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1. ハート・ロッカー
《ネタバレ》 当然、戦場に行った経験はないんだけど、一瞬、その場に居るような錯覚というか、現場を目撃しているようなリアリズムが感じられた。それは、単に、戦場を詳細に再現しているというだけでなく、雰囲気みたいなものだ。例えば、砂漠での戦闘シーンは、面白みとか、手に汗握るといった、戦争映画の要素がまったく欠けているが、実際の戦闘はこんな感じかもしれないといった納得感がある。人間爆弾の少年の描写や関係者を捜しに行くシーンなんかも、全体のストーリー構成からは必要性に疑問が出そうだけど、その違和感が、逆に現実の話として感じられる要因になっている。現在も続く悲劇を、感情を抜きにドライに見つめたような気分だ。[DVD(吹替)] 8点(2010-11-09 15:18:49)
2. パッチギ! LOVE&PEACE
評価が低い人のほとんどが、理由に事実と違っている事をあげているけど、少しがっかりだ。これは、歴史教科書ではない。同じように、日本人が好きな司馬先生の小説に対し、まるで鬼の首をとったといわんばかりに、事実と違っている点を指摘する人がいる。たとえ、そうだとしても、司馬先生の小説としての価値は変わらない。司馬さんが作った龍馬像への批判的な意見に対する黒鉄さんの言葉を借りれば、「ストライク、ボールの判定に興味はない」ということだ。これは映画だ。傑作のよびごえ高い前作をしのぐ会心の出来だよ。差別や家族の難病に苦しめられながらも力強く生きていく一家を、そのルーツを絡めながら描いている。前作に比べ、主人公達が大人になった分、キレまくっていた若いパワーが落ちたのは確かだが、分別と我慢が身についた分、情が全面に出てきた気がする。[DVD(邦画)] 10点(2010-06-07 15:17:00)(良:1票)
3. バック・トゥ・ザ・フューチャー
まあ標準以上は確かなんですが、これがベスト1というのが何と言うか、正直信じられなくて。良い作品ではありますがね。SFでありながら家族の話や友情の話であり、自分自身のルーツ探しの冒険旅行という所が共感を呼んでいるのかなあ。ハラハラの連続でハッピーエンドも良い印象すかね。犬も良い。[ビデオ(字幕)] 7点(2008-03-15 23:13:32)
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