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1. パルプ・フィクション
《ネタバレ》 オムニバスストーリーっぽく見えて少しずつ繋がっているという話の作りであるが、各話で伏線が張られていて最後に一気に回収!というような胸のすく展開は無い。センスを感じるシーンがある一方で、見ていてダルく感じるシーンもある。話として面白かったのはブッチのストーリーかな。得物に刀を選んだあたりはニヤリとさせられた。
そんなに絶賛されるような映画には感じられなかったが、OPで流れるテーマ曲「Misirlou」がとてもカッコいいのでこのくらいの点数は付けても良かろう。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-12-29 00:15:49)(良:1票) 《改行有》
2. パーフェクト・ワールド
《ネタバレ》 名作一歩手前と言った感想です。
ブッチが警官隊に包囲されたシーンで、冒頭のシーンで映ったドル紙幣・お面・草むらが揃ったら「ああ、ブッチはここで死ぬのか」って思うじゃないですか。でもやたら引っ張るわ投降する素振りを見せるわで、「おや、一捻りあるかな?」と思わせておいて結局何も無い。撃たれ方も同監督の15年後の作品と同じで、なんとも釈然としない終わり方でした。
劇中ではタイトルが皮肉であるかのようにこの世界の不完全な面が描かれていますが、最後があれでは全部がインパーフェクト・ワールドではないですか。緊迫の説得シーンから投降へと続き、この不完全な世界でも正しいと思える道を進みたい、という終わり方だったら拍手だったのになぁと思ってしまいます。
少々終わり方にケチを付けましたが、道中のブッチとフィリップの友情は見ていて楽しかったですし、つまらない映画ではないですよ。[インターネット(字幕)] 7点(2017-12-03 21:04:02)《改行有》
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