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1. ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1
このシリーズの今までの作品とは違って、サスペンス調。
あまり面白くない。僕が思うに、ファンタジーとサスペンスというのは非常に相性が悪いのではないかと。何がどうなったら安全でどうなったら危ないかという、観客に緊張感を与える元になる設定が、完全に架空のものだからである。
だから我々は、箱が壊せなくて非常に困った、幻の剣が見つかってよかった、妖精が意外と強くて助かった、などの一つ一つのイベントを見終わってから、「そういうもんなのね」と思うしかない。途中経過でハラハラすることがない。
だがかといって、リアリティーを強めるとこんどは「ハリー・ポッター」ではなくなってしまう。ハリポタという名の下で観客に緊張感を与えるのは難しいのではないか、と僕は思う。[映画館(字幕)] 4点(2011-01-11 16:39:02)(良:3票) 《改行有》
2. バタフライ・エフェクト/劇場公開版
《ネタバレ》 けっこう面白いです。映像は安っぽくてテレビドラマの雰囲気なんだが、話が面白い。
よくあるタイムスリップ系ハッピーエンド話かと最初は思ったんだが、そうじゃなかった。誰かを救うと、誰かが不幸になる。のみならず、主人公含め主要キャラの人間性と人生がまるっきり変わってしまう。いくらなんでもそこまでは変わらんだろ(笑)と思ってたが、だんだんと、こんどはどんな風に変わるのか楽しみになってくる。最後のチェンジの一回前、日記も何もかも主人公の妄想だというセリフがあり、おっとこりゃやられたかな、と思わせるけどもそこからまた一回転があった。
何度チャレンジしても全員が幸福になることはなかったという展開は、人生の岐路で違う道を選んだとしても、それを根本的に変えることなどできない、というメッセージがあるような気がしないでもない。
7歳のアヴァン、神経質で根性が悪そうで、いいねえ。彼が影の主役だな。いちばん人生が変わっちゃうのはケイリーだな。あの豹変ぶりには笑ったよ。[DVD(吹替)] 7点(2009-08-02 13:04:50)(良:1票) 《改行有》
3. パーフェクト・ストレンジャー(2007)
《ネタバレ》 何ですか、宣伝文句の「ラスト7分11秒まで真犯人は絶対わからない」、あれに騙されて、とは言わないがあれのせいで最後まで見ましたよ。確かに真犯人は意外ではあるが、犯則気味。それまで主人公に感情移入するように描いておいて、実は彼女が犯人だったてのは。小説で言うと、一人称の語り手がいきなり「俺が犯人」と言うようなもの。そりゃ見る人、分からなくて当たり前だ。映像も全体的に安っぽい。日本で言うと2時間ドラマのレベル。最近金がかかってるアメリカのテレビドラマをよく見るから、特にそう思う。ハル・ベリーは色っぽくて好き。なので+1点。[DVD(字幕)] 5点(2009-02-28 19:01:34)
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2 | 2 | 3.28% |
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3 | 7 | 11.48% |
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4 | 16 | 26.23% |
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5 | 10 | 16.39% |
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6 | 8 | 13.11% |
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7 | 7 | 11.48% |
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8 | 5 | 8.20% |
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9 | 2 | 3.28% |
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10 | 2 | 3.28% |
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