みんなのシネマレビュー |
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61. パルプ・フィクション この監督、相変わらず好きなことやってんなぁといった作品。 殺し屋のエピソードを中心に3つの物語を交錯させるように絡ませ、 バイオレンス、コメディー色で味付けした作り。 正直ストーリーはつまらないけど、演出と構成は面白いよね。 タランティーノのファンなら、最高傑作の出来映えでしょう・・・たぶん。[DVD(字幕)] 4点(2011-07-27 07:50:46)《改行有》 62. パッセンジャー57 航空テロを題材にした、ダイハード型の娯楽アクション映画。 主人公もストーリーも映像もすべて小粒でちょっと地味だけど、この俳優さんは愛嬌がある。 奥さんとのエピソードがストーリーにまったく関連性がなくて、ちょっと笑ってしまった。 小気味のいいアクションと展開が見所。B級アクションとして、気楽に楽しむタイプの作品。[DVD(字幕)] 4点(2011-07-27 02:37:05)《改行有》 63. パニック・ルーム 密室型のサスペンスで緊張感を楽しむタイプの映画なのだが、 終始こちらの予測内で話が展開してしまっている。これといった大きな盛り上がりもない。 設定自体は決して嫌いではないのだが、ヒロインを襲う男たちのキャラが安っぽく、 彼らの目的が早い段階でわかってしまうのも面白さを削いでいる理由かも。 普通のB級サスペンスとして楽しめる範囲内の作品。[地上波(吹替)] 4点(2011-07-26 19:25:14)《改行有》 64. パニック・イン・スタジアム タイトル通り、パニックを存分に見せてくれた作品だった。 正直映像や演出はあまり良くないし、地味めなストーリーではあるけれど、 落ち着いて鑑賞できるし、そこそこ楽しめるのではないかと思う。 主役のチャールトン・ヘストンは、相変わらずどっしりしてるなぁ。[地上波(吹替)] 4点(2011-07-26 07:23:48)《改行有》 65. ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い タイトルから、てっきりドタバタ・コメディーを想像していたら、 結構シナリオが練られている作品だった。失われた記憶の謎を、ラストまで引っ張る展開がいい。 ただ、なぜかあまり笑えることはできなかった。下ネタが決して悪いというわけではなく、 これは単に笑えるポイントが自分の嗜好に合わなかっただけかと。 バチェラー・パーティーは楽しそうだな。日本でも流行らないだろうか。[DVD(字幕)] 4点(2011-07-24 04:09:38)《改行有》 66. ハリー・ポッターと賢者の石 ハリー・ポッターのシリーズ一作目らしい。 完全ファンタジーもので、出演者たちがみんな小さくてかわいいわ。 魔法魔術学校かぁ。これは小さな子供たちは喜ぶだろうね。 ストーリー上はいらないシーンも結構あって、その分時間も長いけど、 CGをふんだんに使うことで、作品の世界観をたっぷりと表現してくれている。 お子さんとご一緒にどうぞ。[地上波(吹替)] 4点(2011-07-22 02:39:51)《改行有》 67. バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3 シリーズの完結編。 作品単体としては決してつまらなくはないんだろうけど、 シリーズものはどうしても「1」が物差しになっちゃってるんで、 自然と見方も厳しくなってしまうのが辛いところ。 ラスト以外は映像も地味で、全体的にはこじんまりとした印象。 「1」での設定の妙味という面白さが、「2」以降ではキレを失ったのが残念。 それでも十分楽しませてくれたシリーズでした。[ビデオ(字幕)] 4点(2011-07-16 01:40:03)《改行有》 68. 八月の濡れた砂 オーソドックな青春映画と言ってしまえばそれまでだが、いかにも気怠そうな主題歌とともに、 70年代初頭の若者の鬱屈感は描写されています。 主人公は、どうしても「飛びだせ!青春」の河野先生のイメージが強すぎて。 こちらの作品のほうが早く制作されたので、仕方がないんだけど……。 全体的には粗い作りで、終盤の展開は今ひとつわからなかったです。[DVD(邦画)] 3点(2015-06-25 03:31:52)《改行有》 69. バターフィールド8 登場人物たちの描写はみんな上っ面だけ、立ち位置がはっきりしない、魅力がない。 故に彼らの苦悩や葛藤も、感情移入ができずに「?」や重苦しさばかりが目立ってしまう。 物語の核となる、ヒロインが娼婦になった真相も、まるであとからとってつけたよう。 時々いいセリフは出てくるんだけど、ドラマとしての面白さはまったく感じられなかった。 リズは本作で主演女優賞? ちょっとくたびれた感じはよかったけど、演技のほうは……。 率直につまらないメロドラマでした。[DVD(字幕)] 3点(2012-09-26 04:27:24)《改行有》 70. 蝿男の逆襲 前作は衝撃的でなかなか面白かったんだけど、続編は息子さんが主人公で展開。 序盤からかなり苦しい引っ張り方で、やってることも「1」とほぼ変わらず。 取り立てて見所はないです。終盤からラストにかけては強引というか、無茶ぶりが顕著で、 総体的には今一つの続編だった。[DVD(字幕)] 3点(2011-10-20 12:48:18)《改行有》 71. バイオハザードII アポカリプス 前作からの正統な続き物。前フリは一切なく、冒頭からエンジン全開。 そのまま最後までフルスロットル。とにかく慌ただしくて、 もう少しじっくり見せてほしいんだけど、カット割りも非常に多い作品で、 特にアクションシーンなどは目まぐるしいほど、画面がパッパッと切り変わる。 今回はヒロインを二人出してきたところはいいだけど、前作のヒロイン・アリスや、 バイオ兵器のキャラは、「1」を鑑賞してないとわからん部分もあるかと。 何も考えないで見ればそれなりに楽しめるとは思うけど、やっぱりゲームには適わないね。[地上波(吹替)] 3点(2011-08-23 14:35:50)《改行有》 72. バレンタイン 4人の女の子にセクシーシーンの多い、わかりやすいホラー映画。 モンスターは怖くないし、グロいシーンもあまり出てこない。 オチは一応ヒネリのヒネリを用意してあるようだが、最初のヒネリが今イチ腑に落ちない。 これはヒネリなのか、と思わず呟いてしまいそうなヒネリのないヒネリだった。 ちなみにイケ面は出てこないので、男性向きのホラー。[地上波(吹替)] 3点(2011-08-23 07:27:02)《改行有》 73. バカヤロー! 私、怒ってます 四話から成るオムニバス。相楽晴子、安田成美、大地康雄、小林薫を各話の主役に、 タイトル通りの展開を見せてくれる作品。それぞれのシチュエーションが実際にありそうで、 お話にはすぐに入っていける。内容自体もストレートで判り易く、面白いことは面白いのだが、 映画というよりはやっぱりTV向け。大地康雄のエピソードが、一番印象に残ってるかな? 観ているこちら側も、何となくストレス発散できた気にはなる。[ビデオ(邦画)] 3点(2011-08-20 12:40:14)《改行有》 74. バタリアン2 ホラーコメディーの続編。 前作では個性あるゾンビキャラ達が笑わせてくれたが、二作目となるとさすがにパワーダウン。 それでもこれはひどい、という感想までは持たなかったと思う。 片意地張らずに観れば、ホラー映画としてはそれなりに楽しめる・・・はず。[ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-20 09:35:36)《改行有》 75. ハウス/HOUSE(1977) 日本では珍しいスプラッタームービー。でも外国映画のように陰惨で血がドバドバ、 グロいという訳ではなく、コメディー色が強い。映像も妙にきれいだったと記憶している。 当時の映画雑誌に書いてあったのだが、大林監督はファンタジー映画を作ったと述べていた。 またこの映画の原案者は、当時中学二年生だった監督の娘さんのようで、 制作費も3億円以上かかったらしい。すべて本当のことなのだろうか? ストーリー自体もあってないようなものだが、とても不可思議な怪奇映画ではある。 出演している7人の女の子のあだ名を見ているだけでも十分笑える。 ちなみに前評判だけは高く、公開前から続編を考慮中だったらしいのだが、頓挫したようだ。 まあ機会があれば、もう一度観てみたいね。[ビデオ(邦画)] 3点(2011-08-18 17:36:48)《改行有》 76. ハイスクール・ミュージカル2<TVM> 学園からリゾートホテルに舞台を移したミュージカル作品の続編。 出演者たちは前回と変わらず、爽やかで明るい演技を見せてくれるのだが、 ストーリー自体がまったく面白くない。ぐだぐだしていてテンポが悪く、 内容は「1」よりさらに出来の悪い青春ドラマになってしまった。 ならば歌とダンスで、といきたいところだが、こちらも楽曲が冴えず、 結局最後まで盛り上がらないまま映画は終了。途中で観るのを止めようかとさえ思ったほど。 メンバー達の実力や好感度が高いだけに、非常に残念な作品となってしまった。[DVD(字幕)] 3点(2011-08-13 06:44:28)《改行有》 77. 白痴(1951) ドストエフスキー原作の映画化作品。 カットに次ぐカットということで、「これじゃ映画にならんわ!」 という黒澤監督の怒りの声が聞こえてきそうだが、鑑賞しているこちらにしてみれば 裏事情など関係ないし、仕上がった作品が全て。 冒頭、状況設定を長々とテロップで説明するシーンはあまりにもひどい。 当然ながら内容にもハショリが多いため、感情移入ができずに物語に入っていけない。 特にひどかったのが、この作品のキーポイントでもある原節子演ずる妙子。 彼女の描写の掘り下げが浅いので、一体何をやってるのか、何を考えてるのかピンとこない。 しかもここでもまたナレーションでの説明が入ってきて、ただポカーンとするばかり。 それでも黒澤マジックなのか、舞台劇を観ているような役者達の迫力ある演技のせいなのか、 荘厳な雰囲気だけは伝わってくるんだけどね。まあ、完全な失敗作ですな。[DVD(邦画)] 3点(2011-08-13 06:36:49)《改行有》 78. ハンコック 映画が始まって、すぐに主人公がぶっ飛んで、こちらも驚いてぶっ飛んだ。 何の前フリもないんだもん。最近の娯楽映画はこんなのばっか。 物語の後半に説明があって、一応お話の辻褄は合わせてある。 主人公も何か苦悩はしているようなんだけど、設定があまりにも破天荒すぎちゃって、 ただもう苦笑するばかり。ストーリー云々という以前に、完全にキャラと映像を見せることに 重きを置いて作られた作品ですな。まあ、笑わせてくれたからいいや。[地上波(吹替)] 3点(2011-08-13 05:48:49)《改行有》 79. バス停留所 映像がすごくきれい。修復はしているんだろうけど、 とても昭和31年に作られたものとは思えない。一応ラブコメというジャンルに入るのかな? でもラブストーリー色もコメディー色もあまりないし、グッとくるような見所もない。 マリリンはあくまで二番手、男優さん中心のお話なのだが、この主人公、猪突猛進・自己中・強引、 しかも異常にテンションが高いキャラで、最初から最後まで騒ぎっぱなし。落ち着いて観れず、 イライラしてくる。もう一つ気になったのは、引きの映像がやたら多いこと。 カメラが寄ってもせいぜいバストアップまで。ようやくラストでマリリンのアップ顔が見れたが、 化粧の上からでもかなり肌が荒れているように見えた。この頃の彼女は私生活でもいろいろあり、 演技派女優に転身したいと迷走していた時期で、結果的に本作では中途半端という感は否めない。 マリリンの魅力を堪能したいのなら、やはり有名どころのタイトルを鑑賞した方がいいと思う。[DVD(字幕)] 3点(2011-08-13 04:56:08)《改行有》 80. パーフェクト・ゲッタウェイ ハワイの島を舞台にしたサスペンス作品。 登場人物が少なく、場面もあちこちに飛ばないのでとても判り易く、 すぐに物語に入っていけるところが長所。短所は登場人物が少ないので、 すぐに犯人の目星がついてしまうこと。鑑賞者をミスリードすべく、 シナリオの懸命な作りこみはわかるんだけど、必然性を感じさせないシーンも多々あり、 返って首を捻るような部分も。ハワイの風景がとても美しく、 観光旅行をしているような気分になれて、全般的にそこそこ楽しめた。[DVD(字幕)] 3点(2011-08-13 03:28:07)《改行有》
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