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プロフィール
コメント数 900
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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1.  ハケンアニメ! 《ネタバレ》 『バクマン』実写アニメ製作バージョン、ですね、一言で言うと。 映画の監督というと、他者の原作を許諾を取って映画化する監督と、自分の作品を映像化する監督とがあると思うんですが、今回は後者のタイプ。その同タイプの監督二人が同じ放送時間の枠で成功を争う。監督は自分の世界を実現するために、視聴率・視聴者・スタッフ・売り込み方・会社の方針・本音と建前の壁などに悩まされます。 作品の産みの大変もさることながら、やはり大変なのはスタッフの統率というか統一性。この映画では「監督は自分の世界を具現化するためにおれらを使ってくれればいい」的なことをスタッフ自らが言ってくれるありがたーい世界ですが、当然のように現実ではそんなことあんまないでしょう。仕事に誇りがない人、誇りがありすぎて融通の効かない人、そのどっちでもない人など様々な人たちとチームを組んで一つの作品を作らないといけない。そんな大変さを見せてくれる映画でした。現実はこれよりひどかったりこれより楽だったりすることもあるでしょう。しかし漫画や映画などの芸術作品で、かつ商業作品を制作するにあたり、理想と現実のバランスを考える難しさというものを感じました。 個人的にはどっちのアニメもあんまり惹かれませんでしたが、どちらかと言うと『サウンドバック』のほうが面白そうでした。[インターネット(邦画)] 7点(2023-02-26 18:33:26)《改行有》

2.  花束みたいな恋をした 《ネタバレ》 どうしようもないくらい気があってどんなことでも共有できる…と思いきや劇場版『ガスタンク』やミイラ展は実はつまらなかったり内心引いていたり、それは好意を持っていた互いと互いの好きなものに気を遣ったに過ぎない。そういうことから回り始める恋愛関係。嫌いではないけど、あまりにも始まる時はうまくいきすぎてて、そしてダメになる時は典型的すぎて、なんだかいまいち感情移入はしにくい印象だった。 絹ちゃんはとても良い子だと思った。どれだけ蔑ろにされても麦のことを気遣い労ってあげて、でもどれだけ労ってもらってもどうしようもない距離感になってしまうということもわかる。自分だけのことではなく、相手も含めてのことだから。ただ、仕事を始めたことがきっかけであそこまで変わってしまうのかな。若いうちは、まああるのかもしれないけど少し腑に落ちなかった。 自分は、場所やタイミングにもよるがけっこう仕事は楽しむほうだと思っている。もちろんストレスを感じることもあるが、それ以上に仕事をしながら楽しめる時もきちんと存在する。仕事と家庭、家庭とそれ以外のプライベート、それ以外のプライベートと仕事、それぞれに使い分けや考えの切り替えは必要であろうが、若い彼にはなかなかそれは難しいか。ある意味じーさんのような達観を備えた自分のような人間ならなんとかやりくりできるのかもしれないが。 わかる部分もある。自分もあれだけ若いころ夢中になっていたゲームに全く没頭できなくなった。何がきっかけかはわからないが。でも、もし誰かが一緒にやってくれたらめっちゃ嬉しいけどなあ。絹ちゃんと楽しむ未来はなかったのだろうか。 そしてラスト、結局別れる二人。ファミレスで出てきた二人はまた展開が神がかり的に奇跡すぎてあり得なくてまた萎える。まあ、あんなことあれば嬉しいのは当然ですが。あそこまで一致したことは流石にない。 そして別れてさらっと次の彼氏、彼女が見つかる二人。そんなもんかなとも思ってしまう。 きっと、作った人のなんらかの思いはあったんだろうけど、いつもタイトルとのつながりを考えてしまいます。どこらへんが花束だったのかな、、?いくらでも会話に花が咲くからなのか、はじめは満開でも後々枯れていくからなのか。はてさて。。。誰か答え知ってたら教えてください。[インターネット(吹替)] 6点(2022-11-16 01:03:51)《改行有》

3.  HELLO WORLD 《ネタバレ》 少し先に他の方のレビューを拝見してしまいました。そっか、そんなに評価高くないんだな。京都ということと、あの青臭い感じが自分はそれほど嫌いではない。何故ならいまだに自分がかなり青臭いから。青臭い恋愛を信じ、青臭い展開をずっと期待しているから。だから、他人のそんな願望を鼻で笑うことはできない、ただそれだけ。 二人の「堅書直実」、どちらの感情も理解できる。高校生として今を生きる堅書直実も、過去に最愛の人を失い彼女を取り戻すために奔走する大人の堅書直実も。どっちの、どの行動にも共感できた。高校生の直実が、大人の直実をぶん殴るシーンでさえ、両方の直美の気持ちがわかるというのは少しおかしいかもしれないが。 ただ一点、分からないというかそんな伝え方ではダメだろうと思ったのは、「こうすれば彼女は好意を抱く予定だから必ずそうしろ」というシーン。当の高校生の直実も違和感を覚えたようだが、純粋にその人のためにと思った行動に、こうすれば彼女が好意を抱くから、という打算が生まれた時点でそれは彼女の気持ちに対して不純物となる。そうなった時点でそれは同時に利己的な面を持ち、自己のためにそんな行動をしたいわけじゃないという葛藤が生まれ、彼女が純粋に好きであればあるほどその行動に躊躇いが生じる。大人直実はそんなこともわからなかったのかな。誰かが誰かを愛する気持ちを最強だかなんだか知らんが「マニュアル」なんかに支配されたくはない。そんな気持ちは強く感じた。 でも一方で、 マニュアルだろうがなんだろうが何にでも従うから、彼女と一緒にいたい。 そんな気持ちも自分にないかと言えば嘘になる。そのためなら、マニュアルくらい受け入れてしまうかもしれない。矛盾、ですね。 個人的に、単純に京都が好きです。特に京都市内。ラストで頻出する堀川五条、七条堀川、京都駅などは垂涎もの。学生時代いつも通っていた道で、すぐわかった。 通った道、というわけではないが伏見稲荷大社も、駅ビルの上層も出町柳も、懐かしい場所だ。 無限容量の記録媒体「アルタラ」。今聞くと何を馬鹿らしいって思うのですが、また何十年もしたら何をそんな当たり前のこと、みたいな感覚になるのかな。今の世界ですら、20年前には想像できている人はほぼいなかっただろう。電波は空を飛び回り、フロッピーの何千倍何万倍の容量のUSBが安価で手に入るこの時代だ。 そんな備忘録としても、このレビューがいつ書かれて、自分が何歳の時の話だったのかということが残っていて欲しいと思う。 映画のテーマとは違うかもしれないが、 『こんにちは、世界』 そう思える時はまだまだあるんだろうか。[インターネット(邦画)] 8点(2022-08-02 03:00:58)《改行有》

4.  バブル(2022) 《ネタバレ》 「人魚姫」を現代風アニメに作り直したらこういう感じになりました、と言ったところでしょうか。泡の発想も人魚姫のストーリーから取ったのかな。最近テレビを有機ELに替えましたが、めちゃくちゃ綺麗な映像にまずはびっくりしました。そしてパルクール、個人的にとても興味があります。そんなことに挑める年齢ではありませんが、SASUKEくらいならやってみたい気持ちはある(笑)そんな映像美とパルクールを中心に構成される作品の躍動感は見ていてとても楽しい。なんとなく見始めたのが、結果最後まで見てしまいました。 ただ少しリアリティに欠けるとは思いました。バブルの中の東京は捨てられたとはいえ一応中に人間は普通に入れるし生活も不可能ではない。バトルクールなるパルクール遊びに興じる少年たちの遊び場になっているが、全く大人の介入がない世界なんてそうそう簡単に手に入るものなのか?別に泡に入っても害はないとわかればいくらでも人は入ってきそうなものだ。「葬儀屋」under takerがその立ち位置を担っていたのかもしれないけど、もっと無差別に人の出入りがあっても良いんじゃないかと思った。 そもそもあれだけある泡の中でなぜあの泡にだけ意思があって、それが形を成せたのか、なぜウタはヒビキの前に現れるまで5年も待たなければいけなかったのか。ひびきのピンチに咄嗟に助けようとしたからなど理由はつけられると思うが、そこはみている側にスッと落ちるようなディティールが欲しいと思いました。 とまあ色々述べはしましたが、上述のようにこの映画の映像美と躍動感は単純に凄まじいと思います。それだけでも見る価値はある。そこに何を見出すかはその人次第だが、少なくとも私は心が洗われたし気持ちの良い見応えのある話だと思いました。[インターネット(邦画)] 9点(2022-05-24 14:34:54)《改行有》

5.  鳩の撃退法 《ネタバレ》 「失踪家族」「3000万」「偽札」「不倫」「裏社会のボス的存在」 それこそいかにも小説のネタになりそうなワードを使って小説を書く男の物語。彼はフィクションだと言い張るが、彼の身の回りで実際に起こっていることが小説の元ネタである。 BGMが良かった、まず。アクションとサスペンスを両立させるように高揚感を持たせながらコロコロ転がるような音楽が聴いていて心地よかった。 藤原竜也さんはこういう、才能はありそうなんだけど人間性的に終わってるキャラがなんだか合いますね。カイジの影響かな。ここのところまともなキャラで出演してる彼をみたことがない。skyのCMくらいか。映画じゃないけど。 視聴者も土屋太鳳さんと同じく、「で、この先どうなるの?」と思わせられる方向に持っていかれるんですが、結局あまりいい形で解消されることはありませんでした。なんで房州さんが3000万を彼に託したかはよく分からなかったし、小説っぽく描いているからか全体的に会話や流れが不自然というか過度にお芝居になっていると感じた。いくら映画とはいえ喫茶店で初対面同士があんな会話しないだろう。 そういう意味ではなんだか純文学のようなあり得なさを楽しむことはできたかな。こういう世界観自体は嫌いじゃない。ありえないとか言いながら、そういうことが起きて欲しいと思っている自分もいます。面白かったです。[インターネット(邦画)] 7点(2022-05-09 01:07:56)《改行有》

6.  阪急電車 片道15分の奇跡 《ネタバレ》 原作は未読です。 一本の映画にいくつものエピソードがあります。それはさしずめ、一本の電車に何人もの物語があるように。それらがゆるゆるっと絡み合って一つに出来上がっています。 冒頭の別れ話のシーンで、ああこれちょっと苦手なやつだなーというのが正直なところでしたが、そこからDV彼氏の話、おばあちゃんと孫の話、おばさんグループの話、軍オタの話、などなどそれぞれ単体でも面白い話でした。一つひとつはなんでもないよくある話なのですが、それがそれぞれの電車の中での出会いで変わってくるという設定がなんとも夢があっていいですね。自分にもチラッと経験がありますが、電車という不特定多数の人間が集まる空間の中でこういうことがあってもいいんではないか、そう思える映画でした。 これは地域振興の面もある映画なんでしょうか。他の方のレビューを拝見するに、この近辺や兵庫県を出身とする方々を多くキャスティングしているようで。それは出演された方々も気合が入ったでしょうね。中谷美紀さんは違ったようですが、それにしても地域縛りがあったとは思えない豪華キャスト。孫役が芦田愛菜さんと気づくのにけっこうかかりました。個人的には小林駅に行ってみたくなりました。ただ、なんだか無理矢理感のある関西弁が少し気になりました。地元の人がたくさんいるんだし、あのへんはもっとなんとかならなかったのかな。よその方言をナチュラルに話すって、まあ難しいんでしょうね。 このところ映画をたくさん見るようになり、特にコロナ前の映画を見るとなんだか無性に懐かしく感じます。当時はこんなことになると思っていませんでしたが、コロナが蔓延しておちおち気軽に電車にも乗れない日々が続くと、こんなふうにひと駅一駅進むローカル路線の旅とかに出たくなりますね。[インターネット(邦画)] 7点(2022-03-07 18:57:47)《改行有》

7.  パーマネント野ばら 《ネタバレ》 冒頭から子どもがないがしろにされてて嫌な雰囲気だなと思っていたら、最後も母を探す子どもの姿に癒され、大人には全く癒されない映画でした。下ネタで盛り上がる大人がいることは当人同士がいいなら別にいいのだが、小さい子どものいる前でそれを平気でする神経は全くわからない。しかも街ぐるみでそんな雰囲気なんだから。出てくる男は女たらし、電柱カッター、DV野郎、ギャンブル狂。それに再婚の報告を自分ではなく娘にさせようとするオッサン。唯一まともだった愛する男も亡くし、おかしくもなってしまうかもしれません。 まずタイトルが店名だったことに驚きました。「永遠のバラ」的な意味だと思っていたら頭のパーマのことだったとは。そして内容はそのタイトルから限りなく遠く、、、下品で粗野な田舎と、そこでの暮らしに疲れて壊れた女性の話。 良かったところは、あまり無い。なおこは素敵な女性だったけど、子供を愛せていない姿が少しショックでした。他の人たちについてはすでに上述した通り。 なんだかたくさん映画を見てるうちにどんでん返し系ラストにも免疫ができてしまいました。良くも悪くも慣れてしまったのかな。新しい発見が少なくなってきたことがなんだか寂しいです。[インターネット(邦画)] 4点(2021-12-04 18:08:53)《改行有》

8.  バイオハザード: ザ・ファイナル 《ネタバレ》 見始めてみるとなんだか見覚えがあり、おそらくリリース当初に鑑賞していました。でも結局どういうふうにシリーズが終わったのか記憶がなかったので改めて鑑賞することに。 ほぼ全ての人類を死に至らしめたTウィルスを根絶するため、始まりの地ハイブへ行くという展開。やはり一作目はとても好きで、あの場所でのバイオハザードがもう一度見れるとなると自然とワクワクしてきました。 ・・・のですが、崩壊寸前の施設という設定のせいか全体的に薄暗すぎて見えにくく、ロケ地効果も今ひとつでしたね。結局製作サイドはあのレーザー通路を使いたかっただけなのかな??さすがにここまでしつこく使ってくると食傷気味です。あれ、海外では評判いいんでしょうか。走るゾンビの標準化やワイバーンのようなゾンビなど、敵の形態も変わりすぎてなんだか別の映画のよう。 SFはもちろんフィクションなんですが、「現実にこんなことが起こったら世界はどうなるだろう、自分はどうするだろう」などと考えながら楽しむもので、その設定の部分を何でもありにしてしまうとどう楽しめばいいかわからなくなる。決められた設定をはみ出さない形にしてほしかったと思います。 まあもう完結なのでこれでおしまいなのですが。でも自分をSF映画好きにしてくれたりゾンビ映画を楽しませてくれたシリーズとして、このシリーズに感謝したいと思います。長い間ありがとうございました。[インターネット(字幕)] 6点(2021-12-01 12:37:08)《改行有》

9.  バイオハザードIII 《ネタバレ》 この『3』が前作までと違うのは、超能力的なノリが受け入れられるか受け入れられないかにかかっていると思います。ちなみに私は後者です。ゾンビや他のモンスターを倒すのはあくまで純粋なアクションで、スタイリッシュな形にして欲しかったですね。超能力て。まあそうでもしないとあのゾンビカラスの群れは全滅させられなかったのかもしれませんが、それでも超能力なしであれをなんとかする演出を考えて欲しかったな。 しかしカラスがありとなってくるともうウィルス感染は蚊とかそういうレベルまで気をつけなければいけなくなってしまいますね。もうだめだわ。人類絶滅。蚊とかハエとかがウィルスに感染して明確に人を襲い出したらもう防御不可能。ウィルスが外に出るってのは本来そういうことなんですよね。まあ映画でそれされるとつまらないので多分やらないと思いますが。あと、砂漠ならゾンビに対して塀を築くよりも、穴を掘ったらいいのではないかと思いました。ゾンビって目の前に穴があっても直進して落ちるんですかね、それとも止まるんですかね?これだけ実験好きな会社ならそれくらいやってそうだけどね。 一旦ここらで原点回帰してほしい気持ちもあるが、一作重ねるごとに大風呂敷を広げる引きエンディングを生業としているこのシリーズでは、回帰とか縮小化は難しいのかもしれない。対策だけに身動きが取りにくくなる典型のように思えます。そう思うとなんだか悲しいな。[インターネット(字幕)] 3点(2021-11-23 09:00:32)《改行有》

10.  バイオハザードII アポカリプス 《ネタバレ》 昔から10数回観ているのに、なぜかレビューをしていなかった『バイオ2』改めて観てみました。私はやはり『1』と『2』が好きですね。アリスが超能力を使うことなく、銃火器や格闘などの純粋なアクションが格好いいので。今回『3』も同時に観ましたが、 ※以下、『3』のネタバレにもなりますので未見の方はご覧にならないようお気をつけください。 アリスが火を操ってカラスを全滅させたり、怪物の触手を目の前で止めたり相手を手を触れずに吹っ飛ばしたり、、、そういうのではないんだよなぁ。そこらへんが明確に『2』までとそれ以降で違うところですね。 本作は、ジルの登場シーンやネメシスvs S.T.A.R.Sなど、見どころが多くとても気に入っている映画です。英語の勉強にも使っていましたが、表現も分かりやすくて良いですね。ゾンビ好きなら一見の価値ありの映画です。[インターネット(字幕)] 9点(2021-11-22 10:28:30)《改行有》

11.  ハチミツとクローバー 《ネタバレ》 そっか。これって少女漫画が原作なんですね。言われてみれば納得です。でもそんなにゴテゴテした少女漫画然としたものではなく、芸術家の卵たちの人生や作品に対する葛藤を見れた、っていう感じです。面白かった。 芸術品についてはよくわかりませんが、作品にひたむきに取り組んでいる人を見るのは好きです。この映画なら、はぐみさんがまさにそんな感じの人。ゴツいヘッドフォンで周りの音を全て遮断するようにしながら作品と向き合うあの姿は確かに魅力的でした。竹本君が一目惚れするのもなんだかわかります。森田君は天才肌という感じですが、アーティストというより旅人という感じ。一箇所にじっとしてるタイプじゃなさそう、人間関係も。はぐみさんとなんとか仲良くなろうして、実際少し仲良くなり始めた竹本君が、急速接近するはぐみさんと森田君になんとも言えない気持ちを抱くシーンはなんだか切なかったですね。ストーカーの真山君と、彼を好きな山田さんの気持ちだけはよくわからなかったな。とにかく相手が好きだという気持ちだけはわかりました。 抑えきれない、飲み込みきれない誰かが誰かを好きになる気持ちというものを見ることができました。この映画では若い男女の物語でしたが、いくつになってもそういうものを忘れずに過ごしていきたいものです。[インターネット(邦画)] 8点(2021-11-13 14:38:54)《改行有》

12.  パンとバスと2度目のハツコイ 《ネタバレ》 個人的には主演の二人どちらも態度がはっきりしないことが好きになれない映画でした。好きなら好きと言えばいいのに。元嫁がまだ好きとか言いながら別の気になってる女性と二人で会う男。気になる魅力的な男性と思ってるくせに「好きにならないで」と言う女。どっちも曖昧なままゆるゆると進んでいってしまうのがなんだか嫌でした。 もちろん個人個人で違うんでしょうが、私には恋愛ってもっと本能的で激しいものっていう感覚があるので、あんなに自分を出さない恋愛ってあり得るのかな、って疑問に思ってしまいます。想いはやはり、面と向かって伝えたいものだが。 映画はずっと平和的にほのぼのと進んでいって、山場という山場は全くない。強いて言えば最初にフランスパンを振り回す女性が出てきたくらい。そこで主役のふみが「なんであんなに人のことを好きになれるんだろう」とひとりごちますが、結局その言葉通り、最後まで恋愛に熱くなるシーンはなく終わってしまいました。 そんなに恋愛に感情的になる人ばかりじゃない、こんな恋愛もあるってことを言いたかったのかな。もう少し年齢を重ねれば分かるのかもしれない。もう私は40近いのですが、作中で20代半ばの二人のほうが熟年カップルのようでなんだか不思議でした。[インターネット(邦画)] 5点(2021-06-10 20:10:14)《改行有》

13.  半世界 《ネタバレ》 作中、綺麗な湾内に囲まれた牡蠣の養殖場が出てきました。見たことあると思ったら、昔住んでいた町の景色でした。出てくるものや場所がところどころ自分の記憶にある場所で、話の本筋とは全然違うところで見入っていましました。 話の中身はというと、田舎のにいちゃんたちがどんな風に田舎のおっさんになっていくかという過程を描いたような作品。ある場面では父になり、ある場面では職人になり、ある場面ではガキになり、ある場面では友になる。見栄えという意味では全然栄えない映像ばかりですが、同じような立場の男性からは奇妙なノスタルジーが感じられる映画だったと思います。 子供の変な人間関係はいらなかったかな。でもあれがあったから奥さんの初乃そん(=池脇千鶴さん)とのストーリーも仕上がったのか。自分もあまり良い学生時代を送っていないので、ああいうの見るとなんか見るに耐えなくなり不快感が止まらなくなる。いじめてるやつの家に、しかも両親揃ってる時に行くってどういう感覚なんだろ。わけわからんわ。 個人的には、備長炭作りにとても魅力を感じた。面白半分で書くのではないが、もし体験できる機会があるのなら是非やらせてほしい。実際に木を伐採するのとかは体力的にもたないかもしれませんが。釜に火を入れ、木を入れ、その具合を眺めながら少しでも良い炭を作りたいという職人気質の一端を垣間見たいと強く思った。家での自分と全く切り離された、炭と共にある別世界の自分。私にはこれも一つの『半世界』と感じられました。そう言う世界が欲しくてたまらなくなりました。[インターネット(邦画)] 6点(2021-04-16 22:01:06)《改行有》

14.  パラサイト 半地下の家族 《ネタバレ》 道路から半分下がった位置にあるこの家族の半地下の住居。それを見たらなぜか『マルコヴィッチの穴』の「7と1/2階」のことを思い出しました。あと『天気の子』の須賀さんの事務所兼自宅もこんな感じだったなーとか思いながら鑑賞を始めました。のっけからパラサイト全開。よその家のWifi乗っ取ったり、乗っ取ったWifiでメールチェックして動画見て、それでアルバイトして・・・。あんなふうによそのWifiに乗っかるってたまに日本でも聞くやつですけど、そういうのは韓国でも同じなんですね。そういう文化の相似点とか相違点を知られるのは面白い。 「半地下」で細々と暮らす一家の息子に、偶然息子の友人から紹介された裕福な家の家庭教師のアルバイトの話が舞い込み、それをきっかけに半地下一家は徐々にその裕福な家へのパラサイトを始めていく・・・といったあらすじ。息子→姉→父→母までの寄生ルートはうまく出来ていて見ていてなんだか爽快でした。元家庭教師のミニョクが言っていたように、奥様はとても「シンプル」。ずっとああいう恵まれた環境で暮らしてきた人なんだなと背景を推察できます。ややトントン拍子に行き過ぎるきらいもありますが、そこは映画なのでご愛敬。 カメラワークにもなんだか引き込まれました。引き込まれるようなところはだいたい物語としてはなんでもない、ただ携帯をいじってるところであったり階段を下りてるところであったりするんですが、なぜか見入ってしまうところがあり、世界観と合っていたんだなと思いました。 ただの寄生ストーリーから後半は元家政婦と地下室の男が深くかかわる展開になっていきます。個人的には、「有名建築家の家の隠し部屋」とか「そこに住んでる謎の男」とかそういう要素が大好きです。それがまた「パラサイト一家」ともうまくマッチしていましたね。純粋に面白かったです。[地上波(吹替)] 9点(2021-01-10 14:01:43)(良:1票) 《改行有》

15.  半分の月がのぼる空 《ネタバレ》 自分の知っている場所がロケーションに使われていたことから鑑賞。ロケ地を見ることを楽しみにしていた反面、ライトノベル原作ということで個人的には内容にはあまり期待していませんでした。 実際、病院を抜け出して女の子を原チャリ(?)に2ケツして、挙げ句事故るという展開に、「これもう最悪やん・・・」と序盤はだいぶ暗い気持ちになりました。 が、そこからの話の流れはとても良かったです。文化祭と劇のシーンも良かったですし、個人的にはその後の裕一(=池松壮亮さん)と里香(=忽那汐里さん)の母親のシーンが一番感動的でした。普通なら難病の娘をこんな風に連れまわす男に敵意を持って「娘に近寄るな」と言ってもおか しくないく らいの状況で、「娘を笑わせてくれてありがとう」と頭を下げるなんてなかなかできない。少しうるっときました。 そのあたりまでで確かに違和感がありました。「あれ?院長が違う・・・」とか符合しないことがちらほら。「なんか見落としてたかなー」くらいに思ってたら、なるほど。きちっと違和感は解消されました。心臓病を抱えた患者がいて、過去に心臓外科の名医と呼ばれた医者がいれば誰だって「そういう展開」だと思うところを見事に裏切ってくれました。騙されました。脱帽です。 その後後半は夏目医師(=大泉洋さん)の話が中心になってきますがこれもじわじわと効いてきます。アルバムを見ながら幸せな時とそれが終わる時をゆっくりと見せられるのは胸が締めつ けられます。特に、幼い赤ちゃんが寝てるそばで、どしゃ降りのベランダで倒れている妻を見つけるシーンなんかはもう・・・。 原作は未読です。それとはだいぶ違ったストーリーになっているようですが、とても良い映画でした。これを機にラノベも読んでみる・・・いやそれはないな。 あ、最後に阿部真央さんの曲も良かったです。[DVD(邦画)] 8点(2015-01-07 11:02:47)(良:1票) 《改行有》

16.  ハンガー・ゲーム2 《ネタバレ》 1作目のダメッぷりから逆に次作はどんなことになるのか期待して鑑賞。 その期待を裏切らない作品でした。ええ、期待通りひどかった。 前作で私が気になったり問題と思ったところは例えば以下のようなことでした; ・ゲーム開始までが長すぎる。 ・ゲーム中のオペレーターの介入(攻撃・妨害)ってアリなの? ・パドックやその他演出の意味は?それでゲーム有利になるの? ・次回作を匂わせる前に内容を何とかしろ。 とまあこんな内容だったと思いますが、それが何一つとして改善されてなかった。 すごいな、ある意味製作サイドぶれてない。強心臓だわ。 特に二つ目のオペレーターの介入は今作はかなりひどい。あんなのしてきたら出場者同士戦うどころじゃない。 これは前作のレビューでも書いた気がしますが、出場者同士の戦いが観客には醍醐味なのでしょう?? 運営が横やり入れていい気がする人はいないことぐらいわからないのか。 今回ちょっと出番が増えた大統領も矛盾だらけ。 カットニス(=ジェニファー・ローレンス)の人気を出させたくないのなら、それこそパドックなんてしなければいい。 わざわざ相手にアピールのチャンスをあげて馬鹿じゃないか、と。 歴代優勝者の中には「今後一切ゲームに出ない」と言っていた人もいるのに引きずり出したりとか。もうゲームの運営がグダグダなのがわかります。 よくこんな頭の悪い政府に本格的に暴動が起きないもんだ。それともこれが革命へのフラグなのか?だとしても雑。雑すぎる。[ブルーレイ(字幕)] 0点(2014-09-13 23:04:07)(良:2票) 《改行有》

17.  パッセンジャーズ 《ネタバレ》 「しまった前に観たやつだわ・・・」と途中で気づいてしまいましたがとりあえず鑑賞。その後でここ見たらどうやら前回はレビューを付けていなかったらしい。ちょうどいいということで、改めてレビューさせていただく。 まあオチがあれならしょうがないとは思いますが、とりあえずエリック(=パトリック・ウィルソンさん)や隣人おばさんがウザきもい。エリックは完全にただのストーカー。相手がカウンセラーなのをいいことに、相手の弱みに付け込んで迫ろうとするクズにしか見えない。極めつけは高いところが苦手な女性を屋上に連れ出す。これも相手の職業を利用して半ば無理やりにそうさせる。クレア(=アン・ハサウェイさん)が実際にはカウンセラーじゃなかったとか、そんな真相は抜きにして、ただただ不快だった。 同様の理由でおばさんは洗濯物勝手に集めるとか、まして去ろうとする相手を引き止めて長々話をしたり、男関係に探りを入れてくるとか本気で気分が悪くなった。不快感を催させる描写と言う狙いならこれはもうグレードAですわ。 最後に真相出して、上記に挙げたようなこれまでの不明点や不快点を「ああ、こういうことだったのか」と観客に納得させたかったのでしょうが、少なくともわたしにはそんな風には働きませんでした。 とまあ二度目の鑑賞にしてこのレビュー。恐らく前回も似たような気持ちで観ていたのだと思われます。そういうデジャビュに襲われましたので(笑) アン・ハサウェイさんとデイヴィッド・モースさんが好きだったから借りたのだが・・・、このチョイスは完全にミスだったな。反省。[ブルーレイ(字幕)] 2点(2014-07-13 02:10:06)《改行有》

18.  パシフィック・リム 《ネタバレ》 「B級だぁ・・・」一言でまとめるならこの言葉が一番しっくり来ます。 が具体的にレビューするなら、やっぱりB級の映画って日本語がテキトーなんですよね・・・。日本人を二人もキャストして、それなりに製作にも日本人が関わってるはずが何をどうしたら「よみがえました」とか「萌&健太ビデオ」とか明らかに間違った日本観にあふれた日本語が出てくるのか。日本人からしてみたらそういうのが出てくるだけで力が抜けるというか、真剣に見ていたのに肩透かしを喰らったような感触です。 マコ(=菊池凜子さん)も脈絡も無く日本語と英語を使い分けていて観るほうとしてはどっちでもいいのに余計な蛇足に感じる。もっと言えば、日本語がほとんど聞き取れない。劇場によっても違うのか、少なくとも私が鑑賞した劇場ではほとんど聞こえなかった。 なんだか最近流行のマンガを実写の映画に仕立てたやつを見てるようでした。で、そういうのは私の経験上総じて面白くないのですが。この作品も、人間対怪獣と言うコンセプトは「派手なものが見れそうだ」という視聴者の興味を引く内容ではありますが、最近はこんなのが多いので、二番煎じと言うか食傷気味という印象です。映像は綺麗なんですがね・・・。上記に書いたように、映像以外の粗はむしろ昔より多すぎる気がします。もっと内容が洗練されたものが見たい。[映画館(字幕)] 5点(2013-08-11 01:30:05)(良:2票) 《改行有》

19.  バトル・ロワイアル 特別編 《ネタバレ》 一世を風靡した、と言っても過言ではないほど知らない人はいない本作ですが、今回ようやく鑑賞に至りました。一昔前はそれほど売れていなかった俳優・女優(今は売れている)がたくさん出演しているという話も事前に聞いていたので、そういう楽しみ方も期待しながらの鑑賞。 観終わってみて、近年の猟奇系サスペンスの先駆けとでも言いますか、当時としてはすごいインパクトだっただろうなあと思いました。 この映画の内容は一言でいえば「不条理」この言葉に尽きます。作中のバトルにおいて公平性を保つためのルールだとかはありません。どんな手を使っても相手を殺して最後の一人になるために生き残る。それだけです。はじめに受け取る武器も人によってバラバラ。拳銃をもらってる人もいればフライパンの人もいたり。学校から出る順番もみんな一斉ではなく一人ずつ。先に出た生徒が待ち伏せして後に出てきた人を攻撃するメリットもあったり、まさに不均衡の不条理。 こんな設定で大丈夫なのかと思ってしまう映画なのですが、ゲーム前の北野武さん演じるキタノ先生の理不尽な暴力によりここまでの不条理ですら受け入れざるを得ない世界観を形成することができ、変な表現ですがストレスなく観ることが出来ました。 キャストは事前に聞いていた通り確かに豪華。いや今だから豪華に見えるのでしょうか。柴咲コウさんはじめ、藤原竜也さんや高岡蒼甫さん、さらには栗山千明さんなど見ていて飽きないキャストで楽しめました。こんなに大量のキャストを同時に展開させながらもそれぞれのキャラクターがしっかり立っていることがまたすごい。どんな子でも何かしらの個性やゲームに対してのモチベーションがありよくわからないやつが何となく死んだということはありませんでした。そこがこの映画はすごい。良作だと思います。[DVD(邦画)] 8点(2012-12-26 20:42:17)《改行有》

20.  ハンガー・ゲーム 《ネタバレ》 これは・・・宣伝しないと流行らんだろうな。とりあえず私が覚えてるだけのその「ダメ」と感じたところ、疑問に思ったところを羅列してみる。 ●選ばれた第12地区以外の22人全員がモチベーションが高すぎる。生存率24分の1の戦いに半ば無理やり選ばれて(そうでない地区もあるようだが)あんなに楽しげなのが信じられない。それとも他の地区は選出方法が違うのだろうか。それならそれで説明が不足している。 ●「ゲーム」前のパドックのような参加者への演出は結局何の意味があるのか。そこで得られたギャラリーの人気やポイントが「ゲーム」そのものにどこまで影響するのか。そのへんが全くハッキリしない。人気があればゲーム中にギャラリーから何かもらえたりするのかと思いきや、何かあげたのは「教育係」。じゃあ何故参加する意味さえ見いだせない「ゲーム」への演出をあんなに頑張らないといけないのか。無駄で冗長なシーンだった。 ●さて、いざゲーム開始。しかし全員を一か所に集中してスタートするため、開始直後にほぼ半数は死亡。1年に一度の見世物としてはあまりに雑な展開。 ●森でのサバイバル戦に突入。早速4~5人は徒党を組む。最終的にはお互いも敵になるはずで、いつ背中を刺されても不思議じゃないのになんという信頼感か、とても仲が良い。挙げ句みんなで一緒にご就寝。仲良いんですね。 ●↑と同様に第11地区からの少女ルーも何故かカットニスにまるっきり無警戒。敵であるはずのカットニスが気を失っていてもその治療をする始末。これどういう映画かわかってますか? ●ゲームも中盤。突然のルール変更。この時点でだいぶハードルが下がってるのでもうこのくらいはどうってことない。と思ってたらラスト、まさかの変更撤回。怒りすら覚える。 ●あくまで24名が殺し合う展開がこのゲームの醍醐味のはずなのに、終盤いきなりの猛獣投入。え、これで全員死んだらどうする気??ギャラリー達はこのゲームで賭けもしてるはずなのに、それこそ暴動でも起きないか?? ●以上、ここまでの長文にわたる不満・疑問を、140分というたっぷりと余裕のある上映時間で何も処理してくれなかったことが一番の不満です。次作の宣伝などしてる暇があったらもっと内容をがんばれ。 <追記> あまりにも不満点を挙げすぎてレビューの文字数の限界を超えてしまいました。おかげでだいぶ文章を削ってしまいました。[映画館(字幕)] 1点(2012-10-22 22:09:06)(笑:3票) (良:5票) 《改行有》

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