みんなのシネマレビュー |
|
【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 陰陽師 野村VS真田の演技合戦に見応えあり。両者ともやりすぎているだが、これまでのアクション映画とはひと味違うテイストでとてもよい。しかし、その他のキャストがあまりに外しすぎている。そして、それ以上に滝田監督の作り出す世界観があまりに能天気すぎるのが気になる。昼夜ともにもっと艶のある映像を創造してほしいものだ。4点(2003-11-22 23:41:50) 2. 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ! 《ネタバレ》 メインとなる事件があまりに小さすぎる。警察にとっては事件に大きいも小さいもないのだろうが、映画の観客にとっては、事件の大小はとても大きな問題。そして、真矢みき演じる女性管理官を登場させることで何がしたかったのかも不明。何より、『遊びの時間は終わらない』の引用の仕方には問題があるかもしれない。2点(2003-11-22 23:10:55) 3. オースティン・パワーズ ゴールドメンバー 《ネタバレ》 M・マイヤーズの抱える父親への想いが良くも悪くも露呈してしまった本作。そのためか笑いにはいつものパワーが欠けている。しかも、OPにあれだけ豪華なゲスト俳優を用いたため、本編がだらけてしまうという弊害も起きた。にも関わらず父子の愛情にとことんこだわったマイヤーズに、母子家庭で育ったためか俺も心が動かされた。目が潤んだところでトラボルタ登場には萎えたが・・・^^;。6点(2003-11-22 21:40:31) 4. オーシャンズ11 すっかり手あかのついた犯罪計画を豪華キャストと映像テクニックでごまかせるつもりだったろうが、計算通りいかず。そもそも敵役のA・ガルシアの設定が弱い。もっと悪く、しかも大物感のある役者でなければ爽快感は薄い。頼みのキャストもクルーニー、ピット、デイモン・・・ゴージャスな味わいを持たせるには正直小粒すぎる。華のあるスターが減ったことを痛感せざるをえない。 3点(2003-11-22 21:15:43) 5. オーディション(2000) 地に足がついていないような何かずれた空気のまま進み、現実が少し見え始めラストに向け加速がついたかと思うと、一気に真っ逆さま突き落とされるようなクライマックス。話題の『ミザリー』シーンだけでなく、全編を通して心をたわしで洗われているかのような落ち着かなさが恐怖につながる傑作サイコスリラー。心臓の表皮(?)が硬い人だけ観てください。8点(2003-11-22 06:07:46)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS