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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順123
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1.  ハウルの動く城 《ネタバレ》 これまでの宮崎作品に比べ、絵の感じが変わったように感じた。しかし主人公のソフィーは久し振りの正統派美少女で(すぐ老婆になってしまうが…)、オープニングの空中散歩の浮遊感には、涙が出そうなほど感動した。ストーリーは難解というほどではないが少々分かりづらくなっており、ラスボスと思われた荒地の魔女が、サリマンによって魔力を奪われてしまうくだりは意外だった(ただの婆さんになってからの荒地の魔女が笑わせてくれる)。マルクルやヒン(犬)、カルシファーの可愛らしさ、ハウルの格好良さ(キムタクが意外と健闘)など、キャラクター重視の作品となっており、メッセージ性やストーリー性を期待すると肩透かしを食うが、やや説教臭さを感じた『もののけ姫』や『千と千尋の神隠し』よりも、純粋に楽しんで観られる作品となっている。引っ込み思案で地味なソフィー(呪いをかけられる前から老婆のようだった)が、愛を知り、キスを贈るラストは清々しく、素敵だ。[映画館(邦画)] 8点(2010-07-20 19:45:27)

2.  母なる証明 《ネタバレ》 冒頭の奇妙な踊りから一気に引き込まれる。トジュンの母は、劇中、他の登場人物からも「お母さん」とか「おばさん」とか呼ばれている(韓国語で「オモニ」)。役名が「母」なのだ。これはちょっと深い。そして怖い。息子のためなら何だってする母。もちろん殺人だって厭わない。この展開は途中で読めてしまうが、それよりも怖ろしいのは、田舎警察のていたらくで、トジュンは釈放され、別のスケープゴートが逮捕されるところ(そして、逮捕された「彼」の顔を見た母は号泣する。「彼」もまたトジュンと同じような障害をもっていたから)。全てを見透かすかのようなトジュンの瞳。母はただただ狂ったように踊り続けることしかできないのだ…。 [DVD(字幕)] 8点(2010-04-27 23:34:35)《改行有》

3.  ハート・ロッカー 《ネタバレ》 意外な低評価に驚いたが、信頼するビグロー監督の作品なので、期待をこめて鑑賞。結論としては、オスカー受賞も納得の傑作だ(正直、『アバター』が受賞すると思ったが)。戦地での爆弾処理という精神崩壊ギリギリの状況で生き延びる唯一の方法は、「戦争中毒」になること。だからジェームズは、任務を終え帰国しても、また戦地に戻る。「子供たちが犠牲になっているから」などともっともらしいことを言っているが、それがただの詭弁であることは、人間爆弾にされた少年を知り合いの子供と勘違いし、ありもしない「犯人」を追跡したり、タンクローリーの爆破犯を独断で深追いし、仲間を負傷させたことからも明らかだ。彼は戦争をやめられないのだ。小便ちびりそうなほどヤバイ状況でしか生きていることを実感できない。ヘルメットを残して粉々に吹き飛ぶまで、彼は戦地を渡り歩くことだろう。そんな状況を作り出した「現代」、いつまで経っても殺し合うことをやめない「人類」。ここには、「反戦」などという言葉では片付けられないほどの逼迫した現実が描かれている。[映画館(字幕)] 8点(2010-03-08 21:06:55)(良:4票)

4.  ハッピーフライト(2008) 矢口監督なのでもっとハチャメチャなコメディを作ることも勿論できたのだろうが、かなりの情報量を詰め込んだリアリティ重視の群像劇に仕上げている。例えば三谷幸喜の『The有頂天ホテル』などは、役者の存在がうるさすぎて逆に焦点がぼやけた感じがしたが、こちらは程よい薄味で、大空港でのプロフェッショナルな人々の仕事振りを実に手際よく見せている。整備士や管制官やバードさん(!)など、普段知ることのできない「裏方さん」のプロフェッショナルな姿勢に、自分も同じ「働く人」として勇気を貰えました。[映画館(邦画)] 8点(2008-11-18 10:20:52)

5.  花とアリス〈劇場版〉 《ネタバレ》 蒼井優の魅力に尽きる!これを観たら惚れるよ。鈴木杏も皆が言うほど悪くはない。舞台裏でのスゴイ泣き顔が良かった。岩井俊二の作品では、珍しく不快感の残らない、徹頭徹尾メルヘンな寓話だった。[DVD(邦画)] 8点(2008-05-19 06:52:15)

6.  バトル・ロワイアル 原作未読。映画のみの感想だが、これは凄い。中学生同士が殺し合うという内容に、公開当時は国会をも巻き込む騒動になった。だが、蓋を開けてみればいつもの深作節全開のバイオレンス作で、言われるほどの不道徳な作品ではなかった。安藤政信と柴咲コウの有無を言わせぬ暴力性、疑心暗鬼から生じる灯台での死闘。タランティーノが熱狂するのも頷ける。ただひとつ、七原ばっかり何でそんなにモテるんだ!?[映画館(邦画)] 8点(2007-11-29 17:13:36)

7.  バイオハザード(2001) これもシリーズを追うごとにひどくなる映画の典型だが、第1作目は面白かった。きちんとゾンビメインで話が進むし、ミラ・ジョヴォビッチは若くて綺麗(おまけにヌードも披露してくれる。あの美脚にシメ殺されたいと思った男性諸氏も多いはず!)。ロメロ原理主義者も納得のオマージュに満ちた作りで、ポール・アンダーソン監督の現代的なアクション演出は切れが良い。また、『アバター』でも活躍しているミシェル・ロドリゲスを発掘した功績も大きい(あまりに存在感のある女優さんなので見せ場を増やしたそうです)。[映画館(字幕)] 8点(2007-07-27 09:20:35)

8.  半分の月がのぼる空 《ネタバレ》 物語の終盤、病院の廊下で擦れ違うヒロインと医者。医者が呼びかけると、振り返るヒロイン。…あれ?顔が違う。一瞬の間を置き、「あっ!」と気付く。勘の良い人ならとっくに気付いていたであろう時系列トリック。…やられました。ただの難病ものだと思ったら、こんな粋な仕掛けがあったとは!確かに、大泉洋扮する医者と主人公の少年はどことなく似ている(髪型とか)。これは思わぬ拾いもの。予備知識なしで観るのがオススメです(ちょっとネタバレしてしまったが…)。[DVD(邦画)] 7点(2011-04-05 21:47:59)

9.  博士の愛した数式 《ネタバレ》 「博士の記憶は80分しかもたないはずなのに、会話が続いていくのはおかしい」みたいなレビューが多いので、ちょっと一言。自分は認知症高齢者の介護に携わっているのだが、認知症の方は新しい記憶をなかなか覚えていられなく、30分前にしたことも、「体験自体」を忘れてしまうことが多々ある(「ご飯を食べた」とか「散歩に行った」とか「家族が会いに来た」といったこともケロッと忘れてしまう。もちろん症状には個人差があり、一週間前の出来事もきちんと覚えていたりします)。しかし、毎日同じことを繰り返し「習慣づける」ことで、記憶をある程度定着させることは可能である。博士の場合も、「ぼくの記憶は80分しかもたない」という記憶を、習慣づけの訓練により身につけたのだと思う。すぐ忘れちゃうからメモを取る、ということも、そうだろう。記憶に障害はあっても知能は普通(というか、博士の場合、相当高い知能があるはず)なので、そういったことも可能と思われる。ただそこに到るまでの努力と苦労は並大抵のものではなく、いくら習慣づけたところで、毎朝「ぼくの記憶は80分しかもたない」ということを思い知らされるショックは計り知れない。映画の中でそういった描写が足りないからと言って、「それはおかしい」と糾弾するのは、そのような障害に苦しむ人たちに対してあまりにも無遠慮なのではないか。無論、自分が普段接している認知症の方たちと博士の記憶障害が同一のものではないことを充分承知した上で書いています。長文失礼。[DVD(邦画)] 7点(2010-09-12 08:00:48)(良:1票)

10.  パンチドランク・ラブ 暗いとか暴力的とかいう批判が多いが、あまりそういう部分は気にならなかった(と言うより、むしろ主人公に結構共感できた)。アダム・サンドラーの映画にしては下品ではなく、淡々としてシュールな感じが好き。[DVD(吹替)] 7点(2010-07-13 07:12:20)

11.  ハイ・フィデリティ 洋楽には疎いので分からない部分も多かったが、現代版『アニー・ホール』といった展開は好感がもてた。観客に向かって語りかけ、何にでもTOP5をつけたがるJ・キューザックがGOOD。こういう男目線の恋愛映画は大好きだ。ジャック・ブラックの存在感が凄い![映画館(字幕)] 7点(2010-07-13 06:55:27)

12.  ハンニバル(2001) 《ネタバレ》 『羊たちの沈黙』の続編として観ると拒否反応が起こるが、全く別物として観ればかなり完成度の高い作品と言えよう。ハンニバル・レクターの悪の部分に焦点を当てており、パッツィ刑事殺害(腹をかっさばいて首を吊るす)と、「会食」での脳みそソテーは、普通の感覚の人が観たらトラウマ必至。対する大富豪メイスン(ゲーリー・オールドマン)のイカレっぷりも素晴らしく、前作の「バッファロー・ビル」に匹敵する変態だ。また、クラリス役のジュリアン・ムーア批判が多いようだが、演技面で劣っているとは思えないし、ラストのドレス姿はジョディ・フォスターには無理だろう(体型的に)。内容はただのB級ホラーだが、A級の監督と俳優によって格調高い作品となっている。最後にレクターが、ただの「いい人」になってしまっているのが残念。[DVD(吹替)] 7点(2010-01-13 21:05:48)(良:1票)

13.  パトリオット トンデモ映画の帝王エメリッヒ監督としてはいやに生真面目な作りだが、これはやはりメル・ギブソンの影響が大きかったのだろうか?ストーリー自体、ほとんど『ブレイブハート』と大差ないし、戦闘シーンの残虐性も同様。どっちかを観るなら『ブレイブハート』をお勧めするが、手斧片手に敵を皆殺しにするこちらも捨て難い。大作慣れしているエメリッヒらしく、3時間近い長尺を飽きさせることなく見せてくれるし、時々ホロッとさせられるシーンもある。まああまり深いことは考える必要もない映画なので、「強いよメル!すげえよ!」と感激したい方はとりあえず観て損はない。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2010-01-06 21:14:46)

14.  パブリック・エネミーズ 《ネタバレ》 この映画でひとつ残念なところは、『ヒート』や『アメリカン・ギャングスター』のように、捜査官(=追う者)とギャング(=追われる者)を描いていながら、〈パーヴィス〉対〈デリンジャー〉という単純な図式にはなっておらず、途中参加の老捜査官〈ウィンステッド〉が実質的な主人公になってしまうという、作劇上のバランスの悪さだ(史実だから仕方ないけど)。そこにまた、デリンジャーとビリーの恋愛模様が中途半端に描かれるから、尚更ややこしくなる。そしてこの長尺。実のところ3回は本作を観ているが、中盤のデリンジャー逮捕から脱獄までの間にいつも眠くなってしまい、気がついたら、逮捕されたはずのデリンジャーがシャバに戻っているという事態に毎回陥ってしまう。マイケル・マン監督は相変わらずストーリーテリングに難ありだが、銃器の扱いに関しては作品を重ねる毎に磨きがかかり、今回も全く惚れ惚れするほどの銃撃戦を展開してくれる。ちょっと甘めに7点献上。ウォーレン・ウォーツの『デリンジャー』と併せて観ることをオススメする。[映画館(字幕)] 7点(2009-12-15 07:43:00)

15.  ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 《ネタバレ》 前2作にあったフラストレーションを一気に解消してくれた作品。冒頭からいきなりキレまくりのハリー(いいぞ!)。展開もスピーディーかつ重層的で、前作までの「子供向け」という評価を覆す出来。個人的にはスネイプ先生が良かった。ハリーに魔法で吹っ飛ばされたのに、人狼から子供たちを守ろうとする姿に感動…。ハーマイオニーも一段と可愛くなり、私服が素敵だった。シリーズでは一番の出来。[映画館(字幕)] 7点(2007-12-04 22:02:43)

16.  バットマン ビギンズ 従来のバットマンは、主人公の影が薄いことが致命的だったが、若く端正なクリスチャン・ベールは、確かな演技力で魅力あるヒーローを演じている。共演陣も豪華で、マイケル・ケイン、モーガン・フリーマン、リーアム・ニーソンとオスカークラスの役者を揃えている。渡辺謙の扱いはちょっと…だが。リアル路線へのシフトチェンジも巧い。ノーラン監督の起用は成功だったと言えよう。自分もバットモービルに乗りたい![映画館(字幕)] 7点(2007-10-30 07:14:09)

17.  パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト 《ネタバレ》 肝心のストーリーが分かりづらい。というか、大した話でもないのに、妙に込み入った設定にし、大事なところを口頭で説明するだけなので、理解するのに時間がかかる。よって、あまり深いことは考えずに、ジャック・スパロウの活躍をぼ~っと観ていれば良いかと。クラーケンの映像は素晴らしいし、フルーツ串刺しや水車でのチャンバラなど、くだらないアクションシーンが意外に面白くツボにはまった。ラスト、バルボッサの登場にはビックリ![DVD(吹替)] 7点(2007-10-23 20:22:43)

18.  8月のクリスマス(2005) 《ネタバレ》 「従容として死ぬ」という言葉があるが、まさにそんな映画。やたらと悲劇を煽るような難病恋愛映画が横行する中で、この落ち着いた雰囲気は侮りがたい。これはもちろんオリジナルの功績だろうが、日本に舞台を移すことでうまくアレンジしている。俳優としてはほぼ素人の山崎まさよしと新人の関めぐみのフレッシュな顔合わせも実に良い。まさやんの音楽プロモとしても観る価値あり。[映画館(邦画)] 6点(2009-11-13 15:54:46)

19.  ハンテッド(2003) 《ネタバレ》 トミー・リーはいつも誰かを追いかけているが、本作はその極み。追跡のプロが、かつての教え子である殺しのエキスパートを追う。追う。追う。要するにランボーVSトラウトマンの構図。武器はナイフのみという潔さも良く、肉弾戦の醍醐味を味わえる(やや地味だが)。冒頭の戦場シーンと、女性キャラの登場などは不要かな。デルトロの死んだような目が印象的。ナイフはわざわざ手間暇かけて作ってないで、そこら辺のお店で買えばいいのに…。[DVD(吹替)] 6点(2009-10-20 19:44:31)

20.  ハロウィン(2007) 《ネタバレ》 どうしてもオリジナルとの比較になってしまうのだが、それというのも、ロブ・ゾンビ監督のオリジナル・リスペクトが前面に出てしまい、別物の映画として観ることができないからだ。やはり問題点は、マイケルの少年時代に時間を割きすぎた点だろう。オリジナル版ではその部分をあえて曖昧にすることで、マイケル・マイヤーズという殺人鬼に神秘性を持たせていたのに、それを「劣悪な環境で性格異常に育ってしまった少年」というありきたりなプロファイリングで落ち着かせてしまったのは何故だろう?また、皆さんお忘れかもしれないが、オリジナルの第一作では、ローリーがマイケルの妹だとは一切説明されておらず、そこに得体の知れないサスペンスを醸し出していたのに、ここでも、マイケルの狙いがローリーだと早い時点で明かしてしまったため、途中で殺される人たちの描写に意味がなくなってしまう(ただ殺されるために出てきたようにしか見えない)。キャスティングは凄いの一言。シド・ヘイグやダニー・トレホ、ケン・フォーレ(もちろんシェリ・ムーン・ゾンビも)といった「ロブ・ゾンビ組」は前作『デビルズ・リジェクト』から続投、更にマルコム・マクドウェルやウド・キアー、クリント・ハワード(『デビルスピーク』!)らが出演。実はいちばん驚いたのが、『ハロウィン4・5』でマイケルに付け狙われていた少女ダニエル・ハリスが、すっかり大人になり、おっぱい丸出しでマイケルにしばかれるところ(死ななかったようなので、続編にも出るかも?)。キャスティングを見ても監督の意気込みが分かるというもので、それがちょっと空回りしてしまった感が実に惜しい。[DVD(字幕)] 6点(2009-03-06 06:59:24)(良:1票)

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