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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 296
性別 女性
ホームページ https://kawamari7.hatenadiary.com/entry/2021/09/03/221816
自己紹介 取り締まる法律が必要な(1)XX中毒。生まれた場所のせいで3歳で兆候が現れ、13歳で表彰状物の重症に、今ではより強い刺激を求め(2)X屋の中だけではなくこのサイトに出没、ネットで(3)XXXXXXがないかと探し回るのに誰も助けてくれません。KW = 「かわまり」「はてなブログ」で原子力開発関連の「プロメテウス達よ」と19世紀ヨーロッパを夢と詩で描いた「黄昏のエポック」を公開しています。  (Xの数に文字数が一致する言葉を入れてください。)

空欄の答え:(1)XX=「言語」、「活字」も可、(2)X=「本」、(3)XXXXXX=「読める外国語」、キリスト教国際病院で生まれ、宗教は仏教。

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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  女の都 《ネタバレ》 あれ、みなさん点数低いんですね。わたしは非常に気に入ったのですが・・・。初期のモノクロの時代にはリアリスティックな映画を作っていたフェリーニがこのようなシュールな作品を作ったのはもうろくでもなんでもなく、モノクロの制約がある時代にすでにリアリズムを追求しきった巨匠としての自負があったからだと思います。カラーがモノクロよりリアルになるのは何ていっても当たり前ですから、リアリズムを超えることに専念したんでしょうね。つまり、映画を欲望、幻影、ナンセンス、さらには精神分析を始めたフロイトが強調した無意識を描く手段にしようとしたのだと思います。最後のほうでマルチェロが気球で昇天するシーンの気球のカゴはまさに揺りかご、彼を空に導く人物は、(敬虔なキリスト教徒には申し訳ないのですが、)まさにイエス・キリストを女にしてビキニとハイヒールを履かせたようないでたち・・・。わたしたち人間は知的生物であると同時に獣で、男と女の関係もその二点をバランスするべく歴史的にいろいろ規定されてきたのだけれど、ウーマンリブ運動がようやくイタリアに波及した1970年代の終わりに、男と女の間の新しいバランスの方向を模索するかのように既成観念、特に男女を問わず抱いている下半身にまつわる思い入れや感じ方などを暴露し、笑い飛ばしているフェリーニ監督にフェミニスト(女権論者)として最大限の拍手(私がコメディーにつけることにしている最高点)を献上します[DVD(字幕)] 8点(2009-12-28 03:09:56)

2.  オテロ 最初にお侘びを・・・この作品はオペラを映画化したものなので、採用されないと思って採用されていたのにレビューを長らくほったらかしにしてしまいました。ゼフィレッリ監督の作品ということで映像が堪能できる作品です。オテロを演じているのはオペラ歌手のプラシド・ドミンゴですが、ケネス・ブラナー版のオセロのようにアクが強くなく、BBC製作のバージョンでアンソニー・ホプキンスが演じたオセロのように演技はすごくうまいのけれど白人が顔を黒塗りにしているのが見え見えというわけでもなく、ごく自然に風格のある黒人の将軍を演じていました。ミュージカルやオペラについていける方には(そうでない方にも)お勧めの作品です。以下は無駄口ですが、プラシド・ドミンゴと言えば、北京オリンピックの閉会式に駆り出されて歌っていました。でも何でまた・・・?三大テノールのホセ・カレーラスが地元バルセロナのオリンッピクで歌い、パヴァロッティがやはり地元のトリノで口パクをやって、三大テノールの中で残されたプラシド・ドミンゴはメキシコ出身だけれどメキシコではしばらくはオリンピックはなさそうで、かわいそうだからでしょうか?こういうのはやめて映画監督と組んだ仕事に専念してほしいです。[DVD(字幕)] 8点(2009-01-16 14:43:02)

3.  お葬式 面白かった。決して高い評価ではないけれど、海外のスペクタクル映画などに出演した経験もある伊丹十三のほのぼのとしたホーム・ドラマで一度は見てみるといい作品。宮元信子は専業主婦から俳優稼業に復帰したばかりだと思いますが、後年のキャリア・ウーマン・シリーズとは異なって演技が固い感じがするけれど、それも悪くはないです。[ビデオ(邦画)] 6点(2007-04-04 05:28:59)

4.  オフィシャル・ストーリー 先進国ながら貧富の差が根強く存在し軍部によるクーデターが繰り返されたアルゼンチンの首都ブエノスアイレスを舞台に「人間の真実」という普遍的なテーマを主題にしたドラマ。題名には「教科書に書かれていないことが人間の真実なんだ。」という意味が皮肉っぽく込められています。家庭ではかわいいわが子にメロメロの主人公が男子校の教壇に立つとがちがちの女史タイプに変身するのが面白い。でもその態度のせいで茶目っ気のある生徒に「センセ、歴史教えようと思ったら教科書読んでいるだけではだめだよ・・・。」と教えられることになるわけです。政情不安のアルゼンチンでは「暗い過去」はたった数年前の出来事ですが、日本でも60年遡れば原爆やら中国残留孤児などの暗い歴史が存在します。それなのに、映画の中の夫の態度からもわかるように、たった数年前のことであっても私たちには嫌なことからは目をそらそうとしてしまいます。平穏な生活の中で主人公が目をそらしがちな暗い歴史を探り、終に真実に向かい合うまでの過程が淡々と描かれています。子役がとてもかわいいし夫婦を演じた中年の俳優さん二人の抑えた演技がすばらしいです10点(2004-02-03 02:20:50)

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