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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ハウルの動く城 これは宮崎アニメの集大成かもしれない。場面や構成やキャスト、これまでの宮崎アニメをうまく吸収していると思う。そしてこの映画には、普段見ている映画とは大きく違うところがいくつかある。まず、明確な答えが用意されてないこと。魔法の事や周りで起きている事など、普通の人から見たら世の中はわからない事だらけ。自分の頭で補完していくしかない。見ている自分もソフィーも同じ一般人。だから彼女に感情移入する事ができる。そしてストーリー構成も明らかに違う。大きなどんでん返しや伏線、そんなのを期待してると肩透かしを食らうだろう。私にとってこれは、頭で考える映画ではなかった。感動の仕方も、他の映画のそれとは明らかに違う。見終わった後の衝撃。この映画を見て感じた事を友人と話す―また感動できる。サウンドトラックを聞く―そこでまた感動できる。時々ふとこの映画を思い出す―何度でも、感動できる。自然に。物語が頭に染み込んでいる様だ。9点(2004-11-22 03:32:14) 2. バイオハザード(2001) 《ネタバレ》 あまり多くを語らずに展開がサクサクいくし、それなりのスリルもあるので気軽に見るには調度いい。それに人造人間?が、ラスボスみたいな感じになってるし、まさしくテレビゲームの映画化。といっても本作はプレイしたことないから、先入観なく見れたのがまた良かったのかもしれない。もう少し、ゾンビ退治のシーンがあっても良かったかも。音楽はなかなか。6点(2004-05-23 04:35:40) 3. バトル・ロワイアルⅡ 鎮魂歌 《ネタバレ》 主要キャラクターが死ぬ間際は敵が攻撃を止めてくれる、そんな戦争。カメラまで他の映画と似通った戦闘描写。メッセージは全て藤原竜也の演説の中に。スタッフの皆さんは、完成した後この映画を見返したんでしょうか?1点(2004-05-03 15:56:27) 4. バニラ・スカイ 《ネタバレ》 映画館で見たのも幸いしたのか、不思議な世界に浸かってしまった。冒頭の、街から人が消えてしまうシーンからインパクトが。豪華キャストだったが、中でもキャメロン・ディアスがなかなか良かった。「あなたは本当に幸せ?」といった直後、スピードを上げて心中を試みるとは‥彼女は切ないが恐い。オチは拍子抜けだが、カート・ラッセルの最後の表情がまた切なくて、良かった。幸運にもサウンドトラックを安価で手に入れることができたのだが、これがかなりイイ。主題歌はもちろんの事、映画の雰囲気の通り不思議な曲が多い。映画を楽しまれた方も、そうでない方にも、おすすめ。7点(2003-10-14 03:32:52) 5. バトル・ロワイアル 原作も設定に助けられてる部分はありましたが、この映画は小説以上に内容が薄い。色んな意味で悲しくなりました。でも最初の首輪が爆発するシーンまでは良かったんだよなあ。あれはヒヤッとしました。あと、キャスト(タケシの真に迫った演技良かったなあ、原作以上の怖さがでてた。山本太郎と安藤政信の25歳以上コンビもカッコイイ)と音楽(オープニングのレクイエム最高。)と主題歌(←名曲)はあんなに良いのに・・なんでこんなに滅茶苦茶にしてしまったんだろう?生徒は20人くらいに減らすべきですよ。原作と同じに40人もいらないんですから。桐山もただの殺人マシーンと化してて登場させる意味がない。ああ、もったいない。2点(2003-06-04 15:56:35) 6. ハリー・ポッターと賢者の石 話題になってる映画だから観てみた。あまりのつまらなさにビックリした。外国の人の演技ってうまいかどうか判別しにくいけど、明らかににヘタなダニエル君。主役はあの頑張ってる女の子でいいじゃん。この駄作っぷりはホント、ある意味貴重です。1点(2003-06-04 15:38:14)
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