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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. パリで一緒に 《ネタバレ》 なんか…ノミネート作品を片っ端からパロディして作った2011年のアカデミー賞オープニングみたいな映画ね。 トニー・カーティスの三枚目っぷりもカワイイし、マレーネ・ディートリッヒやメル・ファーラーがちょこっと登場したり、フランク・シナトラの歌声が聞けたりでお得感満載! いろんな映画からの小ネタもクスって感じで楽しいし、全然ダメってわけでもないんだけど、一本の映画として成立するかって話になると…正直微妙よね。 ジバンシィを華やかに着こなすオードリーの可憐さと、ウィリアム・ホールデンのお茶目親父っぷりをもってしても…この映画はちょっとキツかったかなー。[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-10-22 17:04:00) 2. 波浮の港 いつ二人が駆け落ちするか、心中するか…ってドキドキしちゃったわ。 結局ハッピーエンド(でいいのよね?)だったけど。 それにしても、あのマザコン野郎!! ふざけんな、バーカって感じ。 ほんっと最低ね。 …吉永小百合・浜田光夫コンビは相変わらず息ピッタリでよかったんだけど、この映画でアタシがとっても好きだったのは宇野重吉演じるナマグサ坊主よ。 いい味出してたわー。 「パッションじゃよ!」はいいわね。 アタシもこんな清純かつ情熱的な恋がしたいわー。[地上波(字幕)] 7点(2005-06-08 15:48:37) 3. 華やかな女豹 《ネタバレ》 とってもよかったわー。 話自体もよくまとまってておもしろいんだけど、この映画の魅力はやっぱり少女漫画のヒロインのようなルリ子の美しさと艶やかなファッション!よね。 仏ヴォーグ誌専属のヘアデザイナーっていうスゴイ肩書きの杏子=ルリ子が次々と見せるお洒落な服とコロコロ変わる髪型…ほんとステキ。 彼女のカッコ見てるだけでも十分楽しめるわ。 松原智恵子もとってもカワイイし。 大人のオンナなルリ子と清純で可憐な智恵子…二人の魅力が存分に発揮されてる感じね。 …ほんのちょっとだけどミコたんやピーターの姿も拝めるし、アタシはとっても楽しんじゃったわ。[地上波(邦画)] 8点(2004-04-28 16:43:51) 4. ハスラー 《ネタバレ》 まさに男の世界ね。 どっちかっていうとアタシの苦手な。 エディは結局彼女も失って、ハスラーとしての将来も棒にふって…罪悪感に苛まれながらも、これからは堅実に暮らしていくのかしら? もちろん代償は高すぎたし、サラは不憫でしょうがないんだけど、でもエディは富と名声を得るためには何かを引き換えに差し出さなければいけないんだってことを、それを完全に失ってしまう前に学べてよかったんだと思うわ、アタシは。 逆に言えばサラは死をもってそれをエディに教えたのかしら。 …やるせないわね。 最後のシーン、莫大な富と名声をすでに得ているバートが逆に憐れに思えたほどよ。 バート自身もこのとき自分の失ったものの大きさをエディによって気づかされたんじゃないかしら。 そのへんの、なんか悪くなってしまった者のせつなさみたいなものが、ジョージ・C・スコットの好演でさりげなく表現されてて、なんだか感動しちゃったわ。 もちろんポール・ニューマンのまだまだ若造な感じのいい男ぶりもすばらしかったんだけど。 でも…ギャンブルと酒が好きな男は要注意よ。 女は絶対大事にしてもらえないわ。 これアタシの持論。 ホホ。[地上波(字幕)] 6点(2004-01-28 22:34:31)
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