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プロフィール |
コメント数 |
38 |
性別 |
男性 |
年齢 |
61歳 |
自己紹介 |
基本、好きな作品、気になる作品のみコメントします。批判的なコメントを書くとしたら、怒りを覚える映画です。だからそうそうありません。 |
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1. 鬼平犯科帳 血闘
《ネタバレ》 地元での公開ラスト週、何とか間に合い鑑賞。
慣れ親しんだ故中村吉右衛門さんのテレビシリーズは実に見応えがあり、幾度も涙を流した経験がある。
今回の新シリーズは、甥の松本幸四郎さんが主役、その他の主要キャストも代替り。
過去のキャストが素晴らしかった為、比較されてしまうのは仕方がない事。画面を見ていても、過去のテレビシリーズの音楽を脳内再生してしまったり…
しかし、今回の映画はそれはそれで良い作品であった。何度も映像化されている「血闘」を見事に再映像化しており、池波エッセンスを大切に活かし魅せてくれる。
吉右衛門さんの完成された鬼平を、敢えて踏襲する芝居で演じた幸四郎さん、相当の覚悟だったと感じる。
また、柄本明さんと柄本時生さんの親子共演、時生さんが時を超えて昔父親が演じた役柄を再現しているのも嬉しくなった。
それと、料理は相変わらず美味しそう。
骨のある時代劇が少なくなった昨今、先日観た「碁盤斬り」や「鬼平」の様な心に刺さる作品を改めて期待したい。[映画館(邦画)] 7点(2024-06-13 17:12:39)《改行有》
2. 男はつらいよ お帰り 寅さん
《ネタバレ》 柴又からほど近い、下町の空気が感じられる葛飾区の映画館で鑑賞。
冒頭、主題曲を桑田さんが歌うと言う事で、やや不安を感じていたものの、
奇をてらわずに、とうとうと歌唱した桑田さんに深い「寅さん愛」を感じた。
懐かしすぎる数々の思い出のシーンを挟みながら、寅さんの甥っ子、満男の現在を描いていく展開、
そこに登場する人物には、悪意など一切無い。
出来の良すぎる娘、優しさに溢れた編集者、偶然出会えた昔の恋人。。。
そして満男の中に、確実に寅さんの心意気が引き継がれている事、そこに何よりも安堵する。
ご都合主義でもなんでもなく、寅さんから満男に贈られた奇跡がそこにある。
そして、鑑賞者たる自分たちにも、正月映画として新作の寅さん映画を劇場で観る事ができた奇跡。
米寿となられた山田洋次監督が、今この映画を通して伝えたかったもの。
それをしっかりと受け止めて、語り継いでいく事が寅さんを愛した者たちの責務だと思う。[映画館(邦画)] 9点(2019-12-30 08:03:22)(良:1票) 《改行有》
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