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プロフィール |
コメント数 |
21 |
性別 |
男性 |
年齢 |
55歳 |
自己紹介 |
音楽業界の端くれに居ります。 1970年生まれ 茨城県出身 現在渋谷区在住。 tjの"t"はファーストネーム。 "j"は、敬愛するAntonio Carlos Jobimから来ております。
基本的考えは「ラストサムライ」に2点をつけたレビューに書いてあります。 お時間があればご笑読下さい。
さて近年、 古い 長い 白黒 無声 コンピューター使ってないからしょぼい という「哀しい」理由で 数々の素晴らしい作品を 味わえない、楽しめない方が多い という事態を憂いております
また 「OK!の最低ライン」が 供給する側も受け取る側も「明らかに下がっている」故の悪循環 という事実に アート、娯楽を供給する側として 大きな危機感を持っております
事態を打開すべく 自分が属する音楽業界で 自分に出来る事を細々とやっていきます
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1. 春の雪
三島由紀夫はかなり好きだ。
春の雪はスゴい作品だ。
月並みな言い方だが、いつも彼の描写力には圧倒されてしまう。
圧倒されながら、心地よく酔うのだ。
「午後の曳航」の最後の一行など、息を呑む。
高校生の時にの時に衝撃を受けた。
幼少からじわじわ作り上げられた主人公の複雑な内面。
相手が誰であれ、彼の真意が言葉や表情で語られるという事は少ない。
駆け引き、とも違う、あの微妙な距離感。
それを映像に表現する。
よほどの芸達者であっても、まあ無理というものだ。
できたとしたら、美しい奇跡である。
そしてここには、その奇跡は、無い。
テレビスポットの段階で、ある程度想像はついており、
その上で鑑賞。
この穿った態度を覆すものもまた、ここには、無い。
メリットはある。
原作が以前よりも読まれるでしょう。
四冊買う人も多いかも。
そこで酔って下さい。
是非。
[映画館(字幕)] 2点(2005-11-11 14:12:11)《改行有》
2. パール・ハーバー
やっぱり見る前から感じた通り、こういうやつはつまらんのだよなあ、こんな時間あったら他の観よう。という自分の「勘」具合を、時々、一応、再確認するためだけの作品のうちの一つ。
こういう作品とか、近年のドラマとかCM(!)の映画化モノとか、にですね、たとえ評価するためとはいえ、レンタルであろうと自分の金を払えるのがスゴいと思う。僕はとてもとても。金あまり? 爆。
新しいラーメン屋を試してみる、みたいな感覚か?化学調味料の店を旨い旨いと喜んで、デートに使うみたいなもんか?
こういうのに使うレンタル代の数百円は文庫本に使って、入場料の1800円はまだ観た事ない「評価高いんだけど、手エ出しづらい作品」レンタルするとかすれば、ちょっとは勘も備わって、眼が肥えて、作品の質も上がると思うんですけど。だって映画ってた~ッくさん作品があって、一生かかっても全部なんて観れないのに。
マニアじゃない人こそ、吟味した方がいいと思います。大きなお世話ですねはいはい。
こういうやつはテレビでしか観ません。手にも取らない。放映されるまで待ち遠しくもないし。で、よかったら儲けモノ、くらいなもんで。一応「食わず嫌い」しないようにしてますけどね。この手のいちいち手出せないなあ。話題作とかって、知人の家にあったりして、結構目にするけど、似たり寄ったりで、全部はチェックしませんけど。
まあ、8点以上の方が多いのにも「!!!????」ですが。
というか、世界で一番ヒットしたのが日本なんですか?
オオマイ菩薩...
小室哲哉はその昔、「Get Wild」作った時に、「さすがにまずいかなあ」と思ったところ、それがヒットして「なんだ、これでいいんだ」と悟り、あのような「事態」を招いたんですが。小室哲哉をブラッカイマーに置き換えると、私の申し上げる意味がわかるのではないかと思います。
「なんだチョロいな」と思わせちゃイカンですよ。[地上波(吹替)] 0点(2005-11-02 14:05:45)《改行有》
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