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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ハサミ男 映像化不可能と言われた作品に果敢に挑むも、やはり映像化は不可能だったと証明したにすぎない作品。 大一番の驚きになるべきシーンはあっさり流されてしまい、むしろ21世紀に作られたとは思えない稚拙な描写の数々に驚かされる。 最後のほうはもはやグダグダで何をやりたいのかわからないトンデモ映画。[DVD(邦画)] 2点(2017-05-01 22:13:04)《改行有》 2. ハリウッド的殺人事件 テンポの悪いシュールコメディがだらだらと続き、最後はまさに"ハリウッド的"なアクションで解決…とほぼ見どころなしでした。 主演に大物を2人も起用して期待をあおる分さらに悪質。 つまらない、製作費はかさむ、出演者の品位が落ちる。誰にも何の得にもならない作品・・・というより、誰もが損する作品としか思えません。 [DVD(字幕)] 2点(2013-10-30 07:08:36)《改行有》 3. バニラ・スカイ 《ネタバレ》 初っ端から主人公の"夢"または"空想”を予感させる雰囲気丸出し。 ソフィアから急にジュリーに入れ替わった段階でそれが顕著に。 「えっ!夢だったの?」と驚く作品ではなく、どこからが夢なのか予想する作品だと思いました。 途中まで多少頭が疲れる流れでしたが、最後の種明かしは至ってシンプル大雑把。 一応、高所恐怖症や冷凍保存など伏線は回収しているものの、さほど人間ドラマはないので、どこか薄っぺらく感じるストーリーでした。 何と言っても、主人公に感情移入できないことにつきます。 自由気ままなプレーボーイが現実世界に戻るだけ・・・医療技術で顔は元通りにできるらしいというオマケ付。 そこに何らかの人間的成長をしたという描写は見受けられません。 最後のシーンにしても中途半端で消化不良。 何やら色々な解釈ができる終わり方・・・というよくあるパターンを使ったようですが、手抜きにしか思えませんでした。 生き返るのが150年後である以上、そもそも描写の選択肢などないはず。 最後のシーンはしっかり作れと言いたいが、おそらく陳腐になるので中途半端に流したのでは?・・・ちょっと意地悪にとらえすぎでしょうか(^^;。[DVD(字幕)] 4点(2012-08-16 09:12:04)《改行有》 4. ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い 《ネタバレ》 冒頭の電話シーンで何が起こったか期待させ、トラや赤ん坊が出てきたところでさらに期待させ・・・ 、と起承転結の「起・承」はよかったのですが、結局は単なる酔っ払いの強力バージョンにすぎず、ストーリーの組み立てにこれといった工夫は感じられませんでした。 ラストカットのカメラを見るシーンで、何か工夫があるのかとちょっと期待を抱きましたが、オチは弱すぎて消化不良気味です。 ハチャメチャ振りは面白かったですが、ごく標準的なコメディ映画という感想の域を出ませんでした。[DVD(字幕)] 5点(2012-05-04 22:13:45)《改行有》 5. バトル・ロワイアル 主役の藤原竜也自体が中学生なのか?という感じでしたが、山本太郎、安藤政信に至ってはもはや開き直っている感じ^^;・・・ただ、こういった存在により締まったと思います。 これが本当に若手ばかりのピーチクパーチクだったら目も当てられなかったでしょうから。 原作に描かれていた各生徒の個性が薄まってしまったのは、尺のせいで仕方ないでしょうから大目にみます。 こういう作品に、主張しているテーマとか小難しいことを当てはめるのは野暮だと思い、素直に衝撃的な内容を楽しみました。 基本的に衝撃のみが売りだと思いますので、先に作った者勝ちということで甘く採点。 こういった作品を二番煎じ的に作っても面白くも何ともないと思います。[DVD(字幕)] 6点(2011-01-29 12:15:46)《改行有》 6. バトル・ロワイアルⅡ 鎮魂歌 《ネタバレ》 初っ端から唐突すぎ・・・さすがにⅡだからいろいろ説明は不要ということでしょうか? 滑り出しの女性レポーターの段階で既にドン引き・・・緊張感のかけらも無し。 最初の部屋シーンがやたら長く、やっとバトルに入ったと思いきや無造作な戦闘シーン連続・・・むしろ序盤がまだマシだったということに気付きました。 それにしても生徒の無個性な描写が酷すぎる。また、大物俳優の無駄使いが凄い(贅沢すぎ)。 前作の殺るか殺られるかの緊張感という数少ない長所がバッサリ消えてしまいました。 箇所箇所でやたらに説教くさい会話が多いですが、元々前作はインパクトのみが売りでしたから、今更ごちゃごちゃ理屈は不要です。 細かい突っ込みしてたらキリがない作品ですが、中盤の藤原竜也が呟くシーン「俺間違ってないよな?」にあえて突っ込ませていただきます。 ←「間違ってますよ。選ぶ仕事。」 どうせならVシネマで作ればマニアックにⅢ、Ⅳ、Ⅴ・・・と続編が繋がっていったのではないでしょうか。 Vシネといえば竹内力ですが、最初は狂った猪木か?と思いきや最後は爽やか熱血教師・・・こういうの嫌いじゃないです。 長ぁ~く感じた2時間超の中で唯一救われました(面白い突っ込みどころという意味で)。[DVD(字幕)] 2点(2011-01-26 21:28:37)(笑:1票) 《改行有》 7. バンテージ・ポイント 表現方法は個性的だったが、それが面白いかといえばそうでもなかったです。 言ってみれば同じシーンを繰り返してるだけで、退屈に感じました。うまく工夫して時間軸を組み合わせた群像劇なら感服しますが、こういった単純な「巻き戻し」はどうなんでしょう。 また、こういった手法のみが目立って、肝心の内容が薄っぺらに感じました。普通のアクション映画以上のものはなかったと思います。[地上波(吹替)] 4点(2010-09-11 20:54:50)(良:1票) 《改行有》
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