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プロフィール
コメント数 3881
性別 男性
年齢 53歳

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181.  ハウリングII これまでに観た「第2作目」映画の中で、最もダメな映画、という気がします。何から何まで味気ない、何とも陳腐な作品。「クリストファー・リーに出てもらいました。だからこれは恐怖映画です」とでも言いたいのだろうか。そんなの通用せんよ!第一、ギャラがもったいない!そんな金があったら特撮かどっかに金かけろっての!C・リーに幾ら払ったんだ!?製作費の明細見せなさい!! ←興奮しすぎ。1点(2004-11-06 01:47:32)

182.  パトリオット いや~『ブレイブハート』よりもいいところ、一応無いわけじゃなくて、アチラよりも、メル・ギブソンが役に合ってると思いますよ。しかし、『ブレイブ~』のアナログ感を無くしてデジタル化しちゃあ、もう「普通の」大作へとガゼン近づいてしまう。もし次回作が「(僕、エメリッヒ、だけど)CGは使いません!」とか宣伝できる映画だったら、その方が余程インパクトあると思います。う~む、それに、映画の長さも、本作に関しては何だか薄味感に繋がってしまった気が。ストーリーはわかりやすい感動モノ、映像的には迫力モノ、観てて飽きはしない、それなのに、どこか地味なものを感じてしまうのは、一体ナゼ?結局は「いい意味での毒」が欠けているのかもしれません。6点(2004-08-11 01:25:38)

183.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち 悲しいかな、ワタシ、こういうの好きなんですよ(笑)。まあ、イマドキの大作っぽい「技術」過剰のカメラワーク、何とも含蓄が薄弱ですけども、まあ、これだけ徹底してテンポよくやってくれると、逆に、たまにちょっとしたヒネリが入るとまるで変拍子のような味わいが。ジャック・スパロウという曲者の存在が、一見ありきたりで無難な展開に程よく「水を差す」んですよね。さらに楽しいのは、海賊のガイコツ軍団。そう、白状しよう、ガイコツ軍団とのチャンバラ見せられた日にゃあ、もうその映画にゃ逆らえないんだよっ。ちなみにですね、この映画、公開時には、会社の嘱託のジイサン(結構ウルサガタ)も、ニヤニヤしながら「意外にオモロかったなあ」と褒めてたので、昔からの特撮映画ファンには、ちょっと受けがよかったりして? ところでこの映画、『ターミネーター3』と続けて見るとちょっと面白いかも?「お、この海賊も取れかけの首を自分で直してるぞ、何だ、ターミネーターだけじゃなくて誰でもできるのか?」「おいおい、お前、そんな自殺の真似したって、ターミネーターにかかれば、自殺の確率の低さを指摘されちゃうぞ」とか、何かとツッコミを入れられます。ま、どうでもいいハナシですけど。8点(2004-08-09 02:09:28)

184.  ハンテッド(2003) まああんまり関係ないんですが、見てて『フォーリング・ダウン』を思い出してしまいました。どちらの映画もおそらく企画段階では、「こりゃあきっと斬新な映画が出来るゾ」と思ってたのに、作り始めたら案の定迷走してしまった、かのような・・・。しかし私には何かコタエられない味わいを感じさせるタイプのイビツさ。結構好きですよ。演出自体は、静と動、緩と急の対比をうまく織り交ぜ、ひきつけられます。内容的には、戦場の狂気がそのまま、ほとんど「何気なく」アメリカ国内に持ち込まれる。うん、コンセプト的には『プレデター2』に近いとも言えようか。言えないね。すみません。その狂気は、ベニチオ・デル・トロのイッちゃった目つきで、嫌というほど感じさせられる。しかしその背景に隠されているのは、単なる一個人の精神の失調ではなく、国家に叩き込まれた、システマティックな殺人術。人類の歴史は、まさに一瞬たりとも、戦争・殺戮と切り離されることはなく、それは今でも当たり前のように続いている。今後も間違いなく続くのだろう。その絶望的で深刻な問題には、答えが与えられる事は決して無い。そう、ここでも結局ジーサンとの一騎打ちとしてひとまずケリがつけられなければならないという、この皮肉。ヤな話ですね。ところでベニチオ、焚き火のトロ火で刃物鍛えてましたね。こんなことできるんですかね、と一瞬思ったのですが、やっぱりあの目にニラまれたら逆らえませんね。きっとできるんでしょうね。8点(2004-07-25 00:00:00)(良:1票)

185.  ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 これは面白かったあ。前2作、特に第1作が。何となく映画としてまとめるのに四苦八苦してる感じが拭えなかったのですが、この第3作、何だか吹っ切れたかのよう。まず映画の構成、第1作でのギクシャクした感じは姿を消し、映画らしい緊張感に貫かれています。原作読んだ人からは、だいぶ端折り過ぎだという話を聞かされたんですが、まあワタシは原作読んでませんし、特に気になる点はなかったですね。っつうか、前2作みたいに詰め込みすぎてギクシャクしてない分、好感が持てました(もし今後原作読んだら180度意見が変わったりして。笑)。さて一方、目が離せないのが、全編にみなぎるイマジネーション。最近の特撮映画ではどんなシーンでも撮影できてしまう「その故に」逆に何だかどれもこれも同じように見えてしまったりするのですが、本作の映像へのコダワリは、そういった「最近みんながやってるコダワリ」にとどまらず、さらに一味も二味も味付けを加え、ワクワクするような映像を見せてくれます。イマジネーションの勝利。しかしふと考えると、「姿を消すマント」とか「ヒッポグリフ」とか・・・おお、これって『シンドバッド黄金の航海』ではないか(こちらはヒッポグリフではなくグリフィンでしたが)、な~んてことをふと思ってしまい、ニヤニヤしてしまいます。さらにはハリーが眼鏡を落として手探りで探すシーン、あれはまさに横山やっさんの名ギャグ「メガネ、メガネ」へのオマージュでありましょう(?)。まあ、そんな感じで、背景になにか、懐かしいものを含みつつも、あくまで映像は新鮮さがあふれています。見ごたえ十分。面白かったです。8点(2004-07-24 23:29:00)

186.  ハリー・ポッターと秘密の部屋 やったあ、巨大グモ! こりゃ『ジャイアント・スパイダー 大襲来』より良く出来てるね(←当たり前です)。しかもお次は大蛇、何と、怪鳥が襲ってきて目潰しを!これは東映の迷作『怪竜大決戦』のパクリでしょう(←違いますっ)。そういや大グモが出るのも『怪竜~』のパクリだよね(←しつこい)。まあそれはさておき、前作よりは見どころも増え(上記参照?)、テンポもよくなり、なかなか楽しめました(前作は正直言って「少なくともは退屈しない」とすら、言うのがためらわれましたが)。でも、危機また危機、というのはよいのですが、さすがに性急すぎて、ハラハラドキドキする暇もない、というのはいかがですかね。子供にも楽しんでもらおうということでスリラー色が強まるのを避けたのでしょうか。その点、やや物足りないです。せめて謎解きのスリルくらいは、もうちょい落ち着いて深めて行って欲しいもんです。7点(2004-07-19 00:53:48)

187.  ハリー・ポッターと賢者の石 原作は読んでないのですが、当然その話題性だけは嫌でも耳にしていた訳で、で、いざ本作を観ると、「え?これでいいの?」ってな感じ。まあベストセラーの映画化ということで、イメージを壊さぬよう少々気を遣いすぎたのではないかしらん、との想像がムラムラ沸いてきてしまう、この何とも無難な仕上げ方。すべてがさもありなん、まあ最近の映画でアリガチ~な感じのする映像の連続で、「見た事無いモン見せてやるゼ!」のような勢いはちょっと希薄。ストーリーは・・・これって、面白いんですかねえ? 何だかひとつのまとまったオハナシには思えない、まどろっこしさ。とは言え、最後まで見たら、うん、まあ結構オモロイやんか。ははは、どっちやねん。もしこれが単発映画であったとしたら、ちと散漫すぎる映画に思えるのですが、とりあえず無事、シリーズ化が進行中。多少冗長な部分も、シリーズ1作目としては仕方のない点もあるでしょうし、シリーズが完結した時点で、本作の最終的な意義が決まるのかもしれません(ちょうど、スメタナ作曲の連作交響詩『我が祖国』が、個々の曲の完成度にはムラがあっても、連続演奏する場合には、どの曲も絶対落とす事のできない存在価値を発揮するように・・・)。6点(2004-07-19 00:32:03)

188.  800万の死にざま どうやらハードボイルドものの主人公はアル中と相場が決まってる・・・なんてことはないけども、まあそういった市井の悲しみみたいなものは、こういった作品においていわば必需品な訳ですが。その割りには何だか雰囲気無いですねえ。音楽で何とか雰囲気盛り上げようとしているけど、映像自体は何ともフツーで惹きつけるものが感じられず、ちょっと音楽に頼り過ぎみたいに思えるフシも(と言って音楽が格別よい訳でもないのですが)。さらに数少ないアクションシーン、こういう演出もアリかも知れないけど、どうも重心が定まらないような物足りなさが。ところで見どころは、チャンスの手下の黒人の大男。いや、何となくですが(笑)。5点(2004-07-09 23:58:12)

189.  ハッド 『シェーン』のブランドン・デ・ワイルドの成長した姿が見られるということで、どの人が彼か判るかな~とドキドキして見始めたら、ははは、一発で判るこの顔、時に少年っぽく、時におっさんクサい。変わらんのう。この映画、現代のBSEや鳥インフルエンザ問題にもつながるものがありますね(ポール・ニューマン演じるハッド、シャレにならんほど的確な問題発言!)。牛を「処分」するシーンは凄まじくも切ない、印象的なシーン。いつまでも止まない銃声が、リアルな描写で、心に迫ります。そしてその背景に描かれる、噛みあわぬ人間関係。映画自体がとても丁寧に作られており、好感が持てます。7点(2004-06-06 00:55:55)(良:1票)

190.  パラダイスの夕暮れ これはちょっと、とりとめないというか、観てて気分がうまく乗りませんでした、残念ながら。カウリスマキ作品、いつもどこか人を食っていて、その白々しさに呆れた瞬間から映画の世界にハマってしまうのですが、この映画に関しては、ハマるタイミングが摑み切れず、となるともうあとはズルズルと、まさに「人ごとのように」映画を眺めるだけになってしまう悪循環。しかも映画は例によって短く、すぐに終わっちゃう。私にとっては、イマイチに思われた映画でした。恋愛モノらしからぬ恋愛モノ、これはこれで結構なんだけど、もうひとヒネリ、何だか物足りない気が。5点(2004-03-13 23:57:21)

191.  ハムナプトラ2/黄金のピラミッド これは残念、内容的には前作からパワーダウン、高まっていた期待は見事裏切られた。イムホテップよ、アンタは充分強いんだから、変なヤツ頼るなっての。おかげで全然貫禄が無くなってしまったじゃないの。スコーピオン・キング、何だかあんまり強そうじゃないんだよな・・・。6点(2004-02-15 15:38:27)

192.  ハムナプトラ/失われた砂漠の都 元ネタの『ミイラ再生』は未見なのですが(イムホテプ役はB・カーロフだとか)・・・少なくともこちらはメチャおもろい! ウン好きですよ、こういうの。「どうだ、要するにミイラが観たいんだろ、ナンボでも見せてやるぜ!」とばかりに多用される特撮。そうなんです、ミイラが観たかったんです、有難うございます、と言わざるを得ない。金かけてスター出してくれたって、私には興味ない、そんな金あったら、ミイラ出してくれ。そういう私の気持ちをたっぷりと汲み取ってくれた、楽しさ溢れる映画です。「CGの敵との格闘」、それは、最近のCG垂れ流し映画よりも、往年のハリーハウゼン映画の味わいと楽しさに繋がるものがあります。そしてイムホテプめっちゃ強い。敵は強ければ強い程良い。私は大満足でした。8点(2004-02-15 15:29:13)(良:2票) 《改行有》

193.  ハドソン・ホーク ダイ・ハードでブルース・ウィリスが成功したのは、あの苛烈な設定に彼がミスマッチしてたから。多分設定的にはこちらの方が合ってて、それ故、逆に面白みという点では断然損してると思いますね。見た目にもトボけたB・ウィルスが、トボけた役やるんなら(しかも映画の看板ヒーロー役やるんなら)、さらに工夫が無いと・・・ま、このようにとりとめの無い映画に。アイデア勝負という点では色々ガンバってるのは、わかるんですけど、ややお寒いかな、と。5点(2004-02-08 16:43:33)

194.  針の眼 第2次大戦下、ノルマンディ上陸作戦を前にした連合軍は、ドイツに対し、カレーからの上陸を仄めかす偽装工作を行っていた、しかし、それを察知した一人のスパイが存在した・・・ってな趣向のケン・フォレットの代表作を映画化。原作は、前半は上述の通りのエスピオナージュ、後半は一転、恋愛サスペンスっぽい内容で盛り沢山。原作を考えると映画前半がやはり食い足りない印象ですが、元々原作があまりにサービス過剰なんで、映画化するならこんなトコですかねえ(とは言え、ゴドリマンの影が薄いのが不満と言えば不満)。少々慌ただしい前半から、後半は孤島を舞台にまったりとした感じ、しかし次第にテンションを上げて息詰まる展開へ。ミクロス・ローザの大仰な音楽が、うまく盛り上げてる部分もあれば、しつこく思える部分も・・・。クライマックスは比較的原作に忠実、一軒家での攻防戦はタマラン魅力があるので、つい興奮。本作、ラストを含め、原作より大分甘い部分がありますが(フェイバーのキャラが人間的)、マ、この辺は、原作執筆時まだ二十代だったフォレットの勢いある原作に対し、映画の方はチョイとオトナの味わいを加えたわけでしょうか。8点(2004-02-08 15:50:27)(良:1票)

195.  パール・ハーバー こんな映画が作られるのがアメリカなんだから、きっとあと何十年か経ったら、9・11同時多発テロなんかも一大スペクタクルとして映画化されちゃうんでしょう。しかも3時間の上映時間のうち最初の2時間くらいがテロ、アフガン紛争が20分、何故か最後にイラク戦争が40分描かれフセインが捕まってTHE END。こんなとこでしょ。当然米軍は正義の味方で、いくら空爆しても市民に犠牲者は絶対出ない。娯楽大作なんだから、このくらいのサービスは当然。映画を真に受けてしまった一部のアメリカ人が騒いだりして、悪者にされる側はたまったもんじゃないけど、マアどうせ、アメリカ人は観て一週間も経ちゃ何も憶えて無いだろうから、それが救いか。しょうが無いので、アメリカ人以外の人々は、豪華な戦闘シーンをボケっと観て絵空事として楽しむ。そこでふと思い出す、昔、「パール何とか」という似たような映画があった気もするなあ・・・。2点(2004-02-07 10:45:04)(笑:3票) (良:1票)

196.  ハンニバル(2001) こりゃまあ、原作読んだ時点で「なんじゃこりゃ?」と思ってたもんで、何ともかんとも。主人公~レクター~犯人の多層構造が生み出すサスペンスはもはや見られず、構成力を犠牲にしてまでも好き勝手書きまくる暴走ぶりにはちょいとついていけませんでした。で、これを映画化ということで、う~ん、例のシーン、どうやって映像で表現するのか、と思いきや。「ホンマに映像化するなっ!」。ちょっと唖然としてしまいました。さすがにラストばかりは、原作通りっちゅう訳に行かず、映画らしいオチに変更されてて、ホッといたしました。まあ、そういう訳でですね、原作が好きになれなかった以上、あまり大きな期待は持たずに観た訳ですが、さすがにリドリー・スコット、悪趣味な描写とは別に、ちゃんと「光と陰」へのこだわりの映像を展開してくれて、これはこれで楽しめたわけです。でもやっぱり趣味悪いぞ。7点(2004-01-24 01:31:44)(良:1票)

197.  裸の銃を持つ逃亡者 さっきもKBS京都(関西のUHF局)で放送してたんですけどね、実はコレ布石があって、先週の同時刻には『逃亡者』が放送されてる。しかも、コレの元ネタの映画・・・ではなくて何故かマイケル・チミノの『逃亡者』の方。全然関係無いんでやんの。この計算の行き届いたシラジラしさには何か感動に近いものを。ま、どうでもいいことでした。さて本作、おなじみドレビン警部、じゃなくて、役名「ライアン・ハリソン」(ナメてる)がテキトーにボケまくり、何か知らんがやっぱり笑えてしまう映画にはなってます(ところどころ、マジでオモロい)。これもまあ例によって、他の映画のパロディが多いので、万が一「初めて観た映画がコレ」なんて言う人がいたら、理解不能でしょう。エンド・クレジットの中にあれこれ一生懸命ギャグを盛り込んでるのも、本来は「探す面白さ」を楽しむべきところなんでしょうけど、字幕で出ちゃうと、ちょっとブチ壊しですね。ま、面白かったからいいや。7点(2004-01-18 02:42:34)

198.  バッドボーイズ(1995) 本日、長い長い続編を観て正直疲れてしまってる状態なので、コチラが何だか良心的な作品に思えてきてしまう。しかしその実態はと言うと。この映画、予告篇がわりとよく出来てたんですよね~何だかとんでもなく凄まじいアクションがオンパレードの映画かと思ってたんですが、観てみたら、結構フツーかも(最近そういうの多いけど)。ま、確かに「魅せるアクション」にはそれなりにこだわってるようですけどね。とりたててワクワクするものも無いけど別に面白くない訳でもない。ヒマ潰し用映画の有力候補に挙げられてしまいそうな映画ですな。6点(2004-01-11 00:39:40)

199.  バッドボーイズ2バッド この映画の見どころというと、まあ簡単に言ってしまうと例のごとく、1にキャラ、2にアクション、3にカメラ、ってとこでしょうか。しかし、このキャラ、そんなに魅力あるかなあ。軽いノリの裏に観客に何か感じさせるものがあるのならともかく、心底まで軽いので、本当に「毒」と言えるものが無い。これではただの、「ちょっと乱暴だけど愉快で気のいい2人組」。バッドボーイズの名が折れる。もしこの映画のタイトルが『グッドボーイズ2グッド』だったとしても私は驚きませんよ(ってか、むしろその方が毒が生まれると思うぞ)。しかしアクション、これはスゴイ!カーチェイスがホントにスゴイ!私も育ちの良い方ではないので、カーチェイスさえあれば何杯でも飯が食えるタチ、これはもう堪能いたしました。カーキャリアから転落したクルマがゴロゴロ~ゴロゴロ~って転がりまくり、しまいには何で転がってるのかよくわからん車までゴロゴロ~!特殊効果を交えようと何しようと、あくまで泥臭いカーアクションにこだわってくれたのは大感謝、この究極のカーアクションを目の当りにし、少し目頭が熱くなった事は否定しません。で、ここまではまだ良かった。この映画、ここからが長い長い長い!(このレビューの長さの比ではナイ)。あのカーチェイスがラストだったら随分映画の印象も違ったハズなんだけど。途中の捜査の描写がスゲーいい加減なのは、まあ観てる側も最初から期待してない訳で、とにかくキャラの魅力とカメラ頼みのアクションで映画を無理矢理つないで行くのですが、キャラの魅力に関しては上述の通り、コチラとしてもそうそう長時間は付き合いきれない程度のもの。カメラ(というかCG)についても、ふ~んどうやって撮影したのかなあ、という素朴な疑問が頭をよぎりはするものの、感心するよりは正直鼻につく。で・・・この映画いつまで続くんだろう、とちょっと不安になり始めたころ、ようやく訪れるクライマックス、だけどこれがもう支離滅裂、刑事アクションなのに戦争モノに挑戦ってか?こういうのは、実は一度やって欲しかったので大変よろしい(何だそりゃ?)。それに、ついにジャッキー映画も米映画にパクられるようになったか、と思うと何となく嬉しくない訳でもない。という訳で、CM込み2時間位にズバズバ編集した状態でTV放送された暁には、この映画の評価は急上昇するに違いない、そんな映画であります。6点(2004-01-11 00:03:31)

200.  初恋のきた道 これは、某飲料メーカーのウーロン茶のCMみたいな映画ですね。あの手のCMは結構好きなので、自然にこの映画も好きという事になります。大体私は恋愛映画なんてものはだーーいっきらいなので、きっとこれは恋愛映画じゃないのだろう、うん(また例によって支離滅裂になってきましたがヒラに御容赦を)。これもまた一つのノスタルジー系ファンタジー、中央の昔話シーンのみカラー撮影して、劇中劇のような体裁です。その昔話の中で新任教師への一途な想いを見せる少女チャン・ツィイー。「そんなブリッコしてたって、ホントは怒ったら空飛んだりしてメッチャ強いんやろ!」とか言ってはいけない(じゃあ書くな)。肝心の教師が余り男前には見えないが、これは私の焼餅だろう、と自戒(しかしあんまりにも男性の理想を具現したような少女の人物像、女性の目から見て不愉快に感じなければいいのですが・・・)。そういう夢のような昔話から、寒々とした現代へと舞台は戻り、昔話は歴史となる。そのはかなさ。しかし確かにその歴史は人々の心に刻まれているのでした、メデタシメデタシ(いや、めでたくはナイけど)。というわけで、やっぱりノスタルジー系ファンタジーだったのでした。8点(2003-12-29 21:36:57)(笑:1票)

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