデザインできないだろうけど)。そこにはSF映画っぽい非現実的な未来感はなく、現実感すらある。 あと、邦題の「オデッセイ」ははたしてどうかなと思う。内容とマッチしているしダメではないのだが、原題のMartianをもっと尊重してほしかった気もする。Martianは火星人という意味でそのままだとB級映画臭しかしないが、原作小説の邦題である「火星の人」を採用するという手もあったと思う。[映画館(字幕)] 8点(2016-02-07 20:20:17)《改行有》 2. おおかみこどもの雨と雪 《ネタバレ》 重い映画に感じました。雨と雪の生い立ちを考えると決して幸福ではない結末を序盤から考えてしまい、どんなに楽しい場面でも切なく感じました。雨がいなくなった後、花は周りにどのように説明したのだろうか。(良い意味で)見直すには相当の時間とエネルギーが必要になると個人的には思う。[地上波(邦画)] 7点(2013-12-20 23:22:59) 3. 踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 素直に面白かったと思います。この評価は前作を劇場で観てしまったことに対する反動でもあるかもしれません。サスペンスチックな脚本も良かった。前作もこのくらいのレベルだったらなぁ。惜しむらくはふたつ。ひとつは動機。言いたいことはわかるが悪く言えば自分のためでないことにそこまで人生を棒に振れるものかどうか。二つ目は事件を解決する最後の手段。あの方法を取らせるのならそのプロセスをチラっとでもいいから入れておくべき。いきなりあの場面では、ズルいとしか思えない。 [映画館(邦画)] 7点(2012-09-16 22:52:30)《改行有》 4. 踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! 《ネタバレ》 数年に一度の「踊る大捜査線まつり」に遅れずに参加できてほっとした、という感じ。 参加できたことが重要になってしまっている。肝心の内容は・・・残念ですね。監督は派手な内容の映画にしたかったがプロデューサーに「踊る」のテイストはそうじゃない、って諫められ変更になったそうだ。派手な内容の「踊る」が見たかったです。[映画館(邦画)] 4点(2010-07-04 13:39:16)《改行有》
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