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プロフィール |
コメント数 |
52 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
自分に理解できないから低評価というのはいかがなものか。でも無駄に難解にしてごまかしている作品に高評価というのもいかがなものか。自分が納得できるポイントを書くことで発見していきたいと思います。 |
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1. ALWAYS 続・三丁目の夕日
前作では、模型飛行機、夏休み、高円寺への遠出、などこども時代のわくわく感を彷彿させるこどものエピソードが中心で、だからこそ昭和ノスタルジーが生きてきたと思うし、べたな漫画的展開にもあっていた。続編では全体的に大人側のエピソードに主軸が移ってしまい、子どものころの感動を、昔の情景の中で追体験するという本作の魅力がぶれたと思う。大人中心になったため、賞獲りのどたばたとか倒産詐欺とか、全体的に世知辛い映画になってしまった。大人中心になった理由は製作側の仲間意識が優先され、大人側の俳優の出番のバランスが優先されたからではないか。特に母親の昔の恋とか8ミリとかのエピソードは、単純に俳優・薬師丸の出番調整ためだけに用意されたエピソードのように感じた。そして前作にあった淳之介の母の暗さとか、ヒロミの悲恋とかの負のスパイスが全然なくなって、安易でむりやりなハッピーエンドばっかりにしたところが、印象の薄さにつながったと想う。凶暴なゴジラシーンには魅力はあったが、映画としての前作が持つ、漫画的でべただけど、ビビッドだった魅力には到底及ばない。主軸を新顔の少女と子ども達との葛藤と成長の物語に移せば、前作を上回る続編になれたと想う、この映画は常に子どもたちが主役であるべきだったのだと思う。[映画館(邦画)] 5点(2008-01-08 17:22:50)
2. オールド・ボーイ(2003)
この濃さは何?!!びっくりしました。これが韓流のパワーか、と。しかしこれ以降何本も韓国映画を観たが、この作品ほどの衝撃は感じなかった。この作品には、強烈なパワーと魅力があるが、それは、一番おいしいのは腐りかけの肉だ、というような危ない魅力だ。後味は最悪、むしろ観ないほうがずっと心安らかにいられたと後悔したくなる毒のある映画。それでいてこの監督の作品を追いかけたくなるのは、並外れてリアルで濃い強烈な刺激に魅かれるからだろうか。一気に引き込む始まり方、赤と緑と黒で構成する濃密な画面構成、斬新な闘争シーン、心に残るセリフ、クラシック音楽、鬼気迫る演技、謎解き、思いもよらない衝撃のラスト、すべてが渾然一体となって強烈な体験を作り出している。
[DVD(字幕)] 8点(2007-04-21 02:04:27)《改行有》
3. ALWAYS 三丁目の夕日
《ネタバレ》 観ているときはそのまま流されてしまうのですが、後で考えると矛盾ありすぎ、粗がありすぎの気もします。
人生の一大事の就職に会社の規模も調べずに決めるか?
いくらなんでもテレビ注文してから三ヶ月もまたされるか?
友達というだけで残された子供を預けられるか?
冒頭は街並みなのにラストはいきなり周りが川原になる上野駅。
でも泣けてしまいます。音楽が秀逸です。
この時代を最新のCGで再現するという設定の勝利です。
ラストの川原も考えるとおかしいけど映画的に爽快で見事です。
うーん。
[DVD(邦画)] 7点(2006-12-19 19:47:13)(良:1票) 《改行有》
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7 | 11 | 21.15% |
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