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1. オータム・イン・ニューヨーク
《ネタバレ》 あぁこれ昔観たなぁと思いながら2度目の鑑賞
NYの風景は綺麗だし室内はお洒落だし主役の二人は美しいしで文句なしに美的感覚が研ぎ澄まされてくるけど、いかんせん中身が驚くほど薄っぺらい。こういうペラペラな男の生き様が格好いいとされていた時代もあったのねというトレンディ感がなんともダサく感じるのも時代のせいか。
この頃のウィノナはまだ自分がどんな怪物になるかを知らずに魅力的なヒロインを演じているが、知っている自分にとっては序盤のボートシーンはホームレスのつきまといシーンにしか見えなかった。[CS・衛星(字幕)] 4点(2024-10-29 13:39:34)《改行有》
2. お早よう
《ネタバレ》 この映画から醸し出される雰囲気がとてもよかった。「一触即発のご近所付き合い」「子どもたちの反抗・家出」「威圧的な押し売りや笑顔で押し売りする隣人」ややもするとストレス満載で爆発しかねないような時でも、みんなどことなく飄々としていてそれほど悩むふうでもなく、淡々と日々を積み重ねているような空気感に憧れた。
無言ストをしている子どもたちが親に給食費を頼むシーンで、散々ジェスチャーで伝えようとしたにも関わらず失敗。地団駄踏んで部屋に戻っていった子どもたちの後を追うでもなく
3人で「今のわかった?」「なにかなぁ?」「なんだろうねぇ?」と言い合って、再び無言でそれぞれの本や新聞に目線を落としていくシーンが何気に一番印象に残った。
今の親なら、慌てて子どものところへ走っていってドアを叩いて「なんなの?」「なにを伝えたいの?」と総出で心配してやるんだろうなぁと。
駅のホームでの若い二人のはにかんだ無駄な会話をもっともっと聞いていたかった。[CS・衛星(邦画)] 8点(2010-01-18 15:42:33)《改行有》
3. 大奥(2006)
《ネタバレ》 仲間ちゃんの大ファンなので映画館で見たいと思っていたが結局DVDで鑑賞。いやー良かった、映画館に行かなくて(笑) 相変わらず美しくてずーっとお顔を眺めていたい彼女の豪華絢爛着物ショーが拝見できたが、ただそれだけ。映画の魅力は非常に薄い。特筆すべき点があるとすれば高島礼子の腹黒面はかなりイケてる。本当それだけ。なんでこんな映画に出ちゃったんだろう、仲間ちゃん。ただ過去に一度もかっこいいと思ったことのない西島某がこの映画ではなかなか光っていて「稀代の男前」としての説得力もあった。[DVD(邦画)] 5点(2007-11-14 13:11:20)
4. ALWAYS 続・三丁目の夕日
《ネタバレ》 冒頭、いや茶川が現実に戻った後の数分間に違和感というか、なんだか空すべりしているようなもどかしさを感じたけど、この大ヒット映画の続編の登場人物たちがごく普通に息づいていて、ごく普通に肩の力を抜いていることに気づいてからは、自分の違和感は「必要以上の期待」だったと気づいた。
お母さんから『晩御飯までには帰るのよ~』と言われた一平がベタに言い返さないことに違和感を感じ『○○は・・・そうだなぁ。』のパターン化にはベタさを感じる自分。んじゃどうすりゃいいんだ。ねぇ。しかし、最後まで長さを全く感じることもなく飽きずに泣いたり笑ったり大いに楽しめました。頭の中で「え?そういうのアリ?」とか「ん?これおかしくね?」とかいうことを考えるスキも一切なく、映画館を出たときには頭の中が空っぽになって「いやーーー良かった!!」と笑顔で家路につきました。
一緒に行った家人も感想を語り合いながらずっとニコニコしていました。
一平と父ちゃんの距離感が前作以上に自然な親子になっていて、また茶川と淳之介のなんだか恋人同士みたいな照れのあるベタベタ感もまた良かった。お母さんとみかちゃんのやりとりもがっつり泣けた。[映画館(邦画)] 9点(2007-11-13 15:08:26)《改行有》
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