みんなのシネマレビュー |
|
【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 裸のキッス 《ネタバレ》 何と言っても、冒頭のシークエンスの破壊力。娼婦がいきなり、暴力装置になって、それもスキンヘッドで、すごい。ここだけで、心を掴まれる。そして、テーマの近代性。傑作。[映画館(字幕)] 9点(2019-01-30 22:56:36) 2. ハスラー 《ネタバレ》 モノクロの雰囲気のある男匂いのする映画。ニューマンが、良い。[映画館(字幕)] 8点(2019-01-28 22:54:03) 3. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか 《ネタバレ》 ブラックユーモアの代表作。テンガロンハットをかぶったアメリカ人を嘲笑したパイロットによる誤投下に始まり、優雅な曲の中、きのこ雲が乱立するエンドで終わる狂騒詩。真面目な映画ではありません。毒気に満ちた映画。ピーターセラーズの代表作。気の弱い人物から、ヒトラーに狂った右手を無意識で掲げ用とする軍人までの一人複数役を演じて、最高。キューブリックで、一番好きかも。[映画館(字幕)] 10点(2018-12-28 04:41:58) 4. 華岡青洲の妻 個人的には、日本映画で大好きな役者三人(雷蔵、秀子、あやや)が、出てるので、評価点はもう少し上になるはずなのだが、もう一歩ダメだった。各人、演技は申し分ないのだが、何かなあ。アンサンブルが悪いのか。テーマが好みでないのか。映画としては、嫁姑問題というより、一人の男を争う女二人と見ていた。まるで、フランス映画(トリフォーの映画)みたいに。そう思いません?[映画館(邦画)] 6点(2018-12-22 23:31:39) 5. 8 1/2 《ネタバレ》 大傑作。理詰めで映画を解釈する人には、不向きな映画。夢と現実。妻と愛人。そして。子供時代と巨乳。そんな映画。でも、楽しい。人生肯定の映画であり、勝手な映画(設定からして、次作に悩む映画監督の実像をモチーフに・・・)。真面目に考えたら、馬鹿に見える映画。そして、ラストの大観覧車の周りを踊るキャスト。何の意味があるのか。ないに決まっているではないか。・・・飽きずに最後まで魅せる映画。傑作。[映画館(字幕)] 10点(2018-12-21 15:10:17)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS