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プロフィール
コメント数 487
性別 男性
ブログのURL //www.jtnews.jp/blog/23806/
年齢 41歳
自己紹介 多少の恥は承知の上で素直に書きます。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  オアシス 《ネタバレ》 クライマックスが近づくにつれて暗澹たる思いになり、観たことを後悔した。枝を切る場面では不覚にも泣きそうになる。喚きながらひたすら鋸を引くジョンドゥと、ラジオの音量をあげることで答を返すコンジュ。こんなにもロマンティックな雰囲気から程遠く、しかし力強く切実な愛の表現はみたことがない。 けれどもほんとうに衝撃的だったのはラストの手紙だ。刑務所を出たら、おいしいものをごちそういたしまする、などとのんきにのたまうジョンドゥ。明るい日差しの中で一心に掃除を続けるコンジュと、とぼけた音楽。冤罪の悲劇なんて、どこ吹く風といった雰囲気。気が抜けて、思わず笑ってしまった。ああ、この二人は「無敵」なんだな、と思った。誰であれどんな出来事であれ、二人を引き裂くことはできないんなだと。 思えばジョンドゥは最初からそうで、常識に捕われずに自分のやり方を押し通していた(それゆえの危うさもあるけれど)。コンジュを連れて周囲から冷ややかな視線を浴びても平気。ジョンドゥを強姦容疑で取り調べた警官は「彼女を見ろ、欲情なんてできるか? お前は人間じゃない」などと言い放ったが、ほんとうに残酷なのはそっちのほうだ。ジョンドゥには一切の常識もなければ、偏見もない。彼にとって確かな事実は、「コンジュは可愛い」、それだけ。障害に対する差別どころか同情すらもなく、完璧にまっさらな目でひとりの女性として見つめている。「差別」どころか「区別」しているどうかも怪しい。 この結末は暗いと捉えるのが普通だろうけど、二人は(とくにジョンドゥは)、たぶん全然そう思っていない。きっと周囲の思いとはまったくかけ離れたところで、彼らは彼らなりの幸福をつかむ。どんな場所であれ、二人がそこにあると思った場所に“オアシス”は存在するのだろう。[ビデオ(字幕)] 7点(2007-06-26 00:36:13)(良:1票) 《改行有》

2.  オペレッタ狸御殿 ああ、むちゃくちゃ。いい意味で、むちゃくちゃ。これは観るドラッグ、映画という名の幻覚剤だ。マジックマッシュルームを齧ってメリーゴーランドに乗ったかのような、サイケデリックなトリップ感。観ているだけで脳細胞がぷちぷち弾けていくような快感がある。点数としては7点をつけておいたけど、これはもう通常の映画のものさしで測れるような作品ではない。鈴木清順はもはや一つのジャンル、一つのまったく異なる世界であって、もう映画としてどうこういう気になれない。異次元を垣間見れて楽しかったね、って感じだ。とくにびるぜん婆の散り際が最高。[DVD(字幕)] 7点(2005-11-09 18:14:46)

3.  オールド・ボーイ(2003) クライマックスでの主人公の懇願、あれだけでも観てよかったと思える。格闘シーンもよかった。イメージ・トレーニングだけで暴力のプロ数十人を倒せる不自然さをさしひいても。 ただ、カンヌの割には深みがないような気がした。どちらかというと娯楽映画だ。別に悪くはないが、予想と違ったのでちょっと驚いた。さすがタランティーノのチョイスだけある。 大富豪じゃなきゃできないような復讐計画であるという時点でリアリティもへったくれもない。でも、監督も俳優も上手いので、楽しめた。でたらめな脚本にもかかわらず、強引に観客を引っ張りこむ手腕には本当に感心した。[DVD(字幕)] 7点(2005-10-07 01:31:13)

4.  オリバー・ツイスト(2005) ポランスキーがなぜ脚本を読んだ時点でやり直しを命じなかったのか理解に苦しむ。ジョン・アーヴィングが絶賛しているというのもとても信じられない。最大の欠点は登場人物の心理描写が不充分で感情移入することができない、という非常に基本的なこと。  まず題名に主人公の名前を冠しながら、主人公に共感するのが困難であるというのは致命的。オリバーが家出して一人ロンドンまで旅をする下りまではまだよかった。それ以降の彼ときたらただただ泣いているだけ、運命に翻弄されるがままで、自ら道を切り開こうという意志はどこにもない。喜怒哀楽の基本的な心理描写も少なく、はっきり言って空虚なキャラクターだ。  しかも信じられないことに、クライマックスが近づくに連れて主役の出番が減っていき、存在感すらなくなる。こんな少年がただ幸運だけでのし上がっていく姿を見せられても、カタルシスも何もあったもんじゃない。  共感できないのは脇役も同じ。命を懸けてオリバーを援助する人々が登場するが、彼らがそんな行動に出る動機がほとんど説明されておらず、ここでもやはり観客は置いてけ堀にされてしまう。オリバー少年には涙で母性本能をくすぐる特殊能力でもあるのか?? 薄っぺらいのは敵役も同じで、重要な役割であるはずの殺人犯は凡庸でインパクトに欠ける。唯一厚みを感じられた登場人物はオスカー男優キングスレー演じるフェイギンだが、彼ですら中途半端な人物造型であることは否めない。  それなのにストーリー展開はちょっと目まぐるしすぎるほど速い。原作が長大なのはわかるが、もう少しやりようがあったと思う。だいたい予告編で紹介していたあらすじとはけっこう印象が違っていて、微妙に誤解させるように宣伝していたとしか思えない。  どんなにリアルに十九世紀のロンドンを再現したとしても、そこに息づく人々に血が通っていなければ面白いはずがない。ポランスキーは子供でも観られる作品を作りたかったそうだが、その結果がこれだとしたら子供をバカにしている。大人も子供も楽しめない、しょうもない凡作。[映画館(字幕)] 5点(2006-02-10 02:17:07)(良:3票) 《改行有》

5.  踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ! 《ネタバレ》 複数の事件の捜査が同時並行しそれらが絡まりあいながら解決していく、という形式はミステリーでときどき使われる手法で、前作ではそれが功を奏していたし、その形式を採用しただけでも評価できると思っていた。しかし今回はありえない偶然で無理やりつなげたようにしか見えない。しょうもなかった。でも皆さんが批判している岡村の下りは自分にはちょっと面白かった。あの流れだと、メインの事件が終わって観客が安心した頃に出てきてちょっとしたクライマックスを作る、というのが普通なわけで、「展開がみえみえだよ」と思いながら観ていたら、あの結末。見事に脱力。拍子抜けには変わりないが、あの力の抜け具合は嫌いじゃない。3点(2004-07-31 17:17:27)

6.  オールナイトロング イニシャルO いったい何をしたいのかわからない。途中から単なるできの悪いSMものみたいになるし、結局は「普通の人間の中に眠っている狂気が目覚める」という第一作からの流れを踏襲しているだけ。安っぽい台詞と安っぽい演技力にもうんざり。いったいいつまでこのしょうもないシリーズを続けるつもりなのだろうか。1点(2004-07-29 18:47:47)

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