|
1. 踊る大捜査線 THE MOVIE
《ネタバレ》 そうか! パクる時は堂々と元ネタをセリフで言えばいいのか! どうしたらタイミングよく煙を見てもらえるのかな? ほんのわずかな時間しか発煙しないボールのはずなのに・・・。見てるこっちがそれを必死で考えていたら、主人公はカンがめちゃくちゃ鋭い人だったんですねぇ~!! もともとがテレビドラマなのに巨匠クロサワの渋い映画を引っ張りだしたら、余計に軽く見えるでしょ、身のほど知らずのバカですか? それから、無音になってからイビキが聞こえるまでの間をため過ぎ。わざとらしい見え見えのオチなのだからスパッと歯切れよくやらないと。泣きも笑いも大外しのドッチラケでした。素人作品でもここまですべらないのでは? と思うくらい間が悪い。この2点で著しく低レベル作品に感じさせてくれました。たった2シーンで全てを台無しにするパワーってスゴイので4点。[地上波(邦画)] 4点(2010-07-20 18:24:59)(笑:1票) (良:1票)
2. オール・アバウト・マイ・マザー
《ネタバレ》 予備知識ナシで観たのですが、期待していたものとは全然違ってガックリでした。締めくくり方は「女性讃歌」を主張してそうですが、自分にはどうしても「オカマ讃歌」にしか感じられませんでしたし、そのオカマ讃歌に共感も感動も起きませんでした。絶対に映画のタイトルがいけないと思う。「これはゲイの話です」と分かるタイトルにしてくれればいいのに、「母親の全てについての物語です」みたいな面構えは、詐欺にしか思えない。男性と女性がいて、どちらもそれぞれの性差の中で良い所も悪い所もあって、そんななかで「女性はこういうものよね」「女に生まれて良かった!」などを主張していくなら分かるけど、男であることをやめて女で生きたい人間と、それに関わる女と・・・そういう世界観だけで「母親」なんて言葉を持ってこられても、自分としてはひたすら「???」でした。こういう世界観をルーツとする息子に、どういう男性観と女性観が培われるのか、それも気になりましたが、死んだのだから、ま、どうでもいいか・・・みたいな気持ちです。バカバカしい100分でした。[DVD(字幕)] 2点(2010-08-22 09:56:23)
|