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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. バックドラフト 有名な作品なので期待してみたが、ストーリーのアホさ加減に閉口。火災の迫力ある映像や、冒頭から流れる荘厳な音楽(我々の世代は「料理の鉄人」を思い出す)は画面にマッチしていて良いんだが、消防士ならではの葛藤や冒頭であんなシーンがあるにも関わらず、いまひとつ命の尊さなどといったものが伝わってこなかった。だいたい主人公とヒロインが消防車の中でセックスを始めるシーンは不謹慎なことこの上ない。[DVD(吹替)] 3点(2009-03-27 23:27:18) 2. ハムナプトラ/失われた砂漠の都 導入部はナレーションベースとはいえ、短い時間で世界観をわかりやすく説明し、大変面白かった。カイル・クーパーのタイトルバックも「スパイダーマン」などに比べると地味だが、世界観を巧く生かして印象的なものであった。ストーリー自体もありきたりではあるが、娯楽作としては及第点と言えるだろう。だが後半になって砂男が蘇った後から雲行きが怪しくなってくる。本来ならここから面白くなってくるはずなのに、展開が画に描いたようなご都合主義で萎縮する。途中から先が見えてきてしまい、次に誰が殺されるのかすぐわかっちゃうしね。更に迫ってくるミイラの動きがあまりにも陳腐なCGで、全然主人公と戦っている感じがしない。何というか、敵がそこにいるように見えないのだ。巨大な砂嵐は迫力満点だったので、余計にその落差が目立った。[DVD(吹替)] 4点(2009-01-13 00:12:56) 3. バグズ・ライフ ストーリーは悪くないんだけど、ちょっと気持ち悪かった。ラストの小鳥に食べられるところなんか、もう吐きそう。ただ、エンディングのNGは面白かった。トイ・ストーリーとの絡みなんかは、嬉しかった覚えがある。[DVD(吹替)] 5点(2007-05-23 15:27:48) 4. バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3 前作、前々作と申し分ない作品を見せられた後の完結編なので、いやが上にも期待感の高まる作品であるが、やはりもう、何度見ても楽しめる作品群として見事に完結させた。日本人なら何だかんだ言って嬉しいあの台詞だったりとか、マーティとドクの相変わらずポンポンと展開する掛け合いだとか、1作目、2作目とのリンクだとか、語りだしたらキリがない。でも、正直言って不満が無いわけではない。まず、結末がちょっとイージーではないか、というのは感じてしまった(あれだけドクが理論を並べて語っていたにも関わらず)し、メインテーマがあんまり流れないし…。とはいえ、それも楽しめたからこそ、の不満であるように思う。最後に「THE END」の字幕が出たときは寂しかったなぁ…。見終わってから考えたけど、この作品何が良かったかといえば、軽いノリで「テンポが良かった」ことだと思う。どの作品にも共通して、やはりテンポは大事なんだろう。[DVD(邦画)] 10点(2007-01-14 14:34:35)
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