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プロフィール |
コメント数 |
160 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
ほぼ格闘アクション映画です。それ以外もそこそこ観ますが、なにかっつーと格闘アクションです。 ちょくちょく自分のレビューを読み返して、「なにズレたこと言ってんだ」と赤面したり、恥ずかしいレビューは消したりしてます。 |
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1. 狼の墓場
《ネタバレ》 家族にも職業を秘密にして潜入捜査に協力する刑事が、そのうち便利屋になって最後に上司に消される――というストーリー。どうしても笑いが欲しい香港映画らしく一貫した雰囲気作りがヘタで、冒頭はジョン・シャムによるコメディちっくな逮捕劇から始まるが、この作品全体から考えるとはっきりいって不要。つーか、ジョン・シャム=出オチみたいな風貌により、シリアス劇になりきれないことが運命付けられてるようなもんで、日本でいえばアホの坂田を共演者にシリアス刑事モノを撮ってるようなもん――と言ったら言い過ぎでしょうか。/俳優がメインのフォン・ハックオンが今作では監督をしてますが、こういう監督にありがちなショボさや破綻は無く、(冒頭を除き)手堅くきちんと観られるレベルにはまとまっています。悪くはないが良くもない刑事モノの小品。[ビデオ(字幕)] 5点(2008-08-20 16:30:02)
2. オン・ザ・ラン/非情の罠
《ネタバレ》 香港特有のストーリーテリングの拙さを感じさせず、一貫した重苦しさと緊張感がいい。主人公のユン・ピョウより、一緒に逃げる女殺し屋の方が落ち着いてて戦力的にも頼りになってます。個人的にはこの2人を恋愛感情的にくっつける必要はないかなぁと思いますが(だってその女殺し屋に妻を殺されて1~2日の物語だし)、下の方も書いておられる通り、密航船で女の故郷に逃亡する2人を見送りながら医者が言うセリフで「あぁこの2人はくっついて慎ましくも幸せな家庭でも築くのか」と思わせておいて、「この後2人は警察に捕まった」のテロップ!このラストの台無しさ加減に香港映画らしさ炸裂!ある種の破壊願望でも潜んでいるのでしょうか、香港人には。脚本書いた人に、このラストにどんな意図があるのか訊いてみたいわ。[ビデオ(字幕)] 6点(2007-05-22 01:23:36)
3. 鬼喰う鬼
《ネタバレ》 『鬼打鬼』『人嚇人』『霊幻道士』等を作ってきただけに、それらの要素をうまくミックス、ストーリーを練り込み、さらに一段高い傑作に仕上がってます。/魂が抜けて何もできなくなったサモ・ハンに女の霊が乗り移って悪徳道士と戦うシーンは、『鬼打鬼』『人嚇人』で見せた設定をさらにうまく使っていて、霊が体から出たり入ったりという複雑な状況を見事に撮りあげています。/そして、なんといっても悪徳道士の使ってくる術のおぞましさ。ゴッキーの詰められた壷に手を突っ込み、グワシっとつかんで取り出すわ、ゴッキーで蘇生した死体の首を引っこ抜くと中からゴッキーがボロボロボローっ、仰向けのまま動けなくなったサモ・ハンに、首からゴッキーを垂れ流しながら這い寄ってくるなど、ゴッキー尽くしのシーンがあるので、ゴッキー嫌いの方は失神覚悟で観てください。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-10-23 20:51:36)
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