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41.  バグダッド・カフェ 不思議な映画でした。舞台はアメリカでしたよね。でもどこの国かわからないような風景といつもイライラしているCCH・パウンダー。埃っぽくカラカラと乾いた感じがいい。全体的に気だるい雰囲気なのに眠くならないのが不思議。主題歌「コーリング・ユー」も気だるいメロディーだけど聴いているとすごーくいい気分に。今もどこかで耳にすると黄色っぽい色彩とタンクが浮かびます。ドイツ人旅行者の太ったおばさんといい、私にとっては癒し映画です。あの店のコーヒーを飲み「これは茶色の水よ」というセリフがなぜかいちばん印象に残ってます。7点(2004-07-07 22:31:39)

42.  バーチュオシティ このところ若いころのラッセル・クロウ作品を続けて見たのでなんとなく悪役ラッセルも見たくなって再見。デンゼル・ワシントンがかすむキレっぷり、暴れっぷり、素っ裸も披露してくれてるラッセルが最高です。オスカーも受賞し、大スターとなったラッセルはアキラと書かれた手ぬぐいを頭に巻いた自分の在りし日の姿を、今どんな想いで見るのだろうか?できることなら本人に聞いてみたい。7点(2004-05-12 09:06:33)

43.  バックドラフト 口下手で愛情表現もヘタなお兄ちゃんと軽くてデレっとニヤけた弟。いかにも長男と次男です。火災シーンとサスペンスと兄弟愛と涙、そしてこの豪華キャスト。J・T・ウォルシュはもちろん、スコット・グレンが単なる同僚で出てくるわけないから、何かあるぞと最初から期待させてくれるし、面白くないわけがない。しかしどことなくクサイのだ。例えばデ・ニーロのせりふ「火を消すには愛も必要だ」なんてのが出てくる。何のこっちゃ!初見はビデオだったかな?WOWOWだったかな?字幕翻訳したのは誰だかしらないが、この人の趣味なのか度々このようなこそばゆくなるセリフが出てくるのには閉口した。語学力のない自分が情けなくなるのがこういう時だ。しかしそれをカバーしてくれたのが今までにない試みと当時話題になった火災のシーンとカート・ラッセルの不器用だけど力強い父性を感じるスティーヴンと男の友情ですね。スティーヴンはダンナとしては奥さんがどれだけ譲れるかにかかってくる人ね。制服姿の男はほんにカッコイイものです。 7点(2003-12-10 09:49:07)

44.  春を背負って 《ネタバレ》 松山ケンイチが見たかったんです、プライベートでも家族と田舎に移って狩猟や農業にいそしみ、それに関連する仕事もしてる時期があるということなのでどんな山男ぶりを見せてくれるのか期待しました。 しかしオープニングのクレジットと音楽に度肝を抜かれたというか、唖然として思わず見続けてしまうというくらいキョーレツでした(笑) これはどう受け止めればいいのか、あえて昭和30年代、40年代の品行方正な映画を作りました、懐かしいでしょ?てことかしら。 こそばゆいようなセリフの数々、涙のあとには必ず笑顔。ラストは手をつないでルンルン回るんですよ。 おじさん二人が追悼?鎮魂?哀悼?そんな感じで笛の合奏には参りました、曲は「ふるさと」だったっけ? けれど何がどうなろうがハッピーエンドしかないという安心感があるし、ここまで徹底していると清々しさも感じます。 細かいとこではあの環境で携帯で通話できるんですかね。 まあ、とにかく俳優の顔ぶれが多彩でそこが見所のひとつではないでしょうか、そしてやはり石橋蓮司と新井浩文がしっかり登場しています。 山登りはしたことないししたいとは思わないけど、目標地点で眺める景色とその時の気持ちは最高だというのは理解できます。 山での撮影はかなり大変だったでしょうね、そこを考慮したいと思いました。[インターネット(邦画)] 6点(2022-04-22 12:33:29)《改行有》

45.  半世界 殆ど洋画しか観ない方なんですが、このところアマゾンプライムにあがっている邦画になぜかハマっています。 幼馴染の3人が中年のおっさんになり、故郷を離れていたひとりが帰ってきてからの3か月間のはなしでした。 3人のキャラや俳優の雰囲気、演技も無理なところもなく、何か強烈なものがあるわけではないのに退屈もしないし 自然に惹き込まれてしまう映画っていうのがあるんですよねぇ、何がどうだからっていうのは上手く言えないんですが。 本作は私にとってまさにそういう映画でした。 ところで石橋蓮司、あの映画この映画とほんとによく見かける。 若い頃はとにかく悪役、サイコパスで不気味ですごいインパクトでした。高齢になってからの方が役の幅が広くなって大活躍って感じです。 奥さんがこれまたクセのある悪女役が記憶に残ってる緑魔子さんなんですよね。 「一度も撃ってません」も観てみよかな[インターネット(邦画)] 6点(2022-04-02 17:59:08)《改行有》

46.  パリ3区の遺産相続人 《ネタバレ》 最初は遺産相続をめぐる辛口のコメディかなと思ったんですが、かなり重いものを背負った人たちで深刻な様相が見え始める。 なんか最初の予想とは全く違って少々呆気にとられてしまいました。特にケヴィン・クラインが実はかなりメンタルがボロボロなんですが中盤過ぎるまではあんまり感じないし、どっちかというと嫌なやつなんですがいきなり痛々しい人になっちゃってこっちが戸惑ってしまったという。 でも暗くなりすぎることはなく所々ユーモアも見せながら話は進んでいく。舞台になっているフランスにありがちと思える大人の事情というやつが絡んだドラマ、フランスにはヴィアジェという不動産売買があることも知りました。 キャストがベテラン揃いなので安心して観ていられますね。マギー・スミスはほんとに目が印象的ですねえ。高齢になってもその目力が凄いです。[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-07-05 23:02:59)《改行有》

47.  ハイヒールを履いた女 《ネタバレ》 中年というより高齢といったほうがよい男女でして シャーロット・ランプリング演じるアンナはもう冒頭からワケあり全開で、精神を病んでるっていうのが なにげにわかる、度々公衆電話でかける相手が・・・それが悲しすぎです たぶん、かなり年下の旦那さんから一方的に離婚を迫られたんだろうなあ、未練たっぷりなのに 理解ある大人の女を無理して演じたとか?・・・そこらへんから精神のバランスがおかしくなって その上。。。娘や孫も大事だけど、女としていられる相手なんだなあ、わかるわかる。 あぁ年取っちゃったなあていう口元、でも相変わらずかっこいい、ハイヒール履いた足が美しいです。 お見合いパーティで知り合った男が殺されちゃうんですが、犯人はもう最初からわかってるようなもんでして なぜ、そうなっちゃったのか、アンナの過去に何があったのか 物語はそこなんですが、ちょっとパンチが足りないです。登場人物それぞれの描き方がちょっと中途半端。 ガブリエル・バーン演じる警部、職業柄の直観とひとめ惚れの両方でもってアンナに近づく、この警部さんの キャラがもう少しはっきりしてるとよかったかもね。 詩的な雰囲気で多くを語らずみたいな印象なんですが、やっぱり物足りなさを感じる なにって、ロンドンにもあんな高層マンションがあるんだ、築100年の家ばかりではなかったです、はい。 イメージとは違うロンドンの街を見せてもらいました。 監督のバーナビー・サウスコムはランプリングの実の息子だそうです。[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-04-20 23:44:38)《改行有》

48.  8月の家族たち 《ネタバレ》 ぜんっぜん面白い映画じゃないです、ヒドイ映画ということじゃありません。 観終わったあと「ふー」と疲労感のため息です。 いろんな観かたがあると思うけど、私がいちばん感心したのは 「ジュリア・ロバーツがついに室内演技合戦シリアス映画に馴染むようになった」てことです たぶんほぼノーメイクで白髪も染めず、体もシェイプアップしてなくてあの笑顔も無し。 ぜんぜんキレイじゃないジュリア・ロバーツを映画で初めて見ました。彼女ももう50歳ちかいんですねぇ。父親役のサム・シェパードと妹の怪しい婚約者ダーモット・マローニーは昔、恋人役で共演してるんだよねーなどと感慨深いのでした。 メリル・ストリープは言わずもがなってかんじで、あれくらいできて当たり前と思うわけで。 バイオレットは3人も産んだのに母親よりもはるかに女の部分が勝ってる人なんだと思う。 自分より若い女に対して「あんたはもう年、ババア」とか言う人ってたいていそうです、彼女の場合プラス健康てこともあるんだと思う。 久しぶりに家族親族が集まったのはいいけどなんか余計にグチャグチャのカオス状態になって終わってしまいました、次に集う時はバイオレットの葬式だな、なんてラストで思った次第です。 そうなったら、なんとなくまた家族として数日間過ごすんでしょうね、その時はバーバラがバイオレットになってるかもしれません、これも受け継がれていくもののひとつなんでしょう。 キリキリと胃が痛くなるような罵倒の連続の中、カンバーバッチの弾き語りにしばし癒され クリス・クーパーの「なんでそんな口の利き方をするんだ!」の一喝でスカっとさせていただきました、はい。 そして忘れちゃいけないジュリエット・ルイスの登場、アタマのネジが外れかかってるみたいなはすっぱな雰囲気は今も健在でした。なんだか話の内容とは違う部分に感動した映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-04-06 16:54:26)(良:1票) 《改行有》

49.  パッセンジャーズ 《ネタバレ》 とてもキレイなその後でした。 オープニングの墜落事故のシーンがあっけなく終り、必要最小限の人物で何か不自然な流れに「あれ?これって。。。」とすぐに感じるものの、全体の雰囲気、カメラ、ロケーションが洗練されていて美しく、静かに進行していくところに惹かれました。 ビジュアルや雰囲気を味わう映画という感じ。 人は必ず死ぬけれども、予期しない突然の死となればまわりはもちろん、本人も覚悟はできない、そういう恐怖とか不安に対するひとつの提案とでもいうのでしょうか、親しかった人が迎えに来てくれる、なんかちょっと安心するじゃないですか。迎えに来る人たちがみんなほんとに優しくいい人たちなんです。。。可愛がってたワンコまで・・・健気です。 自覚しながらも責任感から最後まで見守っているパイロット役のデヴィッド・モースが切なかったです。 観終わったあと、なんとなく味わったことのある雰囲気だなあと思って、そうだ「ステイ」だ、と思い出しました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-09 12:23:22)《改行有》

50.  バック・トゥ・ザ・フューチャー インディー・ジョーンズシリーズは何回観ても面白いし大好きだし、その昔小学生だった頃、NHK少年ドラマシリーズの「タイムトラベラー」にもハマったのですが、このシリーズにはなぜか魅力を感じません、すみません。 私にとって何が欠けているんだろうかと考えてみた。たぶんキャストかなぁ、好きなタイプの俳優がいない、特にマイケル・J・フォックスがなぜ主役クラスの俳優なのかわからない。あと、何か心に響く訴えてくるテーマみたいなものも感じないんですよ、今書いてて思ったんですが、ここんとこが「ゴースト・バスターズ」にも言えるかもしれない。 でも娯楽作品としては満点だと思います、皮肉でも嫌味でもなくテレビの洋画番組で日本語吹き替えにCMアリという環境で観ても気にならず愉しめる映画だと思う。ただ私、タイムマシンより『どこでもドア』がほしいなぁ・・・[地上波(吹替)] 6点(2009-09-03 11:09:19)《改行有》

51.  パトリオット・ゲーム これ何回か観てます、レビュー書いてたつもりだったけど書いてなかったです。 まず脇役がシブイ、ショーン・ビーンが男ぽくてすごくいい、リチャード・ハリス演じるキャラが粋でした。けっこうハラハラしながら面白く観れました。軽くアクションものが楽しみたい時に最適なんじゃないでしょうか、ハリソン・フォード主演のサスペンスアクションはだいたいそういうタイプかな。[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-12-21 21:55:36)《改行有》

52.  バットマン・フォーエヴァー このあたりから雲行きが怪しくなってきたバットマンシリーズ。悪役が派手なのはいいけど、ただ派手なだけになってしまった感あり。限度を知らない子どもが大ウケしたからと、お調子に乗って悪ノリしてるみたい。しかしこのシリーズはバットマンより悪役のほうがインパクトあるから、やりたがる俳優はいっぱいいるでしょうね。そして今回は贔屓のヴァル・キルマーがバットマンだ。マイケル・キートンとは逆で、ブルース・ウェインの時はがっちり体系にスーツ姿が決まって素敵だけど、バットマンになると地味なのよ。でもマスクをつけるとセクシィなくちびるが強調されるというのが個人的にはうれしかったです。当のヴァルは、やはりというか自分のフィルモグラフィーから消したいほどバットマン役を後悔してるらしい。だからあんなにノってなかったのかなあ、気のない演技でした。クリス・オドネルは無理なくロビンがハマっていたと思う。できればニコール・キッドマンは悪役キャラで登場してほしかった。6点(2004-09-28 12:04:00)

53.  ハンナとその姉妹 いやはやマイケル・ケインのダメ男ぶりがあっぱれです。三人姉妹の両親、特にお母さんのやんちゃぶりも可愛らしい。ハンナの4人の子どもたちとか妹と自分の元亭主とのデートをお膳立てしたりするのを見ると、彼女は進歩的でグローバルな人なのね。エリオットはハンナの博愛的なところが物足りなかったのかしら、などと思ったりしました。ウディ・アレンの独特の世界は楽しめました。ダイアン・ウィーストがいちばん身近に感じた。6点(2004-03-14 14:18:14)

54.  バッファロー'66 観始めた時はバイオレンスなのかと思ったけど、ヴィンセント・ギャロのこだわりのつよ~いブラック・コメディなのね。アンジェリカ・ヒューストンが一番印象に残ってます。面白いっちゃあ面白いけど、この映画観てよかった~というような心躍るものはなかったです。ヴィンセント・ギャロのダメ男がおかし悲しくはあるけど、愛しいと感じられなかったからかな?クリスティーナ・リッチのキラキラメイクが可愛かった。6点(2004-01-12 01:18:12)

55.  バニラ・スカイ 大まかな感想は「オープン・ユア・アイズ」のほうに書いてきました。オリジナルに比べて特筆すべきところは、こっちは作品全体が洗練されているのね。タイトルもいいし音楽もいいわ。やっぱりキャメロン・クロウだ。捨てられるキャメロン・ディアスのこともキチンと説明してくれている。ジュリーをストーカー扱いした自分の誠意のなさを反省しないからああいう運命を辿るわけですな。「あの時ジュリーの車に乗りさえしなければ」などと最後までほざいていたっけ。トムが関わっていると思われるが、ペネロペは同じ役でまた出演なんてよく承知したもんだ。女優としてもっとプライドをもってほしいわ。ソフィアとジュリーでは私はジュリーに共感。男に染まらないソフィアと染まるジュリー。男を待たせるソフィアと待つジュリー。男性はどっちが好きなのかしらん。6点(2003-12-21 09:13:14)

56.  ハンニバル(2001) リドリー・スコットはやはりアーチストです。映像が素晴らしい。特にフィレンツェの街並みね。今回はレクター博士が主役なのでカメラの方もレクターの好みに合わせたのかしら。ジョディが降りたのは無理もない。けれどなぜジュリアン・ムーア?FBIエージェントには見えないぞ。一生懸命演じているのはわかるのだけど、やけにリキんでるし、カリカリといつも怒ってるみたいで観ているこっちまでカラダが固まってしまった。私的にはフィレンツェのフェロモン刑事、ジャン・カルロ・ジャンニーニの登場が嬉しい。ゲイリー・オールドマンとレイ・リオッタのシーンは二度は見れないと思った。 6点(2003-12-09 09:49:28)

57.  パージ 《ネタバレ》 まさかこれにイーサン・ホークが出てるとは思わなかった、 今月はイーサン・ホーク祭りになりそうです。 あぁお父さん、息子は勝手にセキュリティ解除し、娘の彼氏に殺されかけ、奥さんも頼りにならないし。 家の中であんな高いヒールのパンプスはいてるのがなんか違和感な奥さん、お裾分けの手作りクッキーも食べずに捨てるタイプに見えた。 クッキー奥さんの表情も不穏でしたし、仮面集団じゃなくて近所中が最初から襲ってくるのかと予想したんですけどね。 最後にブチ切れてぶちのめしたけど、自分がこんなめにあわされたってことが許せない、しかもこんなやつに。みたいなものを感じてスカッとするどころかイラっとしたのでした。 そのわりに黒人を外に出すことはダメだという、でもその根拠となるものが描かれてないし、言っただけで全くの役立たず。 つまり進行上外に出したら話にならなくなるからってだけのことのように感じます。その他いろいろと理由付けが無さすぎてよくわからんというところがマズイなと。 奥さんと息子の訴えに心を動かされたのか、家族を守り戦うことにしたお父さん、黒人を入れた息子を怒りもせず、殺されかけたのに娘に謝罪するお父さんです。 そして自分だけ。。。見てくれだけの関係の希薄な家族のまま終わってしまいました。 ナニといったらお父さんの悲哀を感じた映画でした。[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-08-10 00:35:35)《改行有》

58.  パーソナル・ショッパー 《ネタバレ》 あらすじで普通のサスペンスだと思い観始めたらいきなり霊と交信するとか言い出して、苦手なオカルト映画なのかと面食らったんですが、そのうち真逆である携帯で誰かもわからない相手とメッセージのやり取りが始まる。 パーソナルショッパーとして雇われてるキーラとも直接会うことはほとんどない。見ていくうちにモウリーンて実在してる人物なのかどうかよくわからなくなってくる、そんなところに殺人事件が起きてそこでやっとモウリーンは生きてる人だと安心する。 しかしそれも束の間、二度目のホテルで彼は確かにモウリーンがいる階からエレベーターに乗った、 その前のあの現象は誰?ルイス?それとも・・・ モウリーンがララの新しい相手と庭で話している時、部屋の中にグラスを持ったルイス?が現れ、そして風が吹きグラスが落ちて割れる。風が吹く時ソレは現れるのか・・・空き家でもそうだった。 この時初めてモウリーンは帽子を被っている、これは意味があるのかないのか。 オマーンに滞在しているというギャリーもスカイプ?だけで結局、生ギャリーは出てこない、目の下のクマがくっきりで病人みたいなギャリー。オマーンに到着したモウリーンと再会もなく山に着いても彼はいない、そのかわりにまたしてもグラスなんですよ、いったい生きているのは誰なのか・・・パーソナルショッパーという仕事にしてもモウリーンは直接人と交わるということが殆どないんです。 彷徨っているのは自覚のないモウリーン?もうね、最初から最後まで観てる方が想像しないといけなくてなんかすっきり解決、納得できない映画でした。[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-03-14 16:01:20)《改行有》

59.  バベル 《ネタバレ》 この監督の他の作品は「21グラム」しか観てないから偉そうなことは言えないけど、時系列なんかをバラバラにしてそれほど難しくないモノを難しいモノのように仕上げるのが好きみたいだと感じた。こういう人は私にとってはとても面倒臭い人になります。 本作は群像劇のカタチをとって難しくもないテーマを難しくしてますね。 ところで私、外国人が描く日本と日本人というものにわりと寛大なほうだと思ってるんですが、これは酷い! 都会の高層マンションに住む傍目には恵まれているようで、実は機能していない家族っていうのはわかる。しかし日本は猟銃を所持している人はいても普通の主婦が拳銃自殺なんてしませんし、いくら言葉でコミュニケーションがとれないからって、素っ裸になってベランダで立っている娘を見て通じあえたなんて思う親はいませんから。 ひょっとしてこの監督は日本のAVを結構観てる人なんじゃないかとも思った、歯医者のシーンとかありそうでしょ。 個人所有のひとつのライフルがもとで大騒動になるっていうのはわかるんですけど、そのライフルの出所が日本人ビジネスマンっていうのはどう考えても無理がありすぎです、どういうつもりでこんな設定にしたんだろ???確かに猟銃を使った事件があるにはあるけど、この監督さんにとってはそれが凄く特別なことなのかしら。 モロッコのエピソードはいいとしてベビーシッターのはどうなのかなあ、これもちょっと無理やりぽかったです。タイトルを知った時点で宗教的な教訓を感じるはなしかと思ったけど、そこまで感慨深いものはなかったです。 メキシコのおばさんだけじゃなく登場人物はみんな愚かといっていいんじゃないかな、その巻き添えをくった幼い兄妹がかわいそうでした。何もモロッコくんだりまで行かず、近場にすりゃよかったものを・・・とにかく無事に保護されてよかったです。 40代後半の監督さん、もうそろそろそれなりの品性を感じる表現を身につけてもいいと思いました[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-10-12 11:31:53)(良:1票) 《改行有》

60.  ハンニバル・ライジング 《ネタバレ》 本作はレクター博士誕生を描いているわけですが、ラストに明かされる真実は予測可能でそれほどのインパクトはなく、個人的怨みのない人間まで殺して食べちゃうようになった理由としては弱いかな。全体の雰囲気も今までとずいぶん違っちゃってたわね、なんか肩すかしくらった感じ。 でも後年、クラリスに特別といえる感情を持った理由はなんとなくわりました。確かバーニーもお気に入りだった。お気に入りの人物を観察したほうがレクター博士の人となりがわかりやすい気がしないでもないです。 そしてなぜか突っ込みどころがあるのがちょっと嬉しかったりする、「レディ・ムラサキ」とはなんだ?!なんでむらさき??かなり昔だけど某化粧品メーカーが発売したフレグランスが「むらさき」だった、でもやっぱり「源氏物語」の若紫=紫の上からきたんだろうか・・・このシリーズでこういう突っ込みができるとは思わなかったわね。 レクター博士と東洋の神秘?う~ん、ちょっとイメージじゃないです。 あと、グルータスを演じたのがリス・エヴァンスだとはわからなかったです、「ノッティングヒルの恋人」のヒューのルームメイトのあの人ですよ?太ったようだけどまったく別人でした。 なんだかんだとシリーズ全作観てまず思ったことは、あのレクター博士を深手を負いながらも生け捕りにしたグレアム捜査官はもっと注目、評価されるべきだ![CS・衛星(字幕)] 5点(2009-10-10 10:29:52)(良:1票) 《改行有》

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