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プロフィール
コメント数 2162
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 実は自分のPC無いので仕事先でこっそりレビューしてます

評価:8点以上は特別な映画で
全て10点付けてもいいくらい
映画を観て損をしたと思ったことはないので
酷評しているものもそれなりに楽しんで観たものです


  *****

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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  オードリー・ヘップバーンの モンテカルロへ行こう 赤ちゃんを介した嘘がさらなる嘘を呼び、登場人物たちのそれぞれの事情と策略が入り乱れたドタバタぶりが楽しいミュージカルコメディ。オードリー・ヘップバーンはコメディ映画らしいオーバーアクトでちょっとバカっぽいわがまま女優を演じているが、なんとも初々しい。見所はドタバタとしたストーリーの面白さと赤ちゃんを追いかけに出てしまった楽団に変わってエアーギターならぬエアーサックスやらエアードラムやらエアーハーモニカなど多彩な楽器のうそ演奏をするマネージャーの軽やかな身のこなし。最後の最後で赤ちゃんの本当の親を探すコマーシャルというカタチで長々とミュージカルシーンが続くのだが、これがダメ。長すぎてせっかくのドタバタとした軽快なリズムを断ち切ってしまった。締め方も唐突。もうちょっと気の利いた締め方がなかったものか。まあでも、楽しい映画だと思う。[DVD(字幕)] 6点(2008-06-27 13:44:17)

2.  お遊さま 《ネタバレ》 ロケーションが素晴らしい。そしてその素晴らしいロケーションの中に人物が溶け込む。冒頭の新緑の中を歩く女たちといい、中盤の3人での旅行のこれまた新緑と小川を背景とした立ち姿といい、とにかく美しい。溝口×宮川が魅せる美。田中絹代はたしかに年齢的にもビジュアル的にもミスキャスト感を拭えませんが、この格調高い美への貢献は田中絹代にしか出せぬもののような気がする。そしてこの格調高さの中でその格調高さをけして濁さずに女二人と男一人のイビツな関係を描ききる。自らの意志を持ち得ない時代の中で明確に意志を見せる女を描いてきた溝口と谷崎文学の融合はそれが必然であったかのように違和感を感じさせない。キャラの設定上、存在感の薄い若き乙羽信子がまたいい感じで存在を希薄にしていて薄倖さを醸す。ちなみに新藤兼人の監督デビュー作『愛妻物語』で乙羽の最期のシーンが同じく乙羽で再現されております。[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-08-27 13:52:25)

3.  お茶漬の味 《ネタバレ》 夫婦の倦怠をコミカルに描いてはいるけども(小津作品独特の短い言葉の応酬が実に作風にマッチしている)、中身はかなりシビア。鈍感だと思われた夫は実は何もかも知っていてあえて何も言わない。心が広いと感じる方が多いだろうけど、諍いが面倒くさいだけ。無関心に近い。妻にとっては鈍感なほうがまだ救われる。もうどうにもならないところまでいったかと思ったら、あることをきっかけに仲直り。「夫婦はお茶漬の味」という夫にとっての理想が傍目には実現した瞬間。妻が「ごめんなさい」。夫が「わかればいいんだよ」。妻が一方的に歩み寄ったにすぎない。この時代、離婚による損害は女のほうが大きいのだ。かといってそれだけで仲直りをしたと言っているわけではない。離れて気づくことがあったのかもしれないし、仲良くしたほうが楽だと思ったのかもしれないし、とにかくこんなことの繰り返しが夫婦なのだ。とこの映画は言っている。見合いを否定し恋愛結婚まっしぐらの様相を見せる姪っ子もまた同じようなゴタゴタを見せてくれる、そんな未来像を予感させるシーンで締めているのも巧い。[DVD(邦画)] 7点(2007-06-20 14:25:05)(良:2票)

4.  オルフェ 詩人が集うカフェという現実感漂う世界に突如現れる異世界の女。女の屋敷での不可思議な出来事。この現実世界の中に非現実世界を見せる独特の世界観。子供の頃大好きだった「ウルトラセブン」の世界観にそっくりだと思った。黒いライダーを代表とする全く人格の無い死の世界の住人たちと感情を露にする人間たちの対照的な描き方が、後に人間に恋をする死の国の女を誰よりも人間らしく見せてゆく。映画を映画以外の視点から見る事が出来たからなのだろうか、まるで映画の魅力と限界を知り尽くしたかのように前衛手法が冴え渡る逸品。[ビデオ(字幕)] 7点(2007-05-01 14:57:57)

5.  おかあさん(1952) もうたまりません。子供たちがストーリーを無視して勝手なことばかりしてくれます。そうです、子供ってなんでもないことで口喧嘩するんです。突然意味の無いことをするんです。なにげに面白いことするんです。とりあえずなんでも言い返すんです。部屋の中を映せば絶対に目にする、しかしどうでもいいっちゃあ、どうでもいい光景が常に映し出される。演出で作り上げたものとは思えないほどの素の子供たちの笑顔が、お母さんはけして不幸ではないということを見せてくれます。下の娘を里子に出すとき、お母さんは泣かないし娘も淡々としている。抱き合って涙を誘ったっていいシーンである。しかしドラマチックにしなかったことで、この当時ではごく当たり前の光景なんだと非情な現実感を呼び起こす。それと同時にやっぱり泣けるのである。ドラマチックにしなくたって光を逆光にするだけで涙が出るんです。そして延々と映し出されていた子供たちのバカ丸出しの楽しいシーンがここで効いてくるんです。泣かされて、笑わされて、また泣かされて、また笑わされて、、映画館を出るときには泣きながら笑っていました。[映画館(字幕)] 10点(2005-10-06 13:34:05)(良:1票)

6.  お早よう そういえば、建て替え前のウチの家にも勝手口ってあったなぁ。ほんとに勝手に近所のおばちゃんが入ってきてたなぁ。こういう、その当時は当たり前だった光景をまったく知らない若い人たちが見たら、家の間口が余計にこんがらがっちゃうんじゃないだろうか。わかっててもこんがらがっちゃうんだから。 会話における大人と子供の対比がおもしろいです。好きなのに「いい天気ですね」に対して、弟ちゃんの「アイラブユー」は極端すぎて笑える。笑えるといえば、やはり「おなら」。「プー」「呼んだ?」「いいや」「そう」..「プー」「何、呼んだ?」..笑った。それにしても、小津のカラー作品って、日本のどこにでもある日常の風景なのに、独特の虚構性を持ってますね。この雰囲気はアキ・カウリスマキに継承されてるなと感じました。[DVD(字幕)] 7点(2005-06-24 13:15:26)(良:1票)

7.  黄金の馬車 舞台の幕が上がりこの映画は始まる。主人公は旅芸人一座の女優。ルノワールの映画に主役はいないと言われるが、この作品の場合はまぎれもなく主役がいる。アンナ・マニャーニの強烈な存在感がそう感じさせているのかもしれない。上流階級の世界に、その世界の枠にはまらない異国の女がひとり入ることで無様な醜態を見せる貴族たち。国民のためと称した欲のために築かれてきたルールの崩壊。まるで『ゲームの規則』を別の視点からとらえた映画だ。女の元を去り軍隊に入り帰ってきた男が、敵は悪い奴等じゃなかったと言う。むしろその思想に同調しそこで暮らすと言う。『ゲームの規則』の「人にはそれぞれ言い分がある」という救いの無いセリフの答えのひとつを提示しているように感じる。劇中劇という手法とマニャーニの最期の独白に「映画」と「役者」に対しオマージュをささげた作品とも感じた。全く存在意義のなかった欲の象徴の「黄金の馬車」が最期には価値を見出すというくだりといい、この映画は非情に多面的な側面を持っている。これもまた傑作。8点(2004-10-08 17:20:40)(良:1票)

8.  お熱いのがお好き ヒロインが軽薄な女にしか見えないがププッピドゥだから許す。と思ったらお金がなくても追いかけてったのでもっと許す。それにしてもあの終わり方は素晴らしい。スケベ親父のセリフで終わらせるなんて!しかも余韻一切なし!6点(2004-01-15 11:06:56)

9.  大人は判ってくれない 大人は判ってくれない..あるある。こういうことの繰り返しで良くも悪くも子供は成長していくんですよね。判ってくれないことばかりじゃなくて家族との楽しいひとときもちゃんと描いているのがリアルでいい。この映画の場合は身勝手な大人と、さらに貧乏が輪をかけていって一見悲しい方にいっちゃいますけど、決して悲劇にはしていない。最後の少年の表情は大人の顔に見えました。 8点(2003-12-16 13:17:36)

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