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プロフィール |
コメント数 |
113 |
性別 |
男性 |
年齢 |
40歳 |
メールアドレス |
the_die_is_cast@msd.biglobe.ne.jp |
自己紹介 |
10点は出来云々ではなく、僕の映画観に大きな影響を与えた作品に与えています。
好きな映画監督ベスト3 1.小津安二郎 1.ジャック・タチ 3.北野武 3.ヴィクトル・エリセ
ベスト3と言っておきながら、4人。すいません |
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1. 大人は判ってくれない
擬似父・トリュフォーの撮るジャン・ピエール・レオー成長記の第一章。しかしこの監督は人が走っているのを撮るのがうまい。終盤、ドワネルが走り続けるシーンは本当にフィルムが生きている。8点(2004-02-13 12:56:07)
2. お茶漬の味
戦後の小津作品の中では人気が無い方だが、僕は一番好きだ。なんと言っても左分利信!淡々として表情を全く変えず、何も考えていないように見せて実は全てを了解している。渋い。最後仲直りした二人が黙って向かい合ってお茶漬をすする有名なシーンは小津の全フィルムの中でも珠玉のカット。もう一つ僕の好きなカットは、修善寺の温泉宿で、画面の手前左側に急須を置き、四人の女性が奥行きを使って絶妙に配置する場面。後ろの障子に映る庭池に反射した光の揺れといい、あの画面構成は完璧。パチンコ、競輪など、小津の戦後作品としてはかなり通俗的な要素を扱っているためかあまり評価されないが、もっと語られるべき作品。8点(2004-02-12 20:28:12)(良:1票)
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