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21. ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
なんかもう、殺伐としていて、「殺し合い」の物語に殆ど呆れてしまう。それでも、これを見続けるのは、「賢者の石」からの彼らキャラクタの魅力ゆえのこと。シリーズ初期の頃は、魔法学校という実に面白い「学園もの」だったのに、設定による宿命と言えばしょうがないのだろうが、次第に物語が、戦争に向かって行くのは、残念なことだった。
今回の映画は、出来る限り原作に忠実に描く、という方針でその長さのために、二部構成にしたとか。自分自身、その昔アニメーションファンで原作漫画は忠実に再現するべきと考えていたクチなので、この方法論がいかに愚かなのか、今回顔真っ赤になるような思いで見た。
Part2はまだそれなりに面白く見れるが、退屈なPart1があったればこそと考えると、正直微妙である。分霊箱と、死の秘宝という2段構成にしないと、駄目だったのか?一つの物語の仕掛けとしては、冗長ではないかと思う。
この辺のことを考えると、この映画は、一本のファンタジー映画としてより、原作ファンを含む"ハリーポッターファン"のための映画なのだろうと考えられる。
[DVD(字幕)] 6点(2011-11-16 23:26:28)(良:1票) 《改行有》
22. パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉
《ネタバレ》 これ、フツーの探検家の話でいいじゃん、と思った。ジャック・スパロウより、インディ・ジョーンズの方が似合う物語なんじゃないかな?
それにしても、最初に現れる人魚の人、トンデモナイ美人だったと思ったら、有名なモデルさんなんですってね。
[DVD(字幕)] 4点(2011-11-09 08:18:29)《改行有》
23. 拝啓天皇陛下様
《ネタバレ》 軍隊というのをこういうふうに捉える人というのは、珍しい。
よく、「タダで飯が食える場所」として刑務所に何度も入りたがる、犯罪者の話を物語の中では見るが、それも軍隊となれば、普通は話は別だろう。それだけこの主人公は、体と心に自信があり、且つシャバでは苦労した人なんだろう。
生来の丈夫な体と、図太い神経で、軍隊ではさほどの苦労もなく、良き上官に恵まれた「ヤマショウ」は、天皇陛下の熱心な信奉者(というと語弊があるか)になる。、今で言うところの「ファン」なのか!
最後、ヤマショウが、亡くなった時、画面に手紙の文面が映しだされる。
「拝啓、天皇陛下様
陛下よ、
あなたの
最後のひとりの
赤子が
この夜
戦死をいたしました。」
これは、ヤマショウの視線ではなく、観客の視線の文面、我々が陛下に知って頂きたいと願う視線の、出すことの叶わぬ手紙なのだ。そして私は、ここまで来てやっと思い知る。この物語全体が、陛下に宛てた手紙だったのではないかと。ヤマショウが出そうとして出せなかった、ファンレターなのではないかと。
[DVD(邦画)] 8点(2011-07-15 21:45:39)(良:1票) 《改行有》
24. パソコンウォーズ ISAMI
このタイトルになる前の「ISAMI」だけのときに見ましたが、低予算でもうまく撮影すれば、ちゃんと近未来っぽい画面が作れるんだと感心しました。ストーリーは単純なヒーローものですが、最後の決戦を終えた後の爽快感がいいです!7点(2004-08-12 09:53:00)
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3 | 39 | 6.07% |
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4 | 82 | 12.77% |
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5 | 104 | 16.20% |
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6 | 170 | 26.48% |
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7 | 122 | 19.00% |
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8 | 81 | 12.62% |
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9 | 27 | 4.21% |
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10 | 5 | 0.78% |
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