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プロフィール |
コメント数 |
577 |
性別 |
女性 |
自己紹介 |
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1. バッド・ジーニアス 危険な天才たち
《ネタバレ》 面白い。想像していたものと違っていたが、良かったと思う。世の中舐め腐ったお子ちゃまたちが、悪知恵だけを駆使して難関受験を集団で乗り切る、みたいなのかと勝手に思っていた。タイ映画というのも観たことないし、あまり期待していなかったんだけど、これも想像を反して洗練された作品でした。
悪知恵といってもカンニングペーパー持ち込むとかそんな小賢しい作戦ではなく、主人公の勉強頭脳に全て掛かっている、というもの。ピアノコードにバーコード、スタイリッシュなカンニング大作戦は、そうやすやすとは行きません。涼しげな顔した天才少女が、冷や汗を滲ませ、鉛筆で嘔吐と、なかなかヒリヒリさせられる。しかしカンニングだけに終わらず、協力者の男子も紆余曲折あったりでストーリーを盛り上げる。バカップルや他の生徒も善良ではないが憎めなかったりするので、なぜかハラハラしながらもこの犯罪を応援している自分。たかが高校生のカンニングが、ここまで立派なクライムサスペンスに仕上がるとは想像以上でした。お父さんが最初から最後まで間違ってなかったのも、本作の良心として光っていた。[インターネット(字幕)] 8点(2024-08-21 14:48:47)(良:1票) 《改行有》
2. バーフバリ 王の凱旋
《ネタバレ》 お金を掛けたド派手なアクションで、興行的にも成功したということで、ずっと気になっていたインド映画。伝説誕生と王の凱旋、2本で1本として評価します。ミュージカルパートは、一体私は何を見させられているんだと、こっちが恥ずかしくなるような甘いシーンを、髭の濃いオッサンが恥ずかしげもなく歌って踊っている。その歌はもちろんインド特有の独特なメロディラインで、呪文にかけられたように癖になります。そんな感じで視聴者の洗脳は完了。で、アクションの方ではクドいまでのスローモーションとスピーディな動きの連続技が目まぐるしく、個性的な戦術はそんな馬鹿なと思いつつ、痛快極まりなくワクワクします。髭のオッサンたちはみんな同じようなお顔立ちで最初はやや混乱しますが、登場人物の名前と顔が一致さえすれば、もうその映像スペクタクルを楽しむだけ。女の人たちは皆もの凄く美しく強く、魅力的です。アヴァンティカが出てこなくなっちゃうのがやっぱり物足りないですね。生活に行き詰まりを感じたときに頭空っぽにして観たい、ストレス解消映画としてオススメ。そして観終わった後は、「バーフバリ…」とつぶやいてみる。そこまででこの鑑賞タイムはしっとりと完了いたします。ナマステ。[インターネット(字幕)] 7点(2022-10-19 12:45:08)
3. パターソン
《ネタバレ》 バスの運転手さんパターソン君の規則正しいルーチン生活と、その周りで生活する家族や仲間、通りすがりの見知らぬ誰かと交わる一瞬の日常。ただそれだけなんだけど、何とも心地よい作品。平凡な生活と、稀に起こるちょっとした出来事の間をちょろちょろと水のように流れるパターソン君のしたためる詩。秘密のノートに根気よく記したその詩たちは、一瞬にして滝の如く流れて行ってしまいました。また一滴ずつ集めて、激流の滝にしていってください、パターソン君。[インターネット(字幕)] 7点(2020-07-24 11:54:03)
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